第66話 世界最高峰!
召喚者無しの国を6連した後、アスタロト大公爵に戻ってお昼ごはんかと思ったが、屋台にしよう! 7つ目表示お願いします!
『は~い♪』
屋上は無人、転移!
パッ
「到着!」
『召喚者居ましたね、町中に居ますよ奴隷には成ってませんが』
「神眼! ほんまや、2人やけど なってないね奴隷」
男女2人は町中に居る。
『表示、屋台で商売している剣聖と聖女って······』
「つっこみ所満載やね、魔道具系は?」
『ポイントしましたよ』
「収納! あの近くの路地裏は、転移!」
パッ
「到着! 現地調査に出発!」
俺は大通りへ路地裏から出て向かった。
屋台が集まる場所に着き召喚者達の屋台へ向かう事に、うどん? 屋さんをやってる様だ、トッピングに天麩羅だと! 俺は迷わず召喚者達の屋台へと近付き注文!
「おっちゃんうどん大で! 器はこれでネギ抜きで卵あり! 天麩羅はしめじと海老とナスビで! あっ、大根おろしもあるやん! それも熱々お出汁に入れて食べると美味いんや!」
「ありがとさん、合わせて1200万円や! こっちのかみさんにはろといて!」
「あいよっ! はい、おねえさん、1200万円!」
「「「······」」」
「おっちゃんとおねえさん関西の方ですか?」
「おっ! 兄ちゃんもか? や無くて召喚者か?」
「こことは違う所で喚ばれたんやけどね(苦笑)」
「私達もそやねん、関東で関西のうどんの美味しさ広めよ思て店構えた初日に喚ばれた(苦笑)」
「難儀だよな、ってかおっちゃんうどんのびるて!」
「あかんやん! ギリやわ! てかこの流れで食うんかい!」
「食わなあかんやろ? 食いもん粗末にしたらあかんて婆ちゃん言うとったで」
「せやな、ほれ、ネギ抜き、かけ大、天麩羅は別皿や皿もあるんか?」
「すぐ食うし乗せといて、屋台の裏手で食べてもエエか?」
「回ってこい」
俺は隣の屋台との間を器を持ちながら通り抜け、おっちゃん達の屋台の裏手に小さい机と椅子を出して食べ始める。
ホンマのうどんやん微妙に違ったうどん? じゃ無くて、うどん。プロやしめちゃ美味い、天麩羅もサクサクやん、俺は黙々と食べ続け、お出汁も飲み干してしまった。
器とお皿、お箸はクリーンして収納。
俺は
「美味かった、こっちのうどん? 微妙に違うやろ? 感動やわ」
「せやろ、これでもプロやしな、で?」
「単刀直入に聞くけど、元の世界に帰りたい?」
「帰れるん?」
「帰れるんか?」
「条件付きになっちゃうけど、この世界の事を元の世界に漏らさない、一生ね、あらゆる手段を用いても。これが飲めるなら」
「かまへん、帰れるんやったら」
「私も」
「あっ! あかん!」
「「え?」」
「このうどんの作り方、教えてもらうまでは帰せやん仕様に成ってるの忘れてたわ!」
「んな仕様あるか! うどん広めに店開いたんやぞ!」
「教える勉強もしたんよ」
「あはは、うちの料理担当に仕込んでね」
「「任せとき!」」
「この後店は? ぼちぼち客は減ってるけど」
「そろそろ店じまいの時間や」
「今日も、仕込みほとんど売れまし」
「片付けるのもなんやし、収納!」
「「な!」」
この2人アイテムボックスが無かったから、目を見開き驚いてる(笑)。
「行くよ、着いてきて」
俺は2人を促し路地裏へ、人がいないのを確認し、転移!
パッ
アスタロト大公爵の甲板へ、そして、皆に。
うどん屋さん採取してきたから、帰ってくる?
