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KILL・WORKS  作者: CODENAME・NEBUSOKU
1/11

【第1話】KILL・WORKS

サブタイトル:新入社員

「おはようございます,朝のニュースです,

昨夜未明,桜木街の廃墟の高層ビルが倒壊した,

との事,建築途中と老朽化が原因と見られています〜〜〜」


「へぇ,そんな事があったんだなぁ,周辺地域の

被害は大丈夫なのかなぁ」


AM7:30に起床して21歳の会社員の佐藤徹也は,着替えながらニュースを視聴して居た。


「ん,,,アレ?てか待てよ,近所だよな桜木街って,

確か今俺が住んでいる虎澤街のすぐ横,俺が

通勤して居る株式会社タイガーマネジメントが

虎澤街じゃん⁉︎」


AM7:42に会社から電話が掛かる。


「あ,もしもしぃ徹也君,今大丈夫?」


「はいもしもし,佐藤です」


「今日通勤は8:30から変更はなしで」


「はい,分かりました」


「は〜い,じゃよろしく」


「はぁ〜まぁ廃ビル自体は遠くにあるから,

大丈夫だよな」


こうして佐藤はAM7:48に車に乗って

会社に向かう。


「はぁ心配だなぁ〜なんかいつもとは,雰囲気が

違う,蟲の知らせがしてるんだよ,ソワソワして

感に触ると言うかぁ〜,,,」


独り言をブツブツと呟きながら道路を

走らせて居た。


AM8:02にコンビニに着く。


「ツナマヨのおにぎり2つと,ホットスナック〜っと」


AM8:12に車内で食事を済ませて会社に

向かう。


AM8:20に会社到着。


「おはようございます」


「おはよう」


エントランスで受付の男性と挨拶を交わした

あと,エレベーターを上がって事務室に行き

いつも通りの仕事をこなす。


AM10:00〜11:21に会議を済まして

それに合わせて資料作成に取り掛かり

ぱぱっと終わらせる。


「資料完成しましたよ,東郷部長」


「どれどれ?うん良いじゃない,代わりに提出

しておくよ」


毎回仕事では97点以上の高得点を叩き出し

人柄も程よく,佐藤は会社内では良い評価を

貰う人材である。


「はい,はいはい,あ〜なるほど,ふむふむ,

良いですねぇ」


他の企業との契約に行くまでを取り付ける

までの電話を佐藤はして居る,会社の魅力を

伝えるのは一流レベル,言葉巧みに企業

にアピール出来る。


そんなこんなでAM20:20にちゃんと仕事を完了させて,同僚の仕事のサポートして完了,

そして同僚の田口と中西と東郷部長と俺を

含めて4人で居酒屋に行く。


「飲み過ぎですよ部長」


「ええじゃないのええじゃないの」


AM21:00に肩を貸して車で酒に酔っ払う3人を駅まで送る。


「気をつけて」


「送ってくれてありがとう」


「まぁまぁ今日は部長が奢ってくれるって

話だったしこんくらいはね?」


「じゃあそろそろ」


「あぁありがとう」


AM21:17に虎澤駅東口から家に向かう。


「早よ帰って寝たい,ふぁ〜,欠伸が出ちゃうよ,

ん?アレなんか真ん中になんか人が寝てる」


大柄の人物が道の真ん中に寝そべって

居たので車から降りて介抱しに行く,,,だが。


「え,,,血?なんだよこれ」


「あちゃ〜見られたか」


するとナイフを持った奴が陰から現れた。


「君ぃダメじゃないか」


「あんた誰なんだよ」


「僕は最近巷で話題の通り魔だっよ〜ん」


そいつは倒壊のニュースの次に流れたニュース

の人物,死体の温度から推測して深夜のAM0:21に行われた犯行,大学生男女12人グループの

快楽殺陣,頸動脈を刺されて12人は亡くなって

居た。


「君は〜今日のエ・モ・ノ」


「辞めろよ,辞めろ,辞めろー!!!」


すると血塗れの男が立ち上がる。


「あ,あんた!危険だよ,死んだふりしてたらまだ」


「あんた優しいな,誰か知らない巨漢を介抱して,

死なない様に助言かい,だがおりゃこいつを

暗殺しに来たんだよ」


「あっれれ〜?さっき心臓部に3回,頸動脈に1回

刺突したんだけどなぁ,一般人なら即死しても

おかしくな,あれ?」


バタンと音を立ててフードを深く被る男は

倒れた,よく見るとナイフが無い,てか右腕が

無い。


「え?」


「あんた優しい奴だから見てないって事に

してくれたら嬉しいな,てかそのシャツ着てる

ってことは,君タイガーマネジメント株式会社の

正社員?」


「え,,,はい,そうです,あの名刺を」


「あぁじゃあ僕のも,どうぞ」


「パージコーポレーションの目黒大地,,,さん」


