表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

魔王を倒してハッピーエンド?

妄想を文章にしてみた。行き会ったりばったりなのでシナリオのアイデアとかアドバイスとかくれると助かります

「これで止めだ!覚悟しろ!」


俺は、目の前にいる魔王に剣を振り下ろす。先ほどの戦いで、疲労している魔王は避ける事ができず、心臓を貫かれた。


「流石だ………………」


魔王はそう呟く。魔王の口元からは血が零れている。しかし、魔王は最後の最後で不敵な笑みを浮かべた。


「だが、お前は……すぐ油断する……」

「なにっ!?」


魔王の体は、真っ赤に光る。これは――


「砕け散れぇぇぇぇぇ!!」


――自爆だった。それに気付いたときには、俺は痛みすら感じる暇も無く、意識は遠のいていった。







意識が再び戻ってくる感覚。

生きている……のか?

あの自爆を間近で喰らったのだ。奇跡とでも言えるだろう。


『残念ながら、君は死んだよ』


誰かが、俺の考えを否定した。

しかし、俺は現に今意識がある。どういうことだ?


『ここは死後の世界、とでも言うのかな。死んだ後に、その人の人生を振り返り評価をつける場所、と言う方が正しいかな』


どういう事だ?

人の人生に評価をつけてどうするつもりだ?


『評価をして、新しい世界へと連れて行くのさ』


新しい世界?


『そうだよ。生まれ変わって、今とは違う自分で違う人生を送るんだ』


俺も、違う自分になるんだな。


『いいや、少し違う。本来の流れなら、既に君の記憶は消去され、新しい世界に送り込まれている。評価が高かったものは特別措置が施されるんだ』


俺は、俺の人生の評価は高かったのか?いろいろな人に守られてきたんだ。特に魔王の退治には何度も躓き、何度も支えられた。助けられてばっかの人生なのに評価が高かったというのか?


『ん~。本来なら秘密なんだけど、ここの世界の住人じゃ無いから特別に教えてあげるよ。評価の方法は、今までどれだけ《感謝》されたか、なんだよ。旅の途中で、君はいろいろな人を助け、感謝されてきた。そして、一番の功績というのかな。魔王を倒した事により、君の世界の人から多大な感謝をされたんだ』


そうか……。俺の世界の人たちは、感謝してくれたんだな……。


『さて、早速特別措置について説明するね』



 1.記憶を引き継いだ上での転生(3歳~4歳の頃に思い出すよ)

2.特別な能力をいくつか手にする事ができる。(君の場合は5つだね)

3.魔法ナイフ(持ち主以外使用不可。いつでも取り出し可能)



『この三つかな』


1と3はわかるが、2の特別な能力って何だよ?


『えー、それも説明するの?』


こっちは何も分からないんだよ。


『仕方ないなぁ』



 1.心眼:名称、能力、詳細を見る事ができる

 2.吸収:空気中から魔力を吸収できる。

3.狂化:一定時間、自分の能力を最大限まで引き出す。能力がきれると、しばらく動けなくなる。

4.記憶:見たり聞いたりしたものを忘れなくなる。

5.封印:1~4の能力は16歳の誕生日を迎えるまで使用不可。



『これでいいかい?』


ちょっと待て。何だこれは……。明らかに化け物レベルだ。


『よし、それじゃあ、またいつか会おう』


へ?ちょっと待てええええ!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