表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

73/159

第73話 ただいま留守にしております。

 水晶玉の部屋に入った。


「「は?」」

『なっ! 転移してます!』

「はぁ、外に出られたのか、神眼でそう言えばチェックし忘れてたよ(笑)、転移罠もあるなら早めに出て欲しかったよな」

「うふふ、私もそう思う~、早く帰らないとマグロ無くなっちゃいますよ! 大トロ! 中トロ! 小トロ? ユタさん小トロって無いの? 大中と来たら小は?」

「あるとは聞いたことあるんやけど俺もお目にかかった事無い、今回はメーター超えが3匹いるから知らない内に食べてしまうかもな」

「赤身も美味しいよねぇ~、よし! 転移! ってあれ? 場所が解んないから転移しちゃ不味いよね? 解んないよ?」

「ん? ここどこ? ナビ?」

『転移してます、異世界転移です』

「「は?」」

『神様の管轄は一緒なので遠くはない筈ですが、異世界間の転移が何らかの力で出来ない状態です、念話も無理ですね繋がってはいますが』

「戻れない?」

「話を聞く限りは、何らかの力で、か」

『はい、ここの管理神だとは思いますが、送還も同じ理由で無理ですね、出来るとすれば召喚ですね、勇大様達が来れるのですから入る方は可能かと』

「後は、999999階層のダンジョンを、見つけて攻略すれば?」

『可能かと、しかし今見て回ったのですが、そこまで古いのは見当たりません、ここも偽装されていると見て間違いないでしょう、あるとすればですが』

「探すのも中々難しい感じやね、しゃ~ない、近くの街は?」

「お腹空きましたし」


 おい! 大物やね(苦笑)


『ここは相当深い森の様ですね、1番近いのは村ですので、その向こうに砦になっている街があります。表示しますね』

「結構大きいね砦、ダンジョン街みたいに、この森から魔物が溢れても、街を守るためな感じやね」

「へぇ~ならそこで、軍資金貯めてからになるね探すの」

「貨幣は流石に使えないけど、インゴットはあるから売れれば、塩もね(笑)」

「そうです! 塩だらけです! 行きましょう! まずは、冒険者ギルドで身分証ですね!」

「ナビ、路地裏お願いします!」

『は~い元気出して行きましょう! ほいっと!』

 路地裏が映し出されるが、ここもダメ。

『ダメですね』

「人が多い!どこにでもいるやん! うるさい!」


 ドドドドドド


『回収~! オークですが、色が微妙に違うような感じですね、お肉は美味しいですね』

「ユタさん囲まれてるし、採取しちゃう?」


 シュバババババ


「路地裏探しに忙しいのにお仕置きやな! 虎鉄、タマも、さくっとお肉採取手伝いお願いします!」


 シャパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパ


 中略


 パパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパ


「お疲れ様」

「少ないにゃ、よわよわにゃ」

「面倒くさいです」

「解体して、魔石で街に入るパターンですかね」

「そんなパターンあるの?」

「国とかに召喚されるのではなくて、草原の真ん中とか、森の中とか人の居ない所に召喚される場合は、普通に街の入口の門番さんと、交渉して入れてもらうパターンが、圧倒的に多いのでそれを採用しましょう! ナビさん、門番さんとかに見つからない場所有りますか?」