帰る(ですの)!×8
パッ
「うどん屋さんは採取しちゃダメですの!」
葉月、それは俺も知ってるから(笑)。
「お疲れ様、急でごめんね、こちらが、うどん屋2号店 異世界支店のおっちゃんとおねえさん」
「んな支店なんぞ出······してるな」
「出してますね(苦笑)」
「あはは、そして、こっちは俺の奥さん達よろしくな、調理担当は」
「私ですの!」
両手を上げぴょんぴょん跳ねている。
「この葉月に教えてやって欲しい、スキル有るから覚えるのは早いぞ!」
「教えて欲しいですの! こっちのはうどん? ですの! 本物教えて欲しいですの!」
「任しとき、兄ちゃん屋台は?」
俺は、甲板に、ほいっと!
ズンッ
「その力エエよなぁ、重くも無いんやろ?」
「無いなぁ、だからなんでもかんでも入ってて、自分では何が入ってるかわからん!」
胸を張りどや顔
「「いやいや、そこは自慢ちゃうやろ」」
「まぁ、エエか? 葉月ちゃんか、ほな、出汁から教えっさかい」
「私は美味しい天麩羅も教えられるわ」
「天麩羅もですの! 天麩羅うどんですの! うどん祭りですの!」
葉月が2人に教わっている間に紗々達に引きずられ船内に······頑張りましたよ、リアまで参戦! 負け負けでした。
晩ごはんの時間になり甲板へ出るとお出汁の香りが漂い幸せな気持ちになる。それに屋台に設置された箱? 四角いお鍋から湯気が······
「兄ちゃん、葉月ちゃんヤバすぎるやろ! 暖簾別けレベル違うぞ! 一人前どころか、うどんの神様や! 俺が弟子入りしたいくらいやぞ! ったく!」
「天麩羅も完璧、はぁ、修行し直しかなぁ~」
なんか、うちの葉月がすまん。
「美味しいおうどん出来ましたの! お出汁でおでん作りましたの! 晩ごはんはおでんパーティーですの! カラシも味噌もありますの!」
おでんだと! 先日諦めたおでんが!
「葉月! 良くやった! めっちゃ食べたかってん!」
はを、抱きしめくるくる回ってみた。
「目か回るですの~!」
その後は皆をくるくる、シンディ組、パラミス組も大集合!
おでん祭りも盛り上がる。
「厚揚げ1つと大根、コンニャク! カラシで食べるから味噌は無しで!」
「私はぁ、卵とごぼう巻き、お味噌にする!」
「牛スジ私の! カラシや! なんやその白いぶよってしたの」
「ちくわぶですの!」
「竹輪? ぶよってしてんのに?」
「俺も関東行って初めて知った、お麩やろ? 竹輪みたいに穴空いてるやつ」
「俺らも食ったこと無いなぁ、たぶん出汁の違いやな」
「せやね、関東のお出汁は強めやさかい、お麩でも味がしゅむけど、関西は薄味やさかいなぁ」
「今回は関東風ですの! しみしみですの! あっ、しゅむしゅむですの!」
葉月しゅむは1回やね、2回ならしみしみで、俺なら、めっちゃしゅんでる! やね(笑)。
まぁ、食わんけど好みやな、同僚は食っとったし関西出身やけど。
そばのお出汁が黒かったのビビったけどな、高速のどっかのパーキングで食ったけど、ご飯には合わんかな、関西はご飯と食うしな。
「そのタコ私が狙ってたやつ!」
「まりあよ、早い者勝ちじゃ!」
「そのウズラの入ったのも! 聖ちゃんひどい!」
「かじったけど半分食べる?」
「良いの? あ~んってウズラちゃん無い!」
リアは? 食べないのだろうか? と見てたら
「この餅巾着? うまうまだぁ~」
食べられたのね、餅巾着俺も好きやな、あの伸びる所と溶けてしまいかけてる所も。
