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第76話 受け付けお姉さんの弟子入り!

「まりあ、ちょっとだけ良い?」

「え!」

「お願い、ほんまにちょっとだけやから!」

「そんな、······こんなところで、······でもユタさんがしたいなら······、えっと、ベットを、出し」


 両頬を手をあて、くねくねするまりあ······


 ペシッ!


「きゃ」

「釣り! せっかくの湖やから、釣りしてみたかったの!」

「はわわ!」


 勘違いを気付いて、朱に染まる頬っぺた。


「あはは」


 俺は撫でておく。


「えへへ~」


 可愛くにやけてますやん


「良いですよ、夕方までですよ」

「ありがと! 転移!」

 パッ


 転移と同時に、釣竿を右手で持ち、今回はスプーンを選択。


「まりあもやってみる?」

「私は、お裁縫してます!」


 まりあはレジャーシートを広げ、座り込み、針と糸等が入った箱を取り出し、作りかけの服かな? も取り出し、チクチクと縫い始める。


 俺も、釣り始めよう。


 投げては巻く繰り返しだけど、巻くスピードを変え浅い所から深いところまで、アクションを加えたり、巻くのをやめてフリーフォールさせたりと色々やってみるが当たりは無い。


 スプーンからワームに変更。


 島周りの沈んでいる岩の間に投げ入れちょいちょいっと誘いをかけてもやっぱり釣れません。


 エサ釣りに変更!


 オーク肉を小指の先より小さくして、沈んでいる岩の間に投入、しばらく待ち、仕掛けを上げるとエサはそのまま、······居ない?


 ポイントを変え色々やってみるが当たりは無い。


「完成! ユタさん! 完成しました!」


 なにやら完成したようだ。


「鍛冶の作業着のツナギです! ワイドなサルエルさんにしてみました! 私のはデニム生地を、ウォッシュ! ウォッシュ! して深い紺色とほぼ白の部分を作りグラデーションな感じに仕上げました! ユタさんのはブラックのデニム生地を採用! 背中側には卵&虎鉄orタマ達を入れるフードが! なんと! 取り付け取り外し可能!」


 何それ······

「何それ! カッコいいやん! 着る!」


 俺達は一応岩影に入り、外からは見えない位置で今の服を脱ぎ捨て、ツナギに変更。


 中のシャツは、俺は白地に緑色の絞り染め、まりあは、白地に猫の絵がプリントされたシャツに着替えた。


 サルエルなので短足さんになるが、ワイドなので足の曲げ伸ばしも、ストレスフリー! 着た服に付与魔法ガチガチにかけ、泥沼に落ちても汚れないチートな作業着が完成した!


