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KILL・WORKS  作者: CODENAME・NEBUSOKU
4/11

【第4話】KILL・WORKS

サブタイトル:緊急事態

怒露防一族は長期から企てて居た計画があった。


「白夜が経営する美術館に保管されて居た

ネメスを今我々が盗み出したのだ!」


超手厚い警備に囲まれて居たが,犯行を実行して

成功させたのだ,2000年にも及ぶ計画をして

怒露防一族から奪った美術品を盗み出したのだ。


「怒露防一族は,我々の敵じゃあ必ず皆殺しじゃ」


「はは!」


こんなことが5日前にあった,,,そこから時間が経ち,あと1日に控えた6日後,AM7:24に会社に出社して目黒さんと話して居た。


「その怒露防一族がパージコーポレーションと契約⁉︎」


「あぁ,彼らは世界的な怪盗を排出し続けた人々だからなぁ少なかった白夜の情報を手に入れる

チャンスや」


「頑張りましょ」


こうしてAM8:30から対談が始まる。


「いや〜その功績をお耳にして居ますよ,

流石は怒露防一族!よ世界1!」


交渉において相手を立てるのが大前提である。


「いやいやそれほどでもありますかな?

ガッハッハ」


「それで〜白夜についての情報を貴方がたなら,

入手出来てると踏みまして〜」


「あぁ持って居るぞ,だがしかしタダで渡す

訳にはなぁ」


「なら1000万ご融資させていただけないでしょうか」


「5000で手打ちにしよう」


「う〜む5000万ですか,,,」


「ならゲームはどうですか」


一人の怒露防一族からリクエストが来た。


「じいちゃんは昔情報商材を売ってねずみ算式に増えるネズミ講の組織を芋蔓式に壊滅させたり,

借金を肩代わりしたり飴と鞭を使って狂信者化

させたもの達が沢山居た宗教で常に護衛される教祖を単独で対談して勝つみたいな,

ギャンブルとギャンブルに行くまでの過程

全てが異次元,うちのじいちゃんが賭けに勝てば

1億,賭けに負けたら1000万はどうだ」


「いいなアカシ,久々にギャンブラーの血が疼く」


「乗りましたよ」


AM10:12からなんと始まるデスギャンブル。


命を天秤に乗せた死合それこそが

この対決なのだ,失敗したら即座に死ぬのは

パーコレ構成員だけだが。


「崖の上で行われるババ抜き,同じマークと

数字で違う色のカードしか出してはならない,

そして常に命を落とす可能性がある訳ですか」


「あぁそうじゃよ,ワシと君の一対一じゃ」


冷や汗が垂れる。


「佐藤君〜!まじ頑張れ!」


「,,,(表情を読み取れ俺,心理学書を思い出せ)」


「ははは,ポーカーフェイスじゃないから

バレバレだよ,いただき,あれ?」


「いやはや,別に騙すつもりでは無かったん

ですよ」


「君昔戦ったギャンブラーとそっくりだ」


「褒めてますか?(あんたの威圧感とカリスマ性が凄すぎて頭に内容が入ってこん,落ちつけ)」


「ふむ,(心理学的に考えて,あの手汗や洗い息づかい,左かな)」


だが。


「何またしても,貴様誘導しおったな」


「いえいえ」


次々と手札を捨てて行き佐藤優勢。


「まだ宗教団体を潰した時の方が簡単じゃった,

貴様を舐めてかかってしまったのにも問題

があるが心理操作があまりにもうまい」


「宗教団体と言うと誰にも気づかれず神隠しして

外国に人を売買したり,信者に自信が神だと

奇跡と言う名の自作自演をして更に狂信者を

増やしまくった政治家と仲良しこよしのあの?」


「あぁそうじゃよ」


「(国家反逆レベル,言わば戦争を止めたと同義

じゃなかこの爺さん)」


「(わかったこのやりづらさ,ワシが昔から

ギャンブルしてきた時とは違い妨害やイカサマはしてない,完全な技術のみだから,こやつ

経験則が通用しない)」


少し複雑化した程度でほぼ変わらない

ババ抜き,単純故にイカサマもしやすい罠にも

掛けやすいはずなのにしない,これもまた

策略と考える一方で佐藤の考えは違う。


「(何故新入1週間そこらの俺がこんな危ない橋を渡るんだぁぁぁ)」


っと内心緊張感で凄い事になって居た。


