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第三章(前半) 矛盾な助け

            1


「‥‥‥んだと‥‥?!」


信じられない物を見た。そう言いたげに春野はそう見開いた顔で吐き捨てるように言った。 


数秒前までは、火の一つ宿していなかったハズだ。その宮殿が今、業火にその全身を包まれていた。 


まさか、ラベスタントが決別のショックでーーー

その考えは春野の頭の中ですぐ断ち切られた。


ラベスタントには確かに炎の魔術を使える体質と技術は持っていない。


宮殿の中で大量の火薬を点火させたという考えも、そもそもそれだけの火薬を持っていたのかという不自然さと、火薬なら一瞬にして宮殿一帯が吹き飛んでいるハズだ。


ーーーそして、そう考えていられる時間と思考は宮殿を中心とした熱波の大波を前に吹き飛ばされた。


「ーーッ賦巳!!」


「ウオぁ!?」


行者台にいた賦巳に抱き掛かり、その勢いのままに共に地に転がった春野は目前となった熱波に向けて障壁ーーー十を超える『ウォール』を展開した。


激突。熱波は激しく『ウォール』を揺らし、露わになったままの大地をむさぼり食う猛獣のように抉り取った。


熱波は、威力こそは只者ではない代物だが、その波は長くは続かなかった。


「‥‥‥‥」


展開した『ウォール』を解除、膝を立ててから身を起こした春野は再び、燃え盛る宮殿に凝らした目を向けた。


「ぁ‥‥兄貴!早く逃げましょう!火が‥‥‥!!」


背後から掛けられた賦巳の言葉に辺りを見渡して見れば、先の熱波に不規則に立ち並んでいた木々の全てに火種が付き纏い、その勢力を上げ始めていた。


横転した馬車はその半身が完全に砕け散り、馬もこの火事場から一目散に逃げ出していた。


幸いに、今の火力では今すぐに逃げ出せば戦闘職ではない賦巳でも抜け道から逃げ出せる。


ーーーだから。


「一人で逃げろ、賦巳」


「‥‥‥ぇ?」


何か、嫌な予感がするーーー。


ただそれだけが理由に春野は掠れ漏れた声を出した賦巳を置き去り、燃え続ける宮殿に向けて身を飛ばした。


「兄貴ィーーーー!?」



宮殿周辺の事態は、たどり着いた春野が思っていた以上に酷かった。


辺りを照らす業火に包まれるその周辺の草むらには、内から熱で焼き腫れ上がったか、外から完全に焦がし尽くされた屍が燃え盛る宮殿から引っ張り出して生き残った人々が並べていた。


その屍に僅かに纏わりつく布を見るに、ただの従者もあれば、パーティーを楽しんでいた貴族のものでもあった。


その数、見ただけでは計り知れない。だが、これだけはわかる。


「‥‥‥女?」


いない。


それに気づいた春野は、転がる死体とそれらを燃え盛る宮殿から取り出す人々に目を向けた。


ーーーそのいずれかにも、あのラベスタントの姿はなかった。


「お嬢様ーー!!」「ラベスタント様ーーー!」

「ラベスタント嬢ーー!」


辺りでは、春野よりも早くそれに気づいていた従者や貴族の幾人かが姿見つからぬ彼女に声を掛けていた。


それらに、ラベスタントは応えない。


「‥‥‥‥‥宮殿この中‥‥か」


彼女は応えないのではない。応えられない場所にいる。


それを確信した春野は、目前で燃え盛る宮殿の屋上に忌々しい物を見るかのような目と口でそう呟いた。


あのラベスタントは、まだ生きているのだろうか。


ここから数キロ離れた森林にまでは被害を及ぼしたこの熱波の中に取り残されて、生きている確率はあるのだろうか。


ーーーーそもそも、なぜここまで来たのか。


「‥‥‥‥」


もし、仮に彼女が生きていたとして、助けたとしよう。


そしたらその後はどうなる?