「ユタさん似合ってます!」


 まりあが褒めてくれる。


「めっちゃ着心地エエよ! まりあも似合ってる! 作業中はポニテか、お団子にすればさらに決まるな!」

「えへへ~」


 釣りを再開するのも釣れ無さ過ぎるので、神眼で調べたが、塩湖でもなく、気配もあり魚はいる筈なんやけどなぁ。


「今日は帰ろう! ナビ辺境に帰るから表示お願い!」

『は~い♪』

「おっ! ラッキーやん、転移!」

 パッ


「到着!」

「お疲れ様!帰りましょう!」


 俺達は路地裏から大通りへ出たが······


「冒険者ギルド前が溢れかえってますね~」

「馬車もいっぱいやし、これから出発みたいやね」


 冒険者ギルド前には馬車が大小、数十台が出発の順番を待っていて、門へと続く道は長蛇の列だ。


「終わったのになぁ~」

「終わりましたよね~」

「魔物はまた出てくるでしょ?」

「内緒なゃから言えないにゃ~」


 俺達の呟きは······


「はぁ! 終わっちゃったのですか!」


 その声に俺達は振り向き、······受け付けのお姉さんがいた。


「聞いたんだな」

「聞きましたね」

「聞いた様です」

「聞いてたにゃ」

「······」

「こっそりです(にゃ)!」×4

「······マジで?」

「こっそりです(にゃ)!」×4

「今から出発する方々は?」

「骨折り損です(にゃ)!」×4

「私はどうすれば!」

「こっそりです(にゃ)!」×4

「えぇぇぇぇ~!」


 来たぁぁぁぁー!×4


 小さくではあったがいただきました。


「本当に? 終わったの?」


「本当に終わりましたね、魔物の後ろから、地龍が追いかけて来たので起きかけたスタンピード、ですので地龍倒して、走り出した魔物も全部やっつけましたよ、こっそり」


「それに、魔獣の森にダンジョンも発見しましたよ、こっそり」


「王都にある湖の、小島にあるダンジョンも発見しましたよ、こっそり」


「その、2つのダンジョンも攻略してしまったにゃ、こっそりにゃ」


「ふえぇぇぇぇ~! スタンピード止めて、ダンジョン2つ発見して、その2つとも攻略? それをこっそりに? なぜ?」


 まりあ、ステータスの偽装一旦解除ね(笑)

 ユタさん顔が悪党ですよ(笑)

