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陸消滅

作者: 藤乃花

人々が暖房器具や冷房器具等を考えなしに使用した結果、南極の氷は勿論の事陸地迄もが熱さのせいで溶けだしてしまった。辺り一面広がる海を浮かぶ流木や何かほ残骸に捕まり、あらゆる生物体は未来を悲観する。これから先どうやって生きていこうか……様々な考えを巡らせるも、策が浮かばない。策は浮かばず、生き残りの生物体だけが海を浮かんでいる。風が吹いても、雨が降っても、雪が舞っても、生物体は震えながら、海を漂うしかない。ある日、生物体の耳に声が聞こえてきた。ーあなた方の行き先は二つ在ります……一つは空、もう一つはこのまま海に残ることです。どちらを選びますかー疲労が溜まり幻聴が起きているのか……皆はそう思いながらも、朧気な問いに答えた。「俺は空に行きたい……こんな寒い場所はもう嫌だ……!」「私はこのまま海に残るわ。魚もいるし、空に行く体力はないわ」空か海か、行き先が各々別れた末、空を選んだ生物体は、羽を授かり天使になった。海を選んだ生物体は、尾を授かり人魚になった。そして惑星には、天使と人魚の二種類のみの生物体が生き続けたという事。










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