『ほうほう、では表示』

「街道みたいやけど今なら無人やし、転移!」

 パッ


「到着! 門はあっちやね、虎鉄とタマはパーカーね」


 俺とまりあは虎鉄とタマをパーカーへお互いセットし合い、門の方へ歩き出す。


「そうです! 安物の武器を出して腰に、胸当てくらいの革の防具有りますか? 後は手ぶらは怪しまれるのでバックパックがあれば飯ですね」


 ほうほうナビさん、お願いね。


「こんな感じか?」


 鉄の短剣2本と、革の胸当て、バックパックも安物の革製を、チョイス


「良い感じですね、パッと装備しちゃいましょう! あっ! 私のメイド服は流石に、パーカーも変ですね、1回森に帰りましょう! 転移!」

 パッ


 俺はフード付きのローブを採用、ズボンも靴も中のシャツまで変えた。


 まりあもフード付きのローブを採用、バンツに履き替え中は麻のシャツに靴も革のブーツに変更。


『うふふ、駆け出しから抜け出して、間もない感じが出てます、ならゴブリンを、少し狩って魔石を手に入れておきますか? 先ほどのオークが、どれ程の物かわからないので』

「10匹いれば良いよな?」

「その当たりなら、変ってほどでもない気がしますね、ナビさんよろしくお願いします!」

『は~い、ゴブリン入りま~す! 10人前!』

「あはは、転移!」

 パッ


「多いやん! 10万匹? まぁ、ついでやし、超極小ウインドアロー超連射! ほいっと!」

「同上! ほいっと!」

「あっ! ずるっ子!」

「にゃ~にゃっ!」

「超極小ウインドアロー! 超連射!」

「タマ! 虎鉄ちゃんまで! すごいよ~!」

「お前らもやるなぁ! オークとかも出てくるぞ! じゃあこんなのは、極細ウォーターカッター!」


 スパッ


 切り取られた木は、ナビが収納したので1面切り株だらけになった。


「あっ! 今の無し!」

「ユタさん自然破壊 メ ですよ、木魔法! にょきにょき! ほいっと!!」

「ありがと~、やっぱりウインドアローやね、ほいっと!」

『おかわりは多種多様! 素材祭りですよ! 取り放題です!』

「は~い!」×4




「ドラコン来ないですね」

「次くらいに来ると思ってたんやけどこやんね」

『打ち止めですね、近くに魔物がいません、では先ほどの街道表示しますね』

「「は~い!」」

「ん、無人! 転移!」

 パッ


「到着!」

「格好は完璧、ゴブリンもちょっと多かったけど他のも沢山取れたし、あぁ~! あの大きい猪さん美味だったからカツ?」

「ビッグボアと食べ比べしてみようか!」

「賛成! タマ、そろそろフードに入ってね」


 タマをフードへ


「せやね門の場所が見えてきたし、虎鉄おいで」


 ひょいっと持ち上げフードに、門が見えてくるにつれ砦の立派さが解る、入門待ちの馬車と比較してもその高さが解る。


「30メートルくらいあるね~タマ、タマならワンパンだ!」


 壊さないでね(笑)


「あそこが最後尾かな、あっちの街道からは沢山人が来るみたいやね、こっちは村に続いてるだけやからかな」

『街道の向こうにもありますが、ここより小さいですね』

「大きい方が人もいっぱいやろね、紛れやすい」

「目立つのが面倒くさいって顔してますよ」


 バレてますやん。


 俺達は最後尾に並び前にじわじわ進むまだ日は高いので大丈夫そう。


「街に入ったらまずは、冒険者ギルドですね、その後はお昼ご飯!」

「ちょいお腹も空いたしな、屋台どんなのあるかな?」


 並ぶ俺達の横を馬車が追い抜いていく、馬車は別口でチェックしているから数は少ないが荷を検査しているようで、進みは歩きの方が早いくらいだ。


 見てると門番さんはカードの様な物を確認して、さっと鞄の中を見るだけだ、俺達はそれが無いから時間取られる筈だ、まぁ普通にしてたら良いやろう。


「何かカードの様な物を見せるのですね、まぁ、私達は、初めて村から出た風で行きますから、お願いしますね、ほらすぐ順番ですよ!」


 少しして、先ほど追い抜いた馬車より早くチェックを、受けられそうだ。


「市民カードか、ギルドカードを」

「すいません、俺達はこの街で登録しようと来たので持ってないのですが、村に戻って何か貰ってこないとダメでしょうか?」

「ん? この先の村からか、ああ、それなら仕方無いか、出張所が引き上げたからなぁ、1人10プル銅貨で2人なら2枚だな」

「魔石でも良いですか? ゴブリンの魔石を持ってきたので」

「1つ見せてくれ」


 ポケットから2個出す。先に入れておいた。


「はいこれです」


 門番さんに渡すと


「ふむ、間違いないな、これなら100プルにはなるだろうお釣り80プルだ、通って良いぞ、頑張れよ」


 お釣りと魔石を1つ返して貰い


「「ありがとう!」」


 俺達は無事門をくぐり、街へと入ったら目の前には屋台!


