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KILL・WORKS  作者: CODENAME・NEBUSOKU
6/11

【第6話】KILL・WORKS

サブタイトル:バトルエリート

「こんにちは〜」


「はいこんにちは,佐藤さん最近マンション

いる事多いね〜」


「ははは,前の職場とは違いまして,それより

掃除私もお手伝いしますよ」


「良いんかい?ありがとうねぇ」


この162.3cmの小柄なおじいちゃんは

鉄拳の白鬼こと宮田鉄斎じいちゃん,

滅茶苦茶に若々しくて腰もピンピンだがその

実128歳である,元々徴兵により第三次極東大戦争を経験済みで60歳に軍隊に入団して大元帥にもマブダチ,95歳に引退して128歳の今まで

は仲間と共に傭兵業をして金を稼ぐ猛者中の猛者。


「清掃は若者に任せてくれたら良いのに」


「何言ってんだい街が綺麗になるのが一番

じゃねぇか,掃除には年齢は無関係だぜ

佐藤君」


「そうですね」


AM9:00から11:30清掃を手伝い終わる。


「手伝ってくれたほんのお礼だよ」


「いや〜ありがとうございます」


缶コーヒーを奢って貰い傭兵業のクーポン券も

くれた。


「じゃあまたね」


「はい」


こうして今日も一日が始まる。


「あの毎度思うんですが,連絡してもらえますか?」


「良いじゃん直属の上官なんだし」


「2m越えの人が家に当たり前に居るの

ホラゲーが過ぎますよ」


「てかお爺さんの手伝いとかして居て君

まじ偉いね」


「いえいえ,所で今度の依頼なんですけど」


「依頼?今んところ別部署がいくつかあるが,

ストレス発散に俺が組織潰しまくってたら

気づいたら依頼なくなってた,だけど早いんだよ

悪い奴が湧くの,毎年ストレス発散してる時期

の後には既に1.2倍位増えてる」


「ゴキブリじゃないですかやだ」


「ゲスの生態って図鑑出来そうだよな」


なんて話をしていると目黒の新たに買い替えた携帯に電話が掛かる。


「はいもしもし,えぇ?任務ですか?了解しました,

佐藤今暇つぶし出来たよ」


「暇つぶしってwあぁ一つ試しても良いですか」


「えぇまあ良いけど」


傭兵にお供を依頼した。


「まさか佐藤君が裏世界入りとは,

好青年だから分からないなぁ」


「えへへ」


「じいちゃん無理しないでよ」


「でかい凡,わしを舐めるで無い」


「いや覇気で伝わるよ,舐めては無い」


こうして3人で雲地と言う組織を潰しに行く。


「あ?爺さんここはアンタみたいな」


瞬間的に門番10人以上を切る。


「あれ?」


ぐしゃり,切られた事を知覚出来ないほどの

斬撃。


「テメェらわしを舐めてんだろ」


「佐藤君,君は一体なんて怪物に好かれてやがるんだ,今思い出したよ白鬼伝説,日本刀は

幾千の人間を斬り殺した真剣ノムラ,まじかよ

伝承レベルの傑物だぜ」


「まじですか⁉︎」


「何をしとる佐藤君と目黒君,侵入するぞ」


「はい」


中に侵入する。


「さぁやるか,伏せなさい二人」


次の瞬間,えぐい斬撃が飛ぶ。


95m圏内の壁や人をぶった斬る。


「まじ人間かよ,東京タワーの広さ相当を

切り伏せやがった」


「なぁに全盛期より腕が落ちたわ」


昔の鉄斎爺さん,なんと惑星に落下中の隕石を

