漫画家の年収・追加
漫画家の収入が少しわかりました。
漫画家は5300人おり、
上位100人の平均年収は7000万円。
以下の5200人の平均年収は280万円です。
一位の尾田栄一郎の年収は31億円あり、尾田のチーフアシスタントは、年収一億円あります。
以前の記事にも書きましたが、漫画家志望者は日本に数万人おります。
小説家志望者も、音楽家志望者も、日本には数万人います。
芸能人のいちばん上層の年収が一億円くらいですので、
芸能人より漫画家の勝ちだといえます。
ビートたけしの総資産が40億円だったそうです。
漫画家の尾田は、一年でそれを稼いでいます。
尾田の年収は、一時期60億円という話もでていましたので、おそらく節税して31億円です、
追加です。
つまり、漫画家の平均年収は400万円ほどになるので、会社員とあまり変わりませんが、
上位100人は超お金もちです。
下位5200人は、会社員より明らかに貧しいです。
会社の中で本当に働いているのは二割だけだという説があります。
このように、本当に役に立つ仕事をする人たちは全体のごくわずかにすぎません
商品の質は決して売上とは一致しません。
だから、会社は、売上のでない部署を売上の出る部署の利益でおぎない運営することがあります。
漫画家のような収益体制は、市場原理を絶対とする新自由主義的な経済だといえます。
そして、日本の会社は、政府あるいは会社が強く介入して弱者を救済する保守的な(リベラルな)経済をしているといえます。
この新自由主義的な経済と、リベラルな経済を比べた時、
わたしの勝手な独断と偏見では、リベラルな経済の方が、消費者の消費が多くなり、経済規模は大きくな
ります。
規制緩和をどんどんやって、実力主義を推進する現在のアメリカ共和党を中心とする勢力は、
このように、極端な格差社会を築くことでしょう。
それは阻止しなければなりません。
漫画家が実力主義なことは別に否定しませんが、売れる商品を作って売っている人たちは、
会社全体のために奉仕している。
これが、会社員全体の消費をあげ、経済規模を大きくし、さらに、会社の利益を長期的には増やしていくのです。
これがあるべき、会社の姿だとわたしは思います。




