表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/10

#1 落ちた理由は

午前10時。お疲れ様ですと気合いのみの挨拶をしてヨロヨロと車に乗り込みながら速く帰って寝たい~と思いながらエンジンをかけようとすると目の前が暗くなる。

貧血か?と思いながら暫く安静にして置けば良いやと目を閉じてみる。


数分後、目を開けたら大木に体を預けていました。周りを見ると木々が生い茂り正しく森又は山と言う状況。

うん。どないなことになってるんでしょうか?

またなのかな?

又なんですか~!!と頭を抱えて仕舞うのは仕方がないと思う。

うちの父方の一族は“能力者”と言うのを排出することが多かったりする。

外国語が習って無くてもペラペラとか虫と会話出来ますとか…能力的には千差万別だけど。その能力の中で、異世界渡りと言うのがあるため、該当者は力を使えるようになるまで、監視・救済措置がとられるが…

私は、能力なしで平凡と診断されているからそんなの付いていないし…

それでも一度、約10年くらい前に落とされた。

“世界管理者”と言う存在の娯楽のために。あの時も大変だったな~と思いつつ又、自力で“戻ら”ないとと精神を集中させ次元に残る“穴”を探す(一度目に血ヘド吐きながら覚えましたよ。ええ)

幾ら精神を集中させもても、“目”をこにしても“穴”らしきものが見当たらない。

意図的に又は自然に落ちてきた場合でも“穴”は出来ているはずだが…

異世界渡り?なにそれ美味しいの?見たいな感じになっている。どないになってますの?と明け勤務のない頭を抱えて悩む

しかも、一回目は排除しようとする力が強くて呼吸するだけで激痛が走ったんだが…その世界がに所属するものではない“異物”である私を弾き出そうとする力のせいなんだけどね…

そんな敵意が感じないんですが…

本当にどないなってますの~

と叫びたくなってきたその時、ヒラヒラと手紙が落ちてきました



開けてみると…

拝啓、飯田 三花さま。この度は、私ども管理の世界ソリッドにお越し下さり誠にありがとうごさいます。

一度、元の次元にお戻りの後、我が世界が貴方様の不在を寂しがり天変地異が…

その…。誠に申し上げ辛いのですが、改善のため、表向きの神子と貴方様を落としました。私どもの力足らずでスミマセン。


説明なしですみませんが、この手紙にて説明させて頂きます。

貴方様は元の次元には戻れません。その為、あちら側での貴方の財産は同等の物を用意しました。

身元保証はギルドカードに貯金はギルドに貯蓄していますなで、お近くのギルドで確認してください。(1ルーギが1円に相当します)

バックの中には、1日一袋補助されるパンと水が入っています。日常生活で必要な技術はバックに入れた取り扱い説明書に書いてありますので、読んでください。言葉は読み書きが出来るようにしていますのでご安心を

あと、お気に入りの寝具を入れておきました。明け勤務らしいので、その場で眠られても良いように結界を張ってます。

衣服はこの世界に合ったものにしています。替えも一応1セット(夏・冬用)を入れておきましたので確認してください。

では、良い一生を

追伸、あちらでは事故死扱いになってます




と爆笑してしまうような内容の文章が踊ってました。

バックを確認するとギルドカードと取り扱い説明書・パンと水が…夜勤用バックには寝具(毛布・タオル)と服が入っていた(明らかに二倍の容量なのに!!しかも余裕がある)

深く考えたくないため一度、寝ることにした。毛布を取りだし寝やすいところを探すと、シート?が敷いてあったのでそこで寝ることにした。

シートだと思い上がってみると手触りはシーツ。しかもベットのような弾力…。

うん。お休みなさい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