切った事すらあるのだ。


「そりゃ強いわけだ,いやそれより技術力だよ

あの精密な動き,腰と陣,うちの祖先が侍の武家で親父の親父つまりは爺さんが剣道八段取る

ほどの手だれなんだが,それより洗練された

剣捌き,情報戦であらゆる手段を実行可能だった

ゲンのやつの刀版って感じだな,基礎の真向斬り

,袈裟斬り,一文字斬り,逆袈裟斬り,左袈裟斬り,左一文字斬りもそうだが切り返しの燕返しと言い刀が追尾してるかの様に繋がった動き,

それにあの連撃」


「1秒間に数え切れん数切り刻んでやがる,

原子単位の両断するマッハ切り,剣術に

加えてあの剣技とは,人かどうかも怪しいな」


「目黒さん128歳で全く全盛期じゃなくて

この実力の人が人間種な訳ないですよ」


「なんか言ったかの?」


「いえいえ」


こうして更に雲地アジトの奥に進むと。


「どうも」


目の前には異常なほどのオーラを纏う奴が居た。


「雲地を潰したのってアンタらかい?」


強すぎるオーラはクソでかいこいつが

浮かび上がる,自身が矮小に感じる。


「あぁそうだぜ」


次の瞬間,鉄斎殿が急接近する。


ガキーン!なんとあの剣撃を防ぎやがった。


「剣客まさに凄技ですね」


「貴様は見たところ13ちょっとじゃろ?やるなぁ技術の完璧な再現性,やるでは無いか」


「劇団員だったものでねぇ,あとまだ私は12ですよ」


「おっとすまない,バトルエリート君」


ここで鉄斎はある男にサインを贈る。


「(わかったぜ爺さん)」


高いバトルインテリジェンスクオーシェント,

短期間目視による記憶と長期的まあ勉強なんかの記憶,あらゆる情報を一言一句忘れない記憶力

と演技力,模倣能力ピカイチ。


「貴方の剣技,剣術の全てを頂きましたよ」


「(経験則が強みのわしが進化と適応を繰り返すこいつに勝つ方法は現状あるのか?解決,打開策はあるか)」


次の瞬間更に激戦が極まる。


「良い太刀筋,腰付き,陣形,視野,素晴らしかったが」


「ぐは」


「鉄斎殿!」


「すまない,まさか脇腹をイカれるとはの,だが

よぉ甘いぜお前」


「何がだね?先読みして脇腹を,,,まさか貴様」


「ガッハッハ今後気づきよったか我!」


次の瞬間戦車から放たれた徹甲弾のような

一撃が放たれる。


「グボァァ」


「よくやった若人」


「アンタが隙を作ってくれたからだぜ」


なんと顔面にあの目黒の顔面崩壊パンチが

炸裂する。


「顔面陥没お疲れさん」


尾骨から目下にまで渡る完全なベコり方である。


だが。


「な⁉︎」


「捕まえたぁ,言っただろ?演劇をやって居たと,

どうだよ先読みしてわざわざ騙されてやった

ふりをして油断するように行動を誘導して

やったのさ」


ずば抜けたバトルセンスは異次元の展開を

齎した。


瞬間敵は回転する。


「ワニのデスロールの技術だぜゴラァ」


「チィ」


目黒の右腕を肩から引きちぎりやがった。


「がははは!クソデケェ腕だなぁ!」


「(嘘だろ⁉︎あの目黒先輩の超長太い寸法して

前腕121.2cm,上腕二頭筋三頭筋合わせた上腕周位153.7cm,掌なんか一般的に見ても大きな20cmの約5倍,102.3cmに登り,親指176mm,人差し指208.2mm,中指231.3mm,薬指216.7mm,小指174mm閉めたら62cmの

