三橋貴明の主張するセイの法則は成り立たない
三橋貴明さんは、
セイの法則によって、公共投資という供給を増やせば、
供給に合わせて需要が増え、
公共投資によって消費が活性化して、日本のデフレは解消されると主張していました。
ですが、セイの法則が現実の経済において成り立たないことは、
三橋貴明さんのブログでも確認できます。
失礼ながら、三橋貴明さんのブログから無断転載します。2013年7月21日の記事からです。
>セイの法則そのままに、
>「日本で弁護士の供給を増やせば、訴訟という需要が増える」
> と信じていたのでしょうが、残念ながら法科大学院を作り、司法試験合格者を増やしても、我が国の>「訴訟需要」は増えませんでした。結果、供給過剰になった日本の若手弁護士さんたちが貧困化>しています(マジです)。
日本の弁護士の供給を増やしたのに、日本の訴訟は増えなかったという事実によって、
セイの法則は明確に破綻しています。
このように、セイの法則などという「供給を増やせば、それに合わせて需要が生まれる」などという企業にとって都合の良い現象は起こりません。
くれぐれも、セイの法則などを根拠に、公共投資を増やすなどという愚策は行わないでいただきたいものです。