やってもいない犯罪ことをつけられるかもしれない。あの女を生かしておけば、仲間が傷つけられるかもしれない。


ーーーなのに。


「‥‥‥クソっ‥‥‥‥考えられねぇ!!」


熱波に乾き切る大地を踏み砕き、春野は人々が救助を試みる、火が回り切っていない正面口から身を飛び込ませた。


「お、お客様!?」「川尻春野?!」


背後から驚きの声が向けられたような気がするが、今この場ではそんなこと感じている暇もない。


「ーーーッアッツ!!」


春野が思わず悲鳴を上げるほどの、外とは比べ物にはならない熱さ。


春野が両手にそれぞれ編んだ術式から温めの水流が噴出させるが、火に当たることもなくその場で発散音とともに蒸発した。


「《極み》!!」


辺りを包み込む業火とは違う銀色の炎。それが駆け続ける春野の右手に形作られ、黄金の剣身を持つ《大剣》となった。


頭上に現れたタイマーをよそに、春野は剣身と持ち手の間につけられた十の輝きを持つ円盤、その中の緑色の輝きに手を触れた。


「《鋭剣閃光大剣フルーレスパークカリバー》!!」


《大剣》に纏うようにして回転の速度を上げる緑色の渦を正面に打ち放ち、目前に立ち込もる業火の数々を吹き飛ばした。


その奥に存在していた階段に足をつけ、それが螺旋となっていることを確認した春野は一気に飛び上がった。


何十と渦を巻く階段を跳びぬき、天井が目前となったところで春野は手に持つ《大剣》を突き刺した。


「グッ‥‥あぁ!!」


勢いを無理に押し殺し、身を捻った春野は先に伸びる廊下を再び駆け始めた。


足裏を受ける廊下は、まるで下から熱せられた鍋のようにその高熱を体に伝えてきており、その熱さに耐えられなくなった所々では崩壊を始めていた。


天井から降ってくる炎を纏う落下物を輝きに宿る力で砕き散らし、春野はその足を止めることをしない。


ーーそして。


「ーーッ!ここか!!」


踏み砕く勢いで駆け続けていたその足を止め、【ラベスタント】という文字が書かれた看板が貼り付けられた部屋の前で春野は荒息をついた。


「オラァ!」


高く熱せられたローファーで崩れ始めていた木製の扉を破壊し、さっきまでの勢いで中に踏み込んだ。


「お嬢!‥‥女ァ!!」


声を荒く上げ、春野は辺りを見渡した。


荒く上げたその声に応えることもなく、姿を現すこともない。


ーーーーその前に、見つけた。


「お嬢、おいお嬢!!」


熱さで溶けたティーセットが並べられた机の下に、目を瞑って倒れ伏すラベスタントの姿を発見した。


抱きかかえ、その身を揺さぶってみるが、だらしなく首を垂れるだけで何も反応がない。


その顔をよく見れば、業火に照らされるこの中でもはっきりとわかる程に青白い。


「‥‥‥!」


酸素不足か。


部屋を逃げ出し、春野はその目前にある白壁を破壊し、せめてでもと酸素が入り込む場を作り出した。


「ラベスタント!おい、ラベスタント!!」


揺する。ただ、揺する。


何故彼女を助けようとするのか。この後、どうするべきなのか。それすら置き去りにして。


ーーー瞼が、開いた。


「春‥‥‥野‥‥?」


「ーーッ、気づいたかアマ。お前、よくここまで傷が少なくいられたな」


吐き捨てるように言葉を返した春野に、彼女は見開いた目を向けた。


助けたとはいえ、敵対関係であるがために掛けられた言葉に絶望したかーー。


「ッ‥‥‥春野‥‥ぉ‥‥」


「ぁ?」


涙を流していた。抱き支えられるラベスタントはその内で涙を流していたのだ。


ふるふると震えるごとに涙が溢れ、その内ラベスタントは垂れていたその両手を春野の首に回した。


「な‥‥‥んで‥‥っ」


「‥‥‥なんだよ」


涙をこぼし続けるその瞳の奥に不理解を宿して彼女は吐き出した。


「アタシっ‥‥‥‥あなたをッ」


「うるせぇ!!俺だってなんで助けたのか分からねぇよ!てめぇ生かしてもこちとら不利益しか起こんねぇだよ!‥‥あぁクソっ、人様にこれ以上迷惑掛けたくなかったら黙って抱きついてろッ!!」


悲痛な想いを真っ向から怒号で吹き飛ばし、何かを口にしかけたラベスタントを連れて、その火力をさらに増した廊下を駆け始めた。


(この状態じゃ空を飛ぶことも難しい‥‥‥なんとか一階まで降りるしかねぇ‥‥‥!)


