【第9話】KILL・WORKS
サブタイトル:真の宿命と支配者
皆が異なる分野で様々なことを始めて居た。
パト・エリックと言う天才すら単独では
辿り着けないため情報網世界規模の警察官側の
人間,目黒暁と共同で犯人特定に専念する。
ルーチンや習性すらないが予想と予想,仮定と仮定を組み上げた完全な先読みが犯人遭遇に
至る,独自に解釈して人格を形成,統計学を利用して今ある極端に数少ないデータから犯人の
居場所を特定した。
「世界中の監視カメラや幾千万人の警官の胸ポケットに秘密裏につけられたバッジ型の小型の
カメラにすら映らない幻のような人物を
よくもまぁ」
「あまりにも複雑過ぎて簡単とは行かないですがね,あはは,こんな化け物をどう対処するんでしょうか」
物壊屋にて,大いなる者は居た。
「壊れたから捨てたよ」
巨大な特別地下施,本来ならどんな存在にすら
分からない場所だ。
「リーサルウェポンとファイナルウェポン,いや
左大臣と右大臣よ,万人の天額の領域に至る
配下が居るだけで安心だよ」
「アガァ」
「ありがたきお言葉」
死神またリーサルウェポンと呼ばれる弟,
左大臣,怪物その名は巨山,名は体を表すとは
よく言ったものだがその実怪物の身体は
優に身長4mを超える怪物であった。
「私は貴方様の命に変えてもお守りいたします」
最終兵器またファイナルウェポンと呼ばれる兄,
右大臣,魔人その名は鏖魔,残虐性や狂気,全てに
おいて人類を超越する非現実レベルの殺戮,蹂躙を好む男。
「我が堅牢なる双牙よ,死してなお不退転であれ」
「はは,我敵常に不倶戴天なり」
「アガァァァァ」
地の底から地響きの様に唸る弟と殺意の波動に
満ちた兄のどす黒く禍々しい声が響く。
「頼もしい限りだな」
御前,やつは卑怯者だがあまりにも生命力に満ち溢れた卑怯者,絶対的に死なない,死ぬ気の無い
自信が他者からは恐ろしく見えた。
道徳に縛られないで善悪では動かず勝つため
なら平気で裏切り殺害偽装も平然と使い
息をするように嘘をつき心理学マスターすら
騙し,利益が最優先にあり情や感傷では一切判断しない冷徹さは感情を捨てて合理的に動き,
常に最悪のケースを想定してその対策を事前に仕込む。
未来を知っているに等しいレベルの先読み,
タイムリープして全イベントを先読みしてきた
のか?1万年の知識と経験があるのか?全ての
成功と失敗を覚えてるに等しい頭脳。
相手の心理を逆手に取って罠に引きずり込むのが常套手段であり敵の思考を先読みして
誘導することに優れていてその他には
時間や情報や仲間や土地や運命すら資源として最適化するなどリソース管理の達人でもある。
他人を100%信用せず,味方にも裏切りの種を
仕込み誰に対しても保険をかけ,超高速で戦局
を分析してコンマ0.00001秒単位で相手の
思考,感情,配置,策略を読み,即座に打ち手を
切りたとえ負けたとしてもわざと負けたフリをして無能を装って相手を油断させるのが超得意
な卑怯者(詐術と陽動の天才)なためいくらでも巻き返せるなんなら掌の上で相手を遊べる
くらい。
全てを言うとキリがないが強みはこれだ。
「御前,壊したものをどうすれば良いですか?」
物壊屋にて馬に乗りながら気張れない状態でも
幾数千の戦車と大軍を蹴散らせ尚且つ,パンチ力はジャブですらその風圧は人を完全に形を
崩壊させて,地形にはクレーターを作る5000万トンのパンチを放てる,体力だって化け物だ。
年に異なる同業施設を200回ほど利用してるが
体力は全く減らない,240時間マラソンを
走り切った後に息切れすらせずランニングが
出来るくらいには馬鹿げた体力だった。
身長は2m48cmと弟より5回りほど小柄だが
その実兄の強さには到底及ばない。
確かにピアノ線や非常に細かい結晶構造つまり
黒曜石なんか更に小さなミクロまたは,マイクロサイズのレーザーすら肌切りさくどころか
跡をつけたり痒くすることすら不可能なほど
強靭な要塞都市を単独で滅亡させれる弟を
一瞬で首だけに出来るくらい強い。
「君達はそう言えば皇帝の名で配置されてるのかな?」
「はい,至上の王から遣わされています」
大いなる者の真の媒体は至上の王と名前を
呼ばれる存在だった,かの男かはたまた女か
すら不明瞭な,なにものかが,,,この惑星全土に
すら行き渡る網を持つ知者か,違う,その網を
持つ主すら超越した知恵者か,また違う,それら年齢や性別,種族を無関係とした統一者にして
支配者か?それすら違う。
不明瞭にしてそれらを上回る知者,それこそが
王たるやつだ,国を裏から手を回して潰せるからなんだ,全国どころか科学兵器とスペースシャトルで惑星全土を終焉に向かわせられる御前だからなんだ,至上の王とはそれほどまでに恐ろしい,畏怖すべき禍々しい存在なのだ,見捨てられ続ける者の絶望感を,蠢くもののもがきを
