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第三戦:風の者VS闇の者

ヒュンッ 

小十郎が覚悟を決めた刹那、何処からともなくクナイが飛んで来た 


キンッ

そのクナイが影虎の湾曲矛を弾く


小十郎が目を開ける…

「何だ…」


「よぉ、小十郎

随分久しぶりだな」


「お…お前は…




風魔…



゛風魔 才蔵゛か!!」


「憶えてくれてたか



嬉しいぜ」


「あなた達…誰か忘れていませんか!?」

影虎が今にも声帯が切れそうな地を這う野太い声で言う



「あぁ、失敬失敬… 




お前なんて眼中にないから忘れてた」

才蔵が笑いながら言う



ブチッ

影虎の何かが切れた音だ


「貴様…貴様〜!!」


影虎がさっきよりも野太い声で言う


「何?



やるの?」

才蔵が余裕の表情で言う 

「うおぉぉぉ〜!!」


ガンッガンッガンッ


影虎が湾曲矛を何度も何度も才蔵に振り下ろす 


「弱い、弱い




お前、その程度?」




「そんなぁ〜」

影虎が恐れおののく



「終わりだよ」

才蔵が背中の鞘から忍者刀を取り出す




「やめて…







やめてくれ〜!!」




その瞬間才蔵の忍者刀が音を起てて影虎の心の臓に付き立てられるグサッ 

才蔵の忍者刀が影虎に刺さる 




ズボッ 

才蔵が忍者刀を抜く




影虎はゆっくり崩れ落ちる 







はずだった 







「何故だ?






何故死なない!?」






「もう終わりですか?」

影虎が笑いながら言う




「グッ…」

才蔵が苦悶の表情を浮かべる


「興も冷めてしまいました…今回は見逃してあげますよ」

そう言うと影虎はゆっくりと去って行った…





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