歯軋むその顔の奥で思い切り、春野は足にもっと力を込めた。


ーーーその前に、人が降り立った。


「「ーーーっ!!」」


下段を突き破って姿現した人影。春野とラベスタントの目の前にスーツ姿の巨躯は、その厳顔をしかめるようなシワを寄せた顔を春野らに向けた。


この業火が宮殿を包み込む中で、春野やラベスタントならまだしも、ただの男が息も整ったままで立っていられる訳がない。ーーーつまり。


「さしずめ、この業火を起こした元凶か?」


「‥‥‥そうだ。さすがの動眼力と言えるな川尻春野」


厳顔にそう返され、春野は何か嫌な物を思いついたようなしかめた顔で。


「‥‥‥さしずめ、国の関係者か?」


「違う。ーーーー俺は、魔王軍第二幹部、究極完全生命体、ガルガ=インフィンテだァ!!」


歯を剥いた凶笑で名乗り上げ、インフィンテは己の身を包み込むようにして肩を抱き、内側に隠れていたその醜態を晒した。


肋骨が突き出た胴、自身の顔ほどあるその肩につけられたぎょろつく目玉、全身を包む青い鱗と濁った黄色の体、鮫のように変化した四つ目付きの顔。


「‥‥‥その体までは完璧にできなかったのか?」


「クックック‥‥‥そう軽口を叩いていられるのも今のうちだ‥‥‥もっとも、私に与えられた命令えもの彼女おまえだが」


「‥‥‥‥!」


睨むような凶笑にを突きつけられ、胸元に抱かれるその顔は青ざめ、自然と春野を握るその手に力が入る。


それを感じ取り、春野は数メートルという距離だけを間にしているインフィンテを見据えたまま。


「‥‥‥女、戦えるか?」


「‥‥‥‥ごめんなさい。さっきの爆発で体に力が入らなくって‥‥‥」


「‥‥‥ま、そんなもんになってるとは思ってたが‥‥‥」


弱々しく、逃げるように発せられた返声に春野は嘆息し、ラベスタントを火の手が少ない廊下の隅に彼女を降ろした。


「‥‥‥戦ってくる」


「そんな‥‥‥!待ってッアタシもーー」


「取り込みをしている暇は、残念だか俺には科せられてねぇんで、さっさとしてくれねぇか?」


そう言って四つある腕をすくめたインフィンテは、春野の頭上に浮かぶタイマーに嘲りの視線を向けた。


「あと一分‥‥‥そんな時間だけで俺を倒せると思ってんのか?」


「‥‥‥‥チッ、知ってやがんのか」


「全ての街に魔王軍の情報網スパイはいるーーー死に際の土産として取っておけや」


餌に食らいつく鮫のようにインフィンテは牙を覗かせ、前に突き出した四つの手の中心に橙色のかがやきを作り上げた。


目を鋭く細め、春野は己のかがやきの最高峰、【ぎん】の輝きに手を当てーー。


ガァアゴォオオオオオッッッ!!!


「なっ‥‥!?」「ぐぅう!?」「きゃああ!」


下から炙られ続けた宮殿の上階がついに限界を迎え、春野とラベスタント、インフィンテの間に入り込む形で亀裂が入り、宮殿が崩壊した。


「ぐぅうううう!!」


鮫の顔に隠れた口で歯軋り、インフィンテは崩落直前の床を踏み場として業火の奥に姿を消した。


「ーーーーッ!!」「春野ぉ!!」


崩落の直後、下から吹きでるように破裂した業火の爆発に二人は身を吹き飛ばされ、業火の手から運良く逃れることができた。ーーーその先が、百数十メートル先を地面とした所でなければ。


