夢を追いかけることと現実の統計
過去の記事のコメントに書いたことのまとめです。
このわたしが目指している作家というのも、毎年作家になれる人は百人くらいしかいないのですが、
なれたとしても、平均年収200万円くらいだというのは覚悟しています。
日本には、小説家ワナビも、漫画家ワナビも、音楽家ワナビも、数万人おります。
デビューは毎年、数百人。
売れっ子になるのは、そのうち、十人いるかいないかでしょう。
音楽家になるには、
ギターを毎日、五時間弾いているくらいでなければ、とてもなれないらしいですね。
最近は、機械で作曲する人が増えてますが、
それをDTMというのですが、
DTMというのは、まだ高価でして。
安くても十万円ほどの出費は覚悟しないといけないみたいです。
安価なDTMが発売されると嬉しいんですがねえ。
高校時代、シューティングツクールで、作曲してみましたが、
サンプル曲のパクリと、アフリカ民族音楽みたいなもの、しかできませんでしたね。
大人になって、初音ミクを二万円で買ってみたんですが、やり方が難しくて、すぐ放り出してしまいました。
2ちゃんねるのDTM板の人がいうには、初心者がDTMを購入しようとしてたら、
とりあえず、止めるのが良心だろ、というようなことをいってましたね。
友人にいわせると、
会社につとめながら、趣味でやって、それで成功してから初めて会社を辞めるのが当たり前。
らしいです。
ええ、本当にそう思います。
まあ、わたしが退社したのは病気が原因ですが。
ただ、会社に勤めていた期間は、小説をほとんど書いていなかったですし、読んでもいなかったですね。
人生の流れとして無職になったわたしなりの社会貢献をできたらいいなあと思っています。
追加に豆知識を書いておきますが、
将棋のプロ棋士というのは、150人くらいしかおらず、
最低年収300万円。
上位三十人くらいは年収一千万円を超える高所得者です。
野球のプロ選手というのは、720人しかおらず、二軍でも最低年収700万円をもらっています。
ただし、将棋とちがい、野球は寿命が短いです。
もちろん、どんな無名選手でも、日本で最も将棋の強い、または野球のうまい、数百人です。
参考までに、東大には毎年3000人入学します。東大入学より難しいものです。
野球についていっておくと、
わたしはまったくの素人ですが、
本気で野球を目指すなら、今の子供が大人になる頃にはイチローのノウハウは常識で、レーザービームも当然です。
つまりは、野手といえども、投手と同じように全力投球してストライクゾーンに球が入るコントロールができること。
そして、守備のいないところを狙って打球を飛ばせることでしょうね。むかしのように、ホームランを狙って力任せにバットを振り回すだけではダメでしょう。
プロの第一線に出ようとしたら、さらに複雑な工夫がいるはずです。
中高生の頃からプロテインで筋肉を鍛えておくのも常識です。
筋トレは、第二次性徴を終えてからやった方がいいです。
小学校の頃に、あまり過度な筋トレをすると、全体の成長のバランスを崩します。
小学生の体育教育については専門家に聞いてください。
まったく知りません。
以上、ド素人の意見でした。
スポーツ科学については、もっとも詳しいブログはここでしょうか。
「肉体改造研究所」
http://www.know-dt.com/
まちがった筋トレをする人が非常に多いです。
筋トレには、訓練、補給、休養がすべて満たされるのがふさわしいです。
とありますねえ。
競馬の騎手というのも、儲かる職業でして、
背の小さい体重の軽いことが条件ですが、興味のある十代前半の方は調べてみるといいでしょう。
どんなダメ騎手でも、プロ騎手になれば、年収一千万円らしいです。
正直いえば、
ベンチャー企業のが労働条件は悪いのですが、
いちばんお金持ちになる方法は、芸能人やクリエイターになることではなく、
ベンチャー企業の社長になって、株式を上場し、株価が上昇したところを売ることです。
ベンチャーの社長が上場に成功した時は、百億円くらい儲かりますが、(根拠となるデータを見たことはありません)
芸能人は、ビートたけしの資産が40億円だったそうです。
事故を起こした原因は、株で失敗し、40億円の資産が10億円になってしまい、
おれなんてバカなんだ恥ずかしいと思って、死んでやろうと思ったからだそうです。
調べてみたところ、
起業者数は、平成二十二年で八万人くらいですね。毎年、同じくらいで推移しています。
ただし、廃業者の数はもっと多く、
起業に失敗した人がまあ、路頭に迷うことはよくあることみたいですね。
普通に生きて、普通のお父さん、お母さんになれたら、それだけで立派なことだし、
それはとてもたいへんなことだと思うようになりましたねえ。