 俺達は偽装を解除し


「お姉さん、俺達を鑑定すればこっそりしたい理由が解るかもですよ」


 優しく話しかけた


「登録時に、鑑定する決まりなので見ましたが、鑑定!んなっ!」


 お姉さんは、大声をあげるのを我慢してくれた、手を口にあて、目を見開き、俺、まりあ、虎鉄、タマを、ゆっくりと見ていった。


「数々の不敬な態度、どうかお許し下さい」


 お姉さんが跪くが、すぐに脇に手を入れ立たせる。

「そういうの嫌やから、こっそりです!」

「面白可笑しくですよ! って! ユタさんおっぱい触ってますよ! 放しなさい! メ! ですよ!」


 マジで触ってた! 素早く手を脇から抜き


「ごめんなさい! 悪気は無かったんや! 不可抗力や! 飴ちゃんやるから!」


 俺はお姉さんの手に飴ちゃんを、一握り乗っけた。


「ユタさん、飴ちゃんでは責任は取れませんよ! 私にも飴ちゃん下さい! イチゴ味で!」

「イチゴ味やな、ほら。って、まりあに上げてお姉さん許してくれるの?」

「私は許しますよ? お姉さんは解りませんが」

「······猫さんまで喋ってますし、皆さんレベル無いですし、こっそりですか······」

「諦めるにゃ、こいつらに関わったら、こんにゃもんだと思っておくにゃ」

「そうです、受け付けのお姉さんは何も悪くありませんよ」

「そうなんですね」

「悪く無いにゃ、自信を持つにゃ」

「お姉さんは若いですし、ギルドで働き、これから色々な経験をして強くなって下さい!」

「頑張ります」

「そうにゃ、強くにゃりたいなら修行してやるなゃよ?」

「そうですね、煮干し2号なら食材も手に入りますし、一石二鳥ですよ!」

「私がダンジョンで、レベルアップですか! 師匠!」


 何やら虎鉄とタマとお姉さんが、ダンジョンへ修行に行きそうな気配だが······


「よしにゃ!」

「ナビさん、受け付けのお姉さんに合う武器はありますか?」

『うふふ、ここはやっぱり刀の二刀流で、1年1組の子達がサブで持ってた小太刀がありますね、勇大様よろしいですか?』

「マジで行くの? なら身体に合わせた方が良いし造るか、場所は、お姉さん、鍛冶出来る所無い?」

「鍛冶? 実家の隣が鍛冶屋さんですから貸してもらえると思いますが」

「んじゃ、早速行こうか! まりあ! 連行するぞ!」

「Sir Yes sir(了解)!」

「はえ? 本当に!」

「諦めるにゃ」

「手遅れです」


 俺達はお姉さんのナビではなく、俺がお姉さんに触れた時に、ナビにお姉さんの家をポイントしてもらい、ナビしてもらっている。


 そして、しばらく歩くとお姉さんの家に着いた。


「こちらが、家で、隣が鍛冶屋さんです、入って親方さんに言えば貸してもらえます、行きましょう」


 ここまで来たらお姉さんも諦め、もとい、納得してくれた様だ。


 お姉さんは、鍛冶屋の入口へ向かい、中に入って行く、俺達も着いて中に入る。


「おっちゃん! 鍛冶場貸してぇ~!」

「ああん? またお前か、鍋でも穴が空いたか?」

「今日は違いますぅ~だ! この方達が借りたいと言ってるから、私ここしか鍛冶出来る所知らないし」


 髭もじゃのおっちゃん、ドワーフやね。


 俺達を見て


「武器の手入れか?」

「それもありますね、少し欠けさせてしまったので、恥ずかしいです」

「自分の武器を自分で手入れか、良いぞ着いてこい」


 おっちゃんは隣の部屋に行くようだ、俺達もそれに着いて行く。


 隣の部屋は広く、10人が同時に作業出来る様に炉も10用意されてる。


「ここを使え、道具は何を使っても良いぞ」

「「ありがとうございます!」」


 おっちゃんはそう言ってお店に戻った。


「よし、打って行くか! まりあは?」

「ユタさん良い革の防具ありますか? 仕立て直して、お姉さんが装備出来る様にしますよ!」

「ナビあるか?」

『付与がない方が後で調整しやすいので、ベヒモスのが良いですね、ポイントしました』

「ありがと、ほいっと! はい、まりあ」

「おお! 中々の物ですね」

「よし、造るぞ!」

「はい!」



 身長に合わせるか、太刀2本だな、素材はあるから贅沢に。


 火さん炉は任せたよ、ほいっと!

 ふよふよスポッ

 炉に入ってくれた。

 少し反りのある刀で、打っていくか!


 カーン カーン カーン


 カーン カーン カーン


 光さんに出て来てもらい、歪みなどを見て調整。


 カーン カーン カーン

 ・

 ・

 ・

 完成!


 付与も思い付く限り! ほいっと!

「完成~!」

「うんうん、良い出来ですね!」

「これなら大丈夫やろ、ほい、お姉さんの刀、二刀流やから頑張ってね」


 お姉さんに刀を渡す、お姉さんは受け取る。


「二刀流? 2本とも使って戦うのですか?」

「まぁ、やってみよう! の前に、おっちゃんいつからいたん?」

「槌の良い音がしたから来てみたが、······なんちゅう物を、その2本で軽く国が買える。いや、大陸ごと買えるか、付与まで」

「そうか? まぁ、頑張ったから評価されるのは嬉しいな」

「ワシもまだまだだな、お前達は帰れ、ワシはこれから修行だ!」


 髭もじゃドワーフのおっちゃんに、追い出され、宿に受け付けお姉さんも引っ張って連れて行き、屋上の部屋へ。


 軽く晩御飯を作る。


 お鍋に日本酒をまるまる1本入れ、火にかけアルコールを飛ばす。


 レタスを千切り、茸は適当に割いて、大根おろし&紅葉おろしを用意。


 ビッグボアは薄切りにして、しゃぶしゃぶにしました。


「こんな食べ方初めてです! お野菜も沢山食べれますし、お肉がメチャクチャ美味しいです!」

「ユタさん、この紅葉おろしがビッグボアさんに合いますね! ピリッと食欲増進です!」

「後は青じそもあったらそれも美味しいぞ、バラ肉が俺は好きやな、しゃぶしゃぶするなら」

「あっさりですけど脂の甘さがあって、ビッグボア! そんな高級品!」

「ほらほら、いっぱいあるから大丈夫! 食べないと力が出ませんよ!」

「虎鉄、タマ、どれくらい強くするつもり?」

「最強にゃ! この世界最強にゃ!」

「地龍を、デコピンです!」


 亜神になるレベルか?


 受け付けお姉さんを、気に入ったみたいですね(笑)


『うふふ、現地妻!』

 いやいや無いから!ほんまにあかんからね!