空中術式ふゆうは足に付け、術式を発動させることで初めて空を飛ぶことができる。


一応、春野は足から魔力マナをジェット噴射のようにして吹き出すことは可能であるが、それは短時間での話だ。しかも、体力を消費した今の状態ではそれすらも厳しい。


「‥‥‥ちくしょう‥‥ッ」


ラベスタントを抱きかかえたまま、春野はどうすることもできずに落下する。


迫りくる地面を睨む視線で見て、春野は心底嫌そうな顔で歯を鳴らした。


このままラベスタントを抱いて地面に叩きつけられたら、戦闘職のステータス持ちの春野といえど体は砕け散るだろう。《能力》を発動出来無いラベスタントなら尚更。


だが、何か別のモノで先に地面に叩きつけさせ、衝撃を幾分か和らげれば砕け散ることだけはない。


そのあとの治療なりは、下で負傷者の治療に回る彼女ラベスタントの医師に任せればいい。


「ラベスタント、できるだけ俺の体に包まれ!」


「川尻春野!!」


有無を言わす前に春野は自身の胸元に彼女の体を押し付け、己の身も縮ませた。


距離、十数メートル。そこで春野は展開した。


「【ウォール】ッッッ!!!」


迫る地面に向けた視線から放たれた十五の障壁は、一瞬で砕け散り、それでも甲高い音を高く長くその場に響き渡らせ、散った。


            2


頭の中が空っぽのような、そんな感じをあのとき感じた気がする。


「‥‥‥‥ぁあ」


気だるいように呻きを上げた春野は、しばらくそのまま寝転がっていたあとに、ここがあの業火の渦の中にいないことを理解した。


寝転がっていたのはいつも睡眠に使っているベットよりは清潔感がある真っ白のベットだ。


春野含めてそれらを囲むこの部屋も白い。病室、ということに春野は細めた鋭目の奥で理解した。


ベットから起き上がり、部屋につけられた窓から外を覗いてみれば、幾度か世間話で関わった主婦や遊び回る子どもたちが街にいた。


「‥‥‥‥スタンダードか」


口端を上げ、春野はしばらくどこか懐かしい風景に想いと視線を寄せているとーー。


「‥‥っと」


細めていた瞼を弾き、春野はベットのそばに掛けられてあったお馴染みのロングコートを身に纏って病室をでた。


ーーー街の風景に紛れ込むようにして、二人の仲間の姿が見えてーーー。



「どうだろうかな、目覚めていると思うか?」


「私個人としてはあんなチンピラ放おっておけばいいと思いますが‥‥‥」


「そんな事を言って‥‥‥大体彼の出所の時君も心配そうに来ていたではないか」


「ーーーっ!」


体の大半を包む桃色の毛皮を逆立て、婢女華はプイっと苦笑を浮かべる白蓮から顔をそらした。


それを見て白蓮はいつもは見せない少し明るさを宿した微笑を浮かべて、視界に移り始めた病院に不安を宿した。


春野が入院した時は彼の状態は酷い物であった。


昏睡状態に加えて脳に酷いダメージ、最悪の場合、基本的な行動でさえもできなくなるかもしれないとのことだ。


「ーーーむっ」


自然と、刀を握る右手に力が入ったが、病院正面入口にもたれ立つ人影を見て、白蓮は苦笑と共に肩を降ろした。


「‥‥‥さっきまで心配をしていた身にもなって欲しいな」


「だが、心配は体心共に良くねぇって言うぜ?すぐ安否確かめたほうがいいだろ?」


そう笑いを飛ばしてきた春野に白蓮と婢女華は駆け寄った。


「体の調子はどうですか春野」


「‥‥‥さっき医者から聞いたが、血が出すぎたこと以外は大丈夫だってよ」


そう言って春野は頭に巻かれた血の滲んだ包帯に手を触れた。それに白蓮は声を飛ばした。


「傷が痛んでいるというのに無駄に触るな。さらに痛むぞ」


「うるっせぇなぁ‥‥‥気ぃ使いすぎだ」


頭を搔き、春野はどうしようもないと言わんばかりに顔をそらした。


そんな春野の態度に白蓮はさらに抗議を続けようとーーー。


「っと‥‥そうであった。君に、彼女から手紙を預かっていたのだ。」


「彼女?」


眉をひそめ、春野は顎に手を当てたがすぐにその顔をしかめた。


「捨ててもいいぞ」


「そうは言うな。これは感謝の手紙だ、読んであげたほうが彼女も喜ぶだろう」


そう言って懐から取り出した紋章付きの手紙を春野に渡し、春野はシワを寄せた顔のままその封を解いた。


ーーー春野ヘ。

お怪我は大丈夫でしょうか。私はその手紙が貴方に読まれるかどうか、私の事を覚えているかどうかも不安です。いずれか、貴方の状態がよくなりましたら貴方に質問と、伝えたいことがあります。どうか、ご返事を。



「‥‥‥無意味に丁寧に書きやがって‥‥‥」


現在こちらは宮殿の修復を急いでいます。できれば貴方の所に毎日でも行きたいところですが、お父様に止められております。私はそうではないと信じたいのですが、この襲撃は貴方が起こしたのではという考えを持つものがいるのです。父も、その一人です。きっと、こんな不甲斐ない私を怒ることでしょう。せめて、その怒りは私から来たときにまで。

        ラベスタント=スペルチールス



「‥‥‥‥‥ふざけんなよ」


それを持っていた手でそのまま手紙を握り潰し、引き裂いた所で再び一つの塊にし、道路脇の溝に投げ捨てた。


「春野‥‥‥」


白蓮と婢女華の悲しげな、何か言いたげな視線と言葉に背を向け、春野は二人からも病院からも離れた。



ーーーー決して、俺はこんなことをしたかった訳では無い。




特技・趣味


川尻春野  ハーモニカ(マジウマ)・賭けイカサマ・ホームレス助け(老人限定)・カラオケ(滅多に歌わない)

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