拳と化す,掌や腕周りの個々のこれらの太さや

平面では無く,腕の一本として前ならえした,

間接を含めた両腕の長さ,その実全長にして250.3cmはあるんだぞ⁉︎)」


「うぐイッテェなぁゴラァ!」


瞬間踏み込む,足が下に触れた瞬間一撃で

フロアの床全体を叩き割る。


「オンドラァ!」


「グフ」


腰を引いたとは言えあの目黒の左腕の剛拳を

喰らったのだ,ただじゃすまない,組織の幾数十枚の鉄筋コンクリートの壁を完全に破壊

しながら外に出る。


「チィなんて言う底力,へへやるなぁ」


「待てや!」


「やばいなお前グッッッ」


周辺にある大木はぶん回された腕の風圧で

地形と共に爆破して吹き飛び勿論

バトルエリートも吹き飛ぶ。


「まだまだだぜぇ!っなぁ⁉︎」

「突っ込んできてくれてありがとうなぁ!」


道路に出てバトルエリートは加工食品を

運ぶ途中のトラックを投げる。


「な⁉︎グィ」


目黒,ぶっ飛ぶ。


「待てよけけけ」


ニチャと狂気が発露する。


「ぶっ殺す事に躊躇が無いのは皆同じ

だよなぁ!」


受け身を取り地面に勢いを吸収して貰うと

アスファルトの道路は簡単に数十mと

ひび割れる。


「シュシュシュシュ」

「だらららららら!」


バトルエリートはその潜在的に持った半端ない動体視力と脳の情報処理速度を使いツボ指突き

を行う,目黒は足と左腕でなんとかそれを

防ぐ,余裕に1秒間に数千と言う一方的な

指刺突が舞う。


「硬いなぁ良いぞ!」


「テメェのサンドバッグになったつもりはないぞぉ!」


更に左腕をぶん回して無理矢理受けながら

当てる。


「ゴリ押しぃ!」

「ガハ」


「目黒先輩!」

「小僧!」


「(嘘だろ,俺が押され気味だと言うのか⁉︎)」


バトルエリート更に追い討ちをかける。


「俺が居た事が分かって居たなら良かったのに

な!」

「ぐは」


目黒は既に左腕も骨折して肩は脱臼,

筋断裂,ひび割れ,内蔵にもダメージが

きて居て奪われた腕からは骨が露出して

居た,だが諦めない。


「(わしも長年生きてきた,だからこそ手に入れた

ワシの円陣の刀眼,それすらギリギリ目で追うのがやっとじゃ)」


戦場で極めた反射的動体視力。


骨格,筋肉,内臓の働きさえも手に取るように

分かり肉体の動きとして, 呼吸,心拍,汗,重心の位置,筋肉の収縮などの敵の全てを見抜くこと

であらゆる動きを正確に先読みしてそれらは

選択肢として視覚情報として詳細に認識できる

とか言うこいつならではのバグった超感覚。


なんなら暗視,音を目視,温度つまりはサーモグラフィー,気配は意識でも探れるが空間の違和感から見抜けるといったまじの対象を精細に読み取れる倒す条件や弱点を刹那に把握可能な馬鹿

げた目で,斬撃をする際に常に原子や亜原子

レベルの緻密な技術を使う際に発動し続けて

いる,肉体を効率的に扱うことを可能とする。


だが瞬間それすら凌駕する。


「早すぎて影すらとらえられん,人間が

超音速の速さとは,内蔵ぶち壊れんのか,

脳みそ焼けねぇのか」


「あの人達,,,」


だがその戦闘は,ある事を皮切りに終わる。


「ん,サツが来てんじゃん」


バトルエリートは瞬時にその場を去って行った。


「お主大丈夫か」


「はぁっはぁっはぁっやばいだろあいつ,

絶対にマッハ5以上はあった,俺すら防ぐ位が

やっとだとか」


「おい雷介!」


「ポポポ」


「それは?」


「戦場でも使ってた鳩使いとしての技術じゃ,

あの雷介は歴代六代目の子じゃが強いぞ,

鷹を一撃でぶち殺したりハゲワシの群を

はたき落としたりなぁ,雷介は落雷を直撃して

生き残ったりマッハ4を超えた速さなどから

実績を讃えられって今は昔話じゃない!」


「(電子機器と違うからジャックされたり阻害の影響を受けないのか,,,原初回帰って感じ

なんすかね)」


こうしてなんやかんやで,バトルエリートとの

戦闘が終わった,ちなみにだが護衛なんて言うが,裏で佐藤がボスをぶち殺し終わって居た。

[裏設定]:バトルエリート


0歳から1歳まではちゃんと両親が居ましたが

父親が徴兵令に従って戦争に参戦するが

地雷で即死,稼ぎ頭を失った母親も息子を

喰わせるために自分のメシまで上げて

仕事を沢山掛け持ちして居て過労死した。


母親も亡くなってから,2歳からは孤児院に

引き取られて過ごして居たが,3歳に成長する頃に,劇団と言うかサーカスに誘われる。


そこから10歳まではその事業を手伝わされた,

死ぬ気満々で芸をして居た,ライオンと檻で殴り合ったり,落ちたら死ぬ綱渡りやったり,ミスれば火だるまの火縄潜りとか,紐なしバンジージャンプとか,とにかく人生で1回と無い様な

スタントマンだってやらない事をして行った。


ピエロ役をやらされる際は滅茶苦茶な芸をやらされるため印象的であり,たまに滲み出る

狂気はそれが由来している。


劇団長に良いようにこき使われて外面を

取り繕うために滅茶苦茶努力して,演技力が

極まる。


成長性また潜在能力は異次元に高いから

生き残れたって感じであり運は全くと言っていいほど無いだが身体能力と潜在能力があるからギリギリプラス,んで10から先は普通に法律で

潰されて閉店してその際に鎖を噛みちぎり

檻を手刀で真っ二つにして一人で逃げる。


それからは色々と転々として,野宿したり

熊の親子と暮らして怪獣レベルのボス熊を

鏖殺したりして居たが生活水準を上げるため

に現在は殺し屋業とか生業としてる。



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