「まりあ、ギルドの」

「屋台行きますよ、ほんとに好きなんですから(笑)」

「あはは、あ! ギルドが先だ······」

「? あっ! ですね、換金しないとですね、まぁ、ギルド見えてますから、聞き込み出来なかったですが」


 そう、冒険者ギルドの建物が、目の前の屋台の向こうに見えていた。


「さっさと登録しよう!」

「は~い♪」


 ほんの50メートルほど進み看板に冒険者ギルドと書いてあるのを確認し中へ。

 造りは一緒みたいで、右側はお食事スペース、左側に依頼貼った壁と買い取りカウンター。

 正面が受け付けカウンターだ昼前の時間の為、空いているので、5人いる中、まん中のお姉さんに決めた。

 くそ! ここもカウンターまで高いじゃないか!


 引き出しがあったので引き出し、その上に乗りお姉さんに向かう。


「こんにちわ、登録したいのですが、今大丈夫ですか?」


 小首を傾げ微笑んでみた。


 まりあがつつく


「はっ、はい、大丈夫ですよ、こちらの用紙に記入して貰えますか」

「はい、俺とこっちの子もなので2枚お願いします」


 嬉しそうに微笑


「ぐはっ! ひゃい、どうじょ!」


 かみかみ。

 つんつん


「ありがとう」


 1枚まりあの前に移動させ、俺も記入していく。


 名前 ユタ

 年齢 9

 武器 剣

 魔法 風


 名前 まりあ

 年齢 

 武器 剣

 魔法 風


 簡単やね。

「お願いします」

 ニコニコ

「はい、すぐ終わりますから」

「お願いします!」

「よろしくお願いします!」

 魔道具にカタカタと入力すると、魔道具にプレートを通す。

 それを2回繰り返した。

「お待たせしました、2人はパーティーを組みますか?」

「「はい」」

「では、パーティー名を、先ほどの紙の下に書いて下さい」

「解りました!」


 俺達は確認し合い


 "わーるどじゃんぷ"


 と、書きお姉さんに渡した。


 魔道具にカタカタと打ち込み、ギルドプレートを通す。


 2回通し終わると俺達に向かい


「お待たせしました、ギルドカードです、失くさないように気をつけてね、依頼はあそこに貼ってあるのをこの受け付けで登録して依頼を、受けた事にしないといつまでたっても、Eランクから上がれないので気を付けてね」

「「はい!」」


 ギルド()()()を受け取り俺達は買い取りカウンターヘ向かう。


「ユタさん、ギルド()()()でしたね」

「だな、まぁ、あまり変わりはしないが、後はEランク、三葉と葉月が悔しがるだろうね(笑)」

「うふふ、悔しがりますね」


 買い取りカウンターに到着。


「すいません、買い取りをお願いしたいのですが」

「おう、魔石か? 出してくれるか」

「はい」


 1個100プルだったので、ゴブリン10個とオーク3個出すことにした。


 カウンターの上に10個と、3個に分け乗せた。


「ゴブリンが10、これはオークか?」


 おっちゃんは、魔道具に魔石を乗せ何かを見ている。


「オークだな、3個とは中々の腕前だな、肉はどうした?」

「村で食べちゃいました!」


 これも事前打ち合わせの模範解答だ。


「村の出か、なら食っちまうよな、まぁ、良いか、ゴブリンが1つ100プル、オークが1つ1000プルだ、4000プル大銅貨は1つ崩しておくか?」

「お願いします!」


 おっちゃんは、大銅貨3枚と、銅貨10枚にして渡してくれた。


「ほら、確かめな」

「はい確かにあります! ありがとうございます」

「おう、オーク採れたら持ってこい、そこそこで買い取れる、お前らだけでは食いきれんだろ(笑)」

「確かに! では!」


 俺達は取り敢えず依頼を見に······行かず屋台へ


「屋台で物価調べて、宿やんなぁ、商人探して塩も予定しといた方が良いかもね」

「宿次第ですね、あっ! うどん? ですよ!」

「マジか! 揚げもんは? あった! 先に揚げもん見よう」

「はいです!」


 揚げ物屋台へ突撃。


「おっちゃんこれなに?」


 コロッケっぽいが


「じゃがいもだ、オークの肉の端キレも入ってるぞ、こっちのはカボチャだな、今の季節は甘くて美味いぞ、でこっちはちと高いが、オークの割合が多いじゃがいもと半々だぜ」

「私カボチャ!」

「俺は半々の貰うよ!」

「カボチャは3個で10プル、半々は1個で10プルだ」


 安いな!