「あんたは佐藤って言うんだな,連絡先とか

書いてあるから,あとはメールで頼む」


瞬間気づいたら走り出して居た,死体を抱えて,

あり得ないほど早い,休日にジムに通ったり趣味で服をよく購入するから目測や肉体の絞りを

見抜くのは,得意な方だが100m強を1秒未満で

走り去って行った。


「遠くから見たらなんの違和感はなく身長が高い細マッチョだが,近くから見るとよく分かる,

僕も身長186cmはあるが身長は267.9cm,

体重は201.7kg程はあるな,脂肪率は5%弱と

凄いガタイだなぁあの人」


「それに殴った風圧だけで人に風穴を開けて

居た,,,よね?」


佐藤は暗闇だが高い洞察力と世闇に通用する

視力で先程の目黒のやった行動を見抜いて

居た。


「あの人は一体なんだったのだろう,,,」


帰宅する頃には時刻がAM22:34を回って

居た。


「連絡は,,,どうすっかなぁ〜」


ピコンっと静寂の空間にポップな着信音が響く。


「あぁ先程の目黒さんからだ」


「えぇ〜っと,,,」


「こんにちは,佐藤徹也さん」


「こんにちは,目黒大地さん」


「それで何か聞きたい事は,ある?」


「あのパージコーポレーションって一体全体

なんなんでしょうか?」


「パージコーポレーションって言うのは傭兵業や暗殺家業に近い特殊部隊かなぁ〜,もっと厳密に定義したなら分類は多少違うだろうけど」


「はぁなるほど,目黒さんは具体的に何をして

いらっしゃるんでしょうか?」


「俺は株式会社タイガーマネジメントの裏の側面のパージコーポレーションって言う特殊部隊

に所属する構成員の1人で,主に暗殺メインに

仕事をしてるよ」


「(あった時にタイガーマネジメント株式会社の

名前を出して居たし,やっぱり関連性あったんだ)」


「なるほどです,ならパージコーポレーションは

何をしていらっしゃるんでしょうか?」


「パーコレはねぇ〜,ハッキング,対テロ,暗殺,

破壊工作,護衛,諜報活動,プロパガンダ,偽装,

兵器開発,拷問や脅しによる情報収集,

裏市場の臓器売買専門店の出店などなど,

まぁクリーンな方だよこれでも」


パージコーポレーションをパーコレって

略し出したよなんて思う。


「はぇ〜凄いっすね,ってあれ?先程の

奴の身体は」


「今日殺害したやつ? 道路に散った血液や肉は

後処理清掃班が掃除を行い死因に関しては

匿名部隊が操作して,変装部隊が警官姿に成り

そいつの家族や知人の元に行き処理を完遂する,

高い演技力と精巧な変装技術が居るから,1人の人間の死の隠蔽,偽装工作だけでも大変だよ」


「内蔵の使える部位は闇医者が死体解剖して

必然的に要らなくなった悪い部位は道路舗装

業者と結託して居てコンクリにバラバラ死体

を入れてるってわけ」


「ふむふむ,あの〜1つ良いですか?」


「どうぞ」


「班と部隊は何が違うんでしょうか」


「簡単に分けると班は間接的に,

部隊は所属して直接的に任務を行う」


「簡単なものは裏バイトに依頼して証拠を

完璧に残さない様に班はしてるって言う感じ

ですか?」


「そんな感じよ,監視カメラとかは匿名部隊が

ハッキングして上書き保存するけと現場で

一般人に見られる事を考えてだな」


「なるほどです」


「他に聞きたい情報はあるかな」


「特に無いです」


「じゃあ次は僕からも良いかな」


「話せる事ならなんでも良いですよ」


「君は今株式会社タイガーマネジメントに

所属する正社員だよね」


「はい,一年目の童です」


「君パージコーポレーションに来る気は無い?」


「条件次第と言うところです」


「現社長がちゃんとしてるから部署を離れても

大丈夫だよ,金はちゃんと支払うよ〜なんなら

僕のポケットマネーもあげる」


「何故僕をそんなに高く買っていただいてるん

ですか?」


「まぁそれは置いといて」


「(黙秘されちゃった)」


「頼めないかなぁ〜ダメ?」


「(お金と安全を天秤に掛ける,今は安定して居る

が将来貯金は5000万は貯めるって目標がある,

家族やお世話になった人に恩返ししたいし)」


「はい」


「え⁉︎良いの?」


「定年退社してる頃には1億位貯まるでしょうし,商社は安定して売上を出せて居ますが

若い頃までに5000万貯まりはしないと

思うので」


「じゃあ電話は済ませておく,書類は

明日用意しておくよ」


「はい,承知しました」


AM0:00にて,こうして佐藤徹也は裏会社

パージコーポレーションに入社した。

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