「地龍ですか! SSSランクが何人も集まって倒せるかどうかですよ! デコピンでなんて私には無理ですよ!」

「大丈夫です! 小指でチョンで倒せます!」

「簡単にゃ! 任せておくにゃ! 職はなんにゃ?」

「はへ? 職は農業ですよ、家はお米作ってますよ、まだまだ小さいですけど、お父さんはお米でお酒も造ってます! 街でも評判で田を広げるか迷ってますね、なので私も幼稚部の学校が終わってから、ギルドで少しでもと頑張ってるんです!」


 幼稚部?


「にゃら強くなって、魔物も倒して稼ぎまくりにゃ!」

「田んぼならすぐにでも作れますよ! 魔法ですぐですよ!」


 まぁ、属性魔法やら、木魔法も刀に付与したから使っていけば簡単やね。


「田んぼって勝手に広げてもエエの?」

「この辺りは地盤が固いので掘り起こすだけでも相当な労力が必要です。その分開墾すれば自分の物になりますよ、うちも毎年少しづつ広げていて、この街で10位くらいにはなりますよ」


 ほうほう、広げたもの勝ちか(笑)

 あはは、やっちゃいますか(笑)

『場所はポイントしました(笑)。魔獣の森方面にありますので広げ放題! 酒蔵も魔獣の森の湖がありますので』

 でも目立たない様こっそりなら

「今の田んぼは、どれくらい大きくするつもり?」

「どれだけ大きくても大丈夫ですね! うちは3人とも農業ですから刈り入れもあっと言う間ですよ! 植えるのもです!」

「100倍でも?」

「余裕ですね、実際お母さんの実家は、この街が何個も入る田んぼを、今は2人でやってますし」

「なら大丈夫やね、それも後でやっちゃおう!(笑)」

「開拓村と繋がるくらいやっちゃいましょう!(笑)」

「あはは、任せて下さい!(笑)」

「ダメにゃ、後で、えぇぇぇぇ~! にゃ」

「えぇぇぇぇ~! 確定ですね」


 晩御飯を食べ終えお片付けも済ませた後


「王命である! これから俺達が使う魔法について他者に如何なる方法を用いても漏らすことを禁止する! 永続である! 転移!」

 パッ


「到着! 光さんお願いします!」


 辺りが昼間の様にあかるくなる。


「はへ? 転移? ここうちの田んぼだ······」

「ホントだ、結構大きいね、んでマップ的には川は?」

『魔獣の森から流れ出す大きな川がありますね、向かって2時の方角ですね』


 上から見て、一気に行きますか!

「うえに転移! &浮遊!」

 パッ


 ナビ光さんを効率良く配置! ほいっと!