「はい、20プル!」

「はいよ、揚げたてだ、やけどすんなよ」

「「ありがとう!」」


 ローブの裾に入れるふりして収納。


 さぁ、うどん? や!

「私並みで!」

「俺は大でネギ抜いて! 器はこれで!」

「は~いありがとうね~器借りますね~」

「ユタさんほんとにネギ ダメダメですね」

「こればかりはなぁ、苦労してるんやで、受け付けへんからしゃ~ないけど、いちいち言わなあかんしなあ、たまに帰ってくれ言われたラーメン屋あったよ」

「沢山いれろ! じゃなくて抜くのだから良さそうに、思いますがねぇ(苦笑)」

「そりゃ、その料理人さんはこだわってたのかね~ネギ入れて完成の料理なのかね、はい、お待たせ~50プルだよ、大が30、並20プルだね」

「はい、銅貨5枚」

「ありがとね、またよってね~」

「「は~い!」」


 目を付けてあった冒険者ギルドのテーブルに向かいガラっとしているから座り放題。


 席に座る前にクリーン!


「うふふ、確かに汚れてそうですし」

「だろ(笑)」

「さぁ、冷めない内に、せ~の」

「「いただきます!」」

「おっ! 半々美味いぞ! メンチカツより食べやすい! まりあ食べてみる?」

「やった! カボチャも1つどうぞ!」

「ありがとね、めちゃ甘っ! 美味っ! おっちゃん言ってた通り甘々やん!」

「半々、ほんとに美味しい!」

「メインのうどん? は、······だよなぁ(笑)」

「何か一味足りないですね、あの人達のうどん食べたらねぇ(笑)」

「結構安いよなぁ」

「宿も安ければ良いですけど、受け付けで聞いてみますか?」

「手っ取り早いし、それで行こう!」


 食べ終わりクリーン


 席を立ち受け付けカウンターヘ。


「すいません」

「はい、あっさっきの、どうしたのですか?」

「今日この街に来た所なのですが、おすすめの宿と宿代がいくらくらいなのか知りたくて」


 上目遣いで見つめる。


「はぅ、き、来たばかりではわからないでしょうね、お勧めでは無いですけれど宿なら1人2000プルは払わないと鍵がありませんので危ないですね、お勧めなら8000プル以上です、食事等は全て別になりますね」

「はわわ! 鍵無しは怖すぎです! そだ! 1番の宿は!」


 ワクワクした顔で、お姉さんを見ている。


「うふふ、この冒険者ギルドの横にある、商人ギルドの真裏に大きな宿があって、一晩100万プルで最上階ですよ!」

「きゃ~! すごく見てみたい! 見学に行きましょう!」

「あはは、見るのはただやしな(笑)」

「ありがとう、お姉さん!」

「いえいえ、では、お気をつけて」

「「はい!」」


 俺達は何も言わず冒険者ギルドを出て、隣の商人ギルドに向かう、入口をくぐり真正面のカウンターへ、3人の受け付けのお姉さん、1番出来そうに見える人にアタック!


「すいません、売りたい物があるのですが、ここで宜しかったでしょうか」

「はい、承ります、ギルドカードは?」

「売る為にあった方が良いのですか?」


 お得なら入っても良いよね。

 良いと思います! 最上階ですよ!


「売り物にもよりますが」

「塩ですね」

「塩! ならば入っていただくと、色々なサービスがございます。街でギルドカードがなければ売買後に、税を納めるのですが、ランクによりますが納める金額が減ります。G~Eランク2割、D~Bランク1割、Aランクは0.5割、Sランク無し、売上のですから馬鹿になりません」

「入るのに何か必要ですか?」

「云え、特には、先ほどのサービスですが、この商人ギルドの裏の宿はギルド員のみしが泊まれませんので、お塩いかほどお売りになりますか?」

「トン単位でありますよ」

「トン! すぐにギルドヘ登録を、商人ランクは、売上よりも貢献が必要です。需要が有るところに必要なものです。この街、この国は内陸部ですので、塩の需要は無くなることはありません。キロ1000プルで海辺の街なら買えますがこの街ですと3500プルです」

「1キロ1000プルなら、1トン100万プル?」

「はい」


 港価格でドン!


「1000トン、10億プルでどうですか?」

「は?」


 欲張りなお姉さんには、5倍でほい!