手札は減り続けて行き。


「ワシの手札には1の黒のエースがある」


そう言いカードを晒す。


「ワシは4の赤のハートもある」


そう言うと更にカードを見せる。


「あれも爺さんの作戦かな」


「何?」


「カードを記憶して相手の手札を推測して一番

欲しいカードをちらつかせるんだ」


「ワシは嘘つきじゃ今言った5個の話しには

一つ嘘がある(黒を偽装工作して指に仕込んだ

絵の具を付着させた,嘘は一つじゃない,

三つだ)」


だがしかし。


「じゃあこれでってあれ,これ違和感が,,,

完璧に偽装工作してるけどカードが

赤く塗られてる」


「何」


絡め手もイカサマも通用しない。


そしてついに。


「勝負有り,勝者は佐藤」


「よくやった佐藤!」


「うぉぉ」


「またんか,契約内容を変更したい」


「はぁ⁉︎」


「1000を100にするか5000に戻すかまた

勝負だ,次はじゃんけん,じゃんけんをしよう」


「じいちゃんもう言いって」


「黙れ!口を挟むでない」


こうして契約内容を変更して来やがったんだ。


「(我々は感覚がある特別なものだ,スタート合図から0.1秒以内に反応してしまった場合フライングと判定され失格になる0秒反応を意図的に

できる超反射神経の持ち主,それに統計学を

学んでおる)」


「ゴマにしよう」


「5回勝負ですね?わかりました」


「佐藤君頼む勝ってくれ!」


結果。


5勝0敗で佐藤ボロ勝ち。


「グヌォォォォ!」


「なんか運ゲーは強いんすよ」


「運ゲーに負けたァァァ」


「じゃあ10万にするか1000万に」


「いい加減にしろ爺さん,もういいだろ,

負けず嫌いなのは良いが約束は約束だ」


「ぐぬぬぬぬ〜,はぁわかったわかった」


こうして怒露防一族との交渉を完遂する。


「なるほどなるほど,精査されたデータでダミーはない上でこれほどの情報を」


「えぇまさか白夜だけではなく,更に匿名性が

高い麻薬カルテルのベリアルの一部情報すら

掴み取るとは」


「なら次は我々が動きましょう」


「目黒君と国上君は先行を任せた,佐藤君は

しんがりを任せる」


「はい!」


こうして戦いに行くはずだったが。


「嘘でしょ,あの目黒君」


「どうしました国上さん」


「スマホ見てください!」


「これって⁉︎会長に報告せねば」


データの流出から発覚したなんと白夜?らしき

人物に繋がる連絡先まぁ受け子で間接的なものは確定だろうが,パーコレの重要機密情報が

一部流出しかかって居た。


謎の人物,欺瞞プロのの特定が先決となった,

問題解決のために早速社内の情報整理が

行われた。


「ふ〜ん居ないよね怪しい奴」


「てかたった20分でよく1200人の会社員と

構成員を洗いざらい整理したな,凄すぎだろ」


「佐藤君は匿名部隊の凄さ知らないか,

まじ凄いから,何せ白夜に関する一部情報まぁ

色々複雑過ぎて表現も出来ないが,ブロックを

解除して超機密内部データの得たんだからな」


「そりゃ凄い」


「あの目黒さん」


「何だ」


「見つかりました,白鳥もとい内通者フクロウのデータ転送,暗躍阻止,クーデターを未然に

阻止完了しました」


「え?」


「早くない」


「えぇ,ですので次は拷問して白夜に関する

情報を話させます」


「まじパージコーポレーション凄っご」


AM17:52にて,フクロウは情報を一切合切

話さず舌を噛み切り自殺した。


「まじかよ」


「えまじでそんな拷問したんですか?

爪を一本一本折り指の骨を一本一本ハンマーで

ぐしゃぐしゃに,肩や膝と言った部位にも

同様のことをする,家族を目の前で

様々な拷問をしてありとあらゆる痛みを

喰らわせ殺した⁉︎」


「やり過ぎでしょ,倫理の概念を超越してる」


「その後切腹して内臓が露出して出血死するまで

待って居たんですか?薬物まで⁉︎絶対的な洗脳に近いカリスマ性,なんて言う奴なんだ白夜」


こうして会社の緊急事態をあり得ない程の

速さで攻略してみせたのであった。

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