『昼間なら楽ですけどね、あっ、あそこ馬車が走ってますね』

「開拓村行きの冒険者達だな、ってかお姉さん静かやね」

「ユタさん、 メ! いきなり上空はダメですよ!」

「すまん、ってかアスタロト大公爵?」

「アスタロト大公爵ですね? 呼んだから来ちゃった?」

『転移も使えないので飛んできた? 中は無人の様ですが』


 俺達の目の前に静止しているアスタロト大公爵。


「まりあ、今夜は冒険者達もいるし開墾は中止、アスタロト大公爵に一旦乗ろう、転移!」

 パッ


 甲板に、ソファーを出しお姉さんを、座らせる。


 中を見に行ったまりあが


「ドアは使用不可ですね~」

「やっぱりなぁ、でも良く飛んで来れたよね、入る分には行けたのか?」

『可能性はありますね、今飛んでますので魔力的な繋がりはありますが、向こうからの一方通行ですね』

「そっかぁ、よし、煮干しに行ってアスタロト大公爵は一旦待機かな、せっかく来てくれたけど(苦笑)」



 煮干し上空


「ユタさん! 野生動物入る入口ありませんでした! ほいっと!」


 東西南北に大きな入口が出来た。


「作って無かったっけ?」

『作ってませんね、あっ、熊さんが入りましたね、警戒してますのでお静かに、王都ポイントしましたよ』

「了解、お姉さんは、おんぶするか」

「は~い、乗っけますね、よっこいしょ」

「ありがと、転移!」

 パッ


「到着、まずはパーティーで、俺とまりあは経験を皆に分けるで良いよね」

「良いよ、行きましょう!」


 俺達は走り出し、転移で戻り、また走り出しす。


 3回目の転移でお姉さんは気が付いた様だ。


「はへ? おはよう? ダンジョン?」

「王都の湖にある、新しく見つけたダンジョンだよ」

「新ダンジョン! ここで二刀流教えて貰えるのですね」


 全然気が付いた様子は無い。


「お姉さん、いつまでおんぶされてるんですか(笑)」

「おんぶ? はわわ! お、おろしてください!」


 わたわた暴れだしたので、俺はしゃがみこみお姉さんを、おろしてあげた。


「田んぼの後から、ここまでおんぶされちゃったよ~」

「あはは、気にしない気にしない!」

「ユタさん亜神ですけどどうします?」

「身体に慣れて貰わないとなぁ、朝までまだまだ時間あるし走ろうか(笑)」

「あはは、ですね、ここまで来たらやっちゃいましょう! お姉さん始めはゴブリンさんですので、首チョンです! 頑張ってね! フォローしますから、虎鉄ちゃんとタマが」

「ゴブリン! 頑張って見ます!」


 お姉さんはアイテムボックスから2本の刀を出し、鞘から抜いて、歩き出す。


 とてとてとてとて


 虎鉄とタマが、少し後ろを着いて行く。


 岩影からゴブリンが、5匹飛び出して来る!


 お姉さんは、ビクッと小さく飛び上がったが持ち直し


「行きます!」


 シュ

 バンッ!


 ゴブリンが飛び散って消えた。


 虎鉄達も舐めたく無いのかクリーンを、使ってる······まぁ、良いことにしよう。


 お姉さんは止まらないまま、その向こうにいたタイラントカウと衝突し、刀を前に出していたため討伐。


「やりました! ゴブリン倒しましたよ!」


 いやいや、タイラントカウさんです。


「レベル上がりましたか(笑)?」

「ステータス確かめて見ないと(笑)!」

「はい! えっと、ステータス! へ······」

「固まってるにゃ」


 つんつん


「またおんぶです」


 つんつん


「あはは、解ったよ」

「あはは、既にレベル無いからね~さぁ~て、よ~い、ドン!」


 今度は5回目の転移した後に


「亜神って何ですか! わたわた、私も神様に!」

「ステータス確認するにゃ、頑張ったから上がってるにゃ」

「ゴブリン倒しましたし、ステータス! は? 神? 職業が農神? 魔法? 念話? 武術? 多重思考? 神眼? 神体強化? 無限収納? 完全耐性? 称号に虎鉄の弟子、タマの弟子、神? あれ? 神様です」

「おめでとう(にゃ)!」×4

「はへ? ありがとう?」

「お姉さんは、この世界の最強になりました。なので、今から強くなった身体の使い方覚えてもらいますね」

「タマがついてるから心配ないにゃ!」


 虎鉄とタマがやるようだ。


「虎鉄、タマ、俺は朝ごはんの用意するからそれまでには帰ってきてね、宿に戻るから」

「虎鉄ちゃん、タマ頑張ってね!」

「「は~い」」

「頑張ります?」


 その後はお姉さんとタマ達は走り始めた。


「まりあ、帰ろうか」

「は~い、転移!」

 パッ


「到着、まだ少しくらいね、晩ごはん何がいい?」

「ん~、お祝いですし、バーベキューにしましょうか!」

「野菜切るだけやね、ってか朝バーベキュー?」

「そんな気分なんですぅ~!」

「了解、塩漬け、味噌漬け、漬けを何種類か作ってサラダとスープはあっさりワカメスープかな、浅漬け白菜とキュウリ、そんなもんか?」

「オッケーです!」


 よし、漬けからや!


 5ミリの厚みに斜め格子の切れ目を入れ、タレを入れたボールに放り込んでいく。


 サラダは、まりあがやってくれたみたいやし、スープも完成。


 さてさて、お姉さんはどうなったかなぁ(笑)





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