「足りませんか? なら5000トン?」

「あの! あるのですか?」


 ここは放り込んで驚かせるパターンやね。


「お姉さんのアイテムボックスへ、ほいっと! 5000トンいれましたよ」

「なっ! ほんとに入ってる! ギルドマスターを呼んできて! 緊急ですサブマスターが呼んでると!」


 えぇぇぇぇぇぇ~! が無かったよ。

 ユタさん残念


「はい!」

「あの、この金額ですと即金では厳しく」

「分割で良いよ、ランク上がります?」

「Aは確実、ギルドマスターの承認が得られればSです、胡椒は、あるでしょうか?」

「俺はないなぁ」

『ありますよ、900トンほど、トレントがたまに落としますから』

 マジか! いっぱい採取してたんやね。

「ありますね、500トンくらいでは?」

「ぶはっ! 1キロが1万プルですから、500トンで、500億!」


 ここは入れるしか無いな、ほいっと!


「そうですね、入れましたよ」

「は? えぇぇぇぇぇぇ~!」


 来たよぉぉぉぉぉ~!×2


「お姉さん、ギルドの登録をお願いします」

「は、はい」


 お姉さんは、呆然自失になりながらも身体が覚えているのかテキパキ動き30秒程でギルドカードが出来た2枚、まりあも、もう1人のお姉さんに紙を貰い記入して渡すとカードを、発行してくれた(笑)


 2人共、Gランクスタートだ。


 それから少ししてギルドマスターを、呼びに行った受け付けのお姉さんが、ハゲたおっちゃんを連れてきた、この異世界もハゲギルマスの呪いが!


 ぶはっ!


 隣でまりあが吹いた、すまんな。

 その通りでしたので思わず(笑)


「私に急用と聞いたのだが、なにがあった?」

「はっ! 塩5000トンを50億プル、胡椒500トンを500億プルでお売り下さりました。納品済みです」

「は? 何を寝惚けた事を」

「私の、アイテムボックス内の鑑定をどうぞ」

「ふざけるのもいい加減にしなさい、まったく、鑑定。······んなぁぁぁぁぁぁ~!」


 来たぁぁぁぁぁ~!×2


「sランクの承認お願いします」

「金は? 分割にして貰えるのか?」

「まだ口頭のみですが、分割の了承いただいてます」

「これだけの事をしていただいたのだ! 承認に決まっている! すぐに発行!」


 やったね×2そだ


「俺達2人共とかできますか?」

「簡単な事です、いや、SSSランクの発行だ、この街どころか、この国レベルの貢献だ! グランドマスター! 宜しいですね!」


 グランドマスターもいたんや!


「はい、もちろん承認です!」


 えぇぇぇぇぇぇ~! もう1人のお姉さんが! 1番のほほんとゆる~い感じやのに!


 私も、えぇぇぇぇぇぇ~! ですよ! 世間話してましたよ! 書類も貰いましたよ!


「すぐに御用意させていただきますが、時間がかかります」

「それなら、裏の宿の最上階って泊まれる?」

「早急に手配します」


 ギルマスを呼びに行ったお姉さんが、魔道具で連絡をしてくれているようだ。




 色々あったが、逆に、えぇぇぇぇぇぇ~! された俺達はSSSランクに、なりました。


 そして宿も取れたので、まだ早いし、冒険者ギルドへ依頼を見にいくことに。


 商人ギルドを出て、冒険者ギルドに入り依頼の貼り付けた壁へ。


「ダンジョンはあるね、値段は一緒やね」

「この街と森の間くらいですか?」

『村よりこちら側ですね、素材系と書かれてますね』

「取り敢えず見には行こうかね」

「はい、色々見てみないと向こうとの違いもわかりませんし」

「受けよう、まずは受け付けして明日かな」


 俺達は木札を取り、受付へ。



「大変だ! スタンピードだ!」

お読みいただきありがとうございます。


新章開始です。

まだまだ続きますがよろしくお願いいたします。


『面白かった!』


『次が気になる!』


『ぼちぼちです』


『ダメダメや!』


と思った方はしたの ☆☆☆☆☆ をポチっと気軽に押して下さい。


例:

良かったら  ★★★★★

ダメダメなら ★☆☆☆☆


励みになったり、反省出来ますので、よろしくお願いします。


※ブックマークしてくれるとさらに嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