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電子に生きる者  作者: 白空


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34/91

再会

現在の物語内の時期は四月中旬ぐらいです。

家の近くでは桜が咲いていますが、北の方に行くとまだ蕾です。


 家からかなりの時間をかけて着いたのは大きな図書館。想定よりも大きい。ここにある本をすべて読んでしっかりと身につけているみゃあめちゃんもすごいと思う。

「着いたよ~。」

 今回ここに来るにあたって助っ人を呼んでいる。というのも、みゃあめちゃんはほとんど覚えてないし、地図で調べてもよかったのだが、その場合彼女の親や同級生に鉢合わせる可能性があるため、なるべくここら辺の地域に詳しい人が良かった。その条件に当てはまる知っている人は一人しかいない。そういるかちゃんである。電話を掛けたら数秒で出てくれた。恐ろしや。

「もっと気楽にいこうよ。大丈夫だって。」

 みゃあめちゃんが後ろに引っ付いて震えている。今回の場合彼女に過失はないし絶対に怒られることはないと思う。()()()()()。どこかに行ってしまったことに関しては何とも言えないが。

「じゃあいってらっしゃい。」

 今日は、図書館内に入るつもりはない。一緒に過ごした司書さんとの久しぶりの再会なのだ。久しぶりと言っても一か月強だが。いるかちゃんとともに外に残る。いるかちゃんもさ、もう子供じゃないんだろうしそんなにぶんぶん手を振らないの。向こうが恥ずかしそうじゃない。

「落ち着こう?ね?いるかちゃん。」

「は~い」

「絶対聞いてないでしょ。まあいいか。でもさ、あの図書館にある本、全て暗記してるって凄くない?」

「えぇ…?リベンジとして、学力勝負でもけしかけようと思ってたのに。」

「さすがに無謀じゃない?」

「ちょろそうだと思ってたんだけどなぁ。」

「どうしてそう思ったの?」

 少しだけ圧をかける。

「きゅい!?いや別にちっちゃいしとか考えてないよ?」

「ふーん。そうなんだ。じゃあぼっこぼっこにしなきゃね。あ。帰って来た。」

「ほっ。」

「まあコラボは決定ね。―――どうしたの?みゃあめちゃん?」

「入ってきてほしいだって。」

「わかったよ。今行くよ~。」

 中に入ってみると所狭しと本が並んでいた。あ、話に出てきた白い髪がきれいな司書さん。身長が高い。いるかちゃんが見比べて笑っていたので次の配信の罰ゲームの内容を少しだけ重くすることにする。

「ご無沙汰してます~。」

「いえいえこちらこそ~。」

「あ、お久しぶりです。」

 いるかちゃんはここの卒業生なので面識があるようだ。

「あの子ちゃんとしてました?」

「さあ?それは本人に聞いてみてください。」

 やっぱりはぐらかされちゃったか。まあ後で本人に聞こう。あと、もうそろそろ帰らなければいけない。ここらへんに宿のあてもないし、これ以上遅くなると寝てしまいそうだ。

「じゃあ今日()ここらへんで。――みゃあめちゃん~。帰るよ~。」

「は~い。」

「館内は走っちゃダメでしょ?――また近いうちに会いましょう。さようなら。」

青星 @Blue_star

さくら~

写真

(桜withみゃあめちゃん)


水色いるか @water_iruka

リベンジマッチ!

配信

(学力対決!)

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