味わえよゴミがと宇宙すら手籠にしかねない,
そいつが更に上に居た。
「ヌンチャクを得手にしてたのに更にサブウェポンのトンファー使いが上手くなったんじゃないか」
「いえいえ武器術は極めてナンボですんで」
「楽しめたことで,そろそろいきますか,会議に」
至上の王を中心の座とした会議が常日頃から
行われているのだ,だがしかしある一人の
存在によってそれはぶち壊されてしまった。
パリーン。
「だれだ⁉︎」
「お邪魔」
その男の名前は,葦原腐麻と言う過去戦争の
経験者にして亡霊であった。
「嘘だろ何故こいつが」
「任せてください」
「アガァァァァ」
バゴーン,盛大に吹き飛び行く数十の壁を
貫く,だがしかし。
「シャァァァァ」
「ガハ」
「ギャン」
全身を完全骨折したからなんだ,全身が
筋断裂したからなんだ,内蔵が全て破裂したからなんだ,健が切れたから,目玉が飛び出たから,
頭から上がなくなったから,なんなんだ,そんなのは葦原腐麻と言う怪物が止まる原因には
値しない,しかも今回喰らった一撃などすり傷にすらならなかった。
「やめてくれ(くそ計画は完璧だった,証拠1つ
なかったんだぞ)」
「おめーら,舐めてんだろ」
「は?」
「殴ればすぐ死ぬ1匹の雑魚,その上弱者演技の
分かりやすい卑怯者,つまらない,あまりにも
つまらない,パズル感覚で貴様らの施設を
当ててみればこんなもんかよ」
「おやめくだひぃぃぃ」
「うるせぇよ」
バゴーン,兄の全力の一撃が飛ぶ。
「俺の弟は貴様のせいで!なんのズルだ
日本刀すら刃が通らず折れるのに」
「だからなんだ,死角無意識の拳すら使わずして
完全に防御しても簡単に死ぬデクが悪い」
次の瞬間,葦原腐麻は加速する。
「次はお前じゃあほんだら」
「んな⁉︎」
バゴーン,吹き飛び身体は物理的にまじでペシャンコになる。
「ひぇェェ我が双牙がぁぁぁ」
「弱者演技をやめろ,ドラゴンとバトルエリート
から話は聞いとる,一番強いのはお前だろ?」
「,,,はぁっっっ意味なさそうだし辞めるわ」
「ジジィ随分強いようだが一体なにもんだよ」
「強いっか,,,頭脳戦が強けりゃ必然ステータスすら強くなる,わしが貴様より強いのにはそう言う理由がある,つまり貴様がわしより低能だから
わしを強いとか言うんだこの馬鹿者が」
「馬鹿かぁ久々に言われたな」
「[インプット/模倣品完成体]」
「明日は来ないぞ爺さん,今あんたは俺+あんたのハイブリッド,言わば自分以上と戦う」
「わしをコピーねぇ」
「わしをコピーねぇ」
「猿真似か?」
「猿真似か?」
「かぁっかっかっか!爺さん理解したか?
物理的視点で見る初期条件の差異,数学的視点で見るカオス理論,それらの確率論また統計学的な
未来予測そして解剖学的に見る異なる身体の持ちうる力,あるものは人格形成と,あるものは
憑依と呼ぶこれはインプット,全てを模倣する
それが私だ」
全てのピンチをチャンスに変える咄嗟判断
その上でどこまでだって強くなり弱点を
克服し続ける潜在能力が全くない皆無魂,
御前とはそれほどまでに強い。
「なるほどなぁ,だけどな勘違いしてるぜ
お前,意識レベルの模倣とはそれは完璧同士の
戦だろ,お前がどんだけ完全にしかも見ただけで
模倣出来たって俺は倒せないぜ」
次の瞬間,瞬く間に何発もの打撃を繰り出し
死角から急所に拳を無数に叩き込む。
「ガハァ!(くそっなんで)」
「邪魔なんだよ」
頭を握り潰す。
「雑魚が」
こうして御前の支部壊滅する,その後バトションが偵察に来て内部の完全破壊を見て葦原腐麻に
コンタクトを取るのだった。
強い人が存在している理由。
この世界には様々な側面に対応する形式で
独立して異なる進化,発展,適応の連鎖式が繰り返されてきたんだ,二足,四足歩行,飛行,多足,
数え切れないほどに実在するあらゆる環境に
あらゆる種類には限界はなく,物理的に生態系と
進化系統樹は無限と進化してきた。
隔世遺伝や原初回帰から目覚めた覚醒者などが
それに該当する可能性がある。
非常識的または逸般的と目される区別の頂点が
存在していた。
「やつは本当に人なのか⁉︎」
「次元が違う,格別の化け物だぁ」
そう言った非現実味を帯びた存在が様々存在
していた。
皆はサイエンスフィクションの成り立ちを
知っているだろうか,屁理屈と信憑性の相互作用から非科学的な物理をあたかも存在している
ように見せる技術でもあり,一つのジャンルな
のである。
誤魔化して騙し瞞し欺すことだ。
だがそれは現実であり不可能は存在しないのだ,
逸般人とは?それはSF単位に強い存在なのだ。
科学的に不可能とされていた
風向きや0秒反応など言われたが次第に
9秒を超えた速さが頻繁に発生したり
巨人症じゃないのに3mや肥満じゃないのに
700kgなど様々な特別な超人やびっくり人間が
出てきた。