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電子に生きる者  作者: 白空


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ASD

みゃあめちゃん視点。

サブタイの意味はあとがきでちょっとした説明はするのでいったんスルーでもいいです。

まぁ知ってる人もいそう。

 来た時も思ったがここら辺の自然はとても綺麗で壮大だと思う。少し恐怖を感じるぐらいには。

 ちなみに今からの予定としては夢乗くんと一緒に滝に行こうと思っている。他にもいろいろな名所があるがなんとなくここの滝に興味をもった。ただの勘だ。

「滝にしない?」

「いいよ~。」

 夢乗くんもいいって言ってるし早速向かっていこうか。ただただ歩いているだけだと暇なので話しながら歩こう。別に怖いわけじゃないんだよ?別にね?うん。怖くないよ?

「最近配信で何してるの?」

「音ゲー大会の予選前とかは音ゲーばかりやってたなぁ。普通に予選で落ちちゃったけど。みゃあめちゃんはすごいよね。優勝できてるし。」

「まぁ一位に一対一で教えてもらったんだしね。まあ実質優勝は青星なんだけどね。」

「そっか。大会には選手としては出てなかったけど解説しながらAPしてたもんね。あれは化け物だと思う。」

「なんか強さランキングとか作られてるけど大体殿堂入りとかの欄にいるよね。というか音ゲー以外もすごいよね。FPSとかも段々人外って言われ始めてるし。」

「みゃあめちゃんが相手の位置を言えばどんな距離でも当てられるんだもんね。最長記録はマップの四分の一の長さだっけ?」

「しかも相手が動いてるのに当てるって言うね。着弾地点を間近で見ててもびっくりしたよ。」

「いや、正確に位置を教えられる方も大概だと思うけど。」

「そうかな…ってもう滝見えてるじゃん。」

 そこにあったのは大きいとは言えないが、決して小さいとは言い切れない滝だった。特に普通の滝と違う点はないが、光の当たり方でだろうか。なんだか神秘的に見える。なんて言えばいいんだろう。三途の川の上流にありそうな滝?…なんだかちょっと違う気がする。とりあえず何も言えない綺麗な滝があった。

「…わぁ」

 無意識のうちに変な声が出てしまった。ちょっと恥ずかしい。聞かれてないかなと思い夢乗くんに声をかける。

「きれい、だね?」

 最初はただ感想を言おうと思っただけなのに、夢乗くんが余りにも恐怖に満ちた顔をしているので心配になってしまう。

「…大丈夫?」

 夢乗くんに声をかけると驚いた顔になった。

「っ!?」

 正気に戻ったのだろうか。

「大丈夫?」

 もう一度話しかけたとたん、急に走り出した。特に走り出した方向に意味があるとは思えない。何かから逃げるように。私はただそれを追いかけることしかできなかった。

ASDとは急性ストレス障害のことです。

心的外傷(トラウマ)を経験したことなどが原因。

症状として追体験(フラッシュバック)やある特定の物事に対することを避ける行為が挙げられる。

まあwikiの要約なので。

ちなみに彼はまだASDなだけです。

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