何だかんだて、たねが無くなりおっちゃんがさらに巾着を取り出しお出汁に投入した。
皆が何で? 見たいな顔をしてるが俺には解ってしまいました。
正解は······
おっちゃんはお玉で1つづつ皆の小皿に少しのお出汁と共に入れていく、俺は皿の端に残ってたカラシを少しお出汁に溶かしてあげを割り開いた
「おうどんさんが隠れてましたの!」
「ほんとだ!」
「兄ちゃんと関西弁の嬢ちゃんはわかっとったみたいやな」
「俺は自分だけの時は絶対入れるし」
「うちも婆ちゃん好きで絶対入っとったで? 入れやんの?」
「最近ちゃうかな? 2000年代に入ってからちゃうか? 奈良辺りが発祥て聞いたぞ」
「俺もそういえば成人してからか? アキは生まれる前から有った筈やな」
「「え? 成人? にいちゃんが?」」
俺は実は48歳だと言う事を説明
「何や! 勇大さん言わなあかんやん!」
「せやわ! 楽しんでたんちゃうん!」
「俺もこの身体に引っ張られて来たのか違和感無かったわ!(笑)」
「せやけど帰ったら元に戻るんやろ?」
「ここに居る召喚者は今の所帰れやんな、とりあえずこの世界に来てる召喚者は皆の気持ち次第やけど帰してから考えるかな(笑)」
「何や、神さんにお願いでもされたんか?」
「似たようなもんかな、気に入られたかな? んじゃ、葉月音頭取って」
「はいですの! せ~の」
「ごちそうさまでした(ですの)」×21
皆でお片付け、終わらせ屋台はくれると言うのでもらう事に。
「半日ほどやったけど、たのしかったわ」
「私も、帰ってきたらさらに腕をあげた、うどんと天麩羅食べに来てな」
「ああ、、皆で行くからデカい店やないと入れんから頼むな」
「「今の店やったらあかんやん!」」
「気張りや、召喚された場所、時間に戻る、元気でな、送還!」
パッ
「言い訳させる前にやりおった(笑)、がっつり稼いで貰わんとなぁ」
「美味かったし行けるやろ」
こうしておでん祭りは終了、皆も元に帰り聖達ももうすぐダンジョンクリアとの事で出かけ、俺は1人、次の国に行くことにした。
『は~い♪ セットオッケーで~す』
「20連達成! 収納!」
『勇大様大きい声出せば起きてしまいますよ(笑)』
「おっと、遂に20連! 約半分の60国完了! このタブレット見るとテンションも上がるって」
『ですね、次は居ると思って行きましょう!』
「だな、期待しないで行こう! 転移!」
パッ
「35連! ひゃっほ~!」
『乗りに乗ってます! セット!』
「おつしゃ~! 収納ぉ~!」
「誰だお前は! 賊か!」
ピィーピィーーーーー!
『見つかっちゃいましたよ!』
「流石に騒ぎすぎた! 逃げる! あ~ばよ~!」
シュ
「逃げるなぁー!」
屋上から叫ぶ兵士さんを尻目に、屋上から城壁に跳びさらに城下町へ、闇に紛れた所で転移!
パッ
次の国の無人の屋上
「はぁ、ビックリやね」
『騒ぎすぎたのもありますが、透明ローブ着てませんでしたね』
「あっ、完全に忘れてたわ、着ましょ」
俺は透明ローブを着て、神眼!
「居たぁ~まぁ、35連は超えられやんやろね」
『後38国ですしね、奴隷、封印、召喚セット&お宝セット』
「ありがと魔道具は収納! 召喚者は3名、勇者、魔剣士、魔法剣士、ブレイドか!」
『表示しますね、あら』
「マジか? 兵士さん達制圧されてるやん!」
『縛られてますね、部屋の外には兵士が沢山』
「あいつらポイントして、俺はまた学生服着るから」
『は~い♪』
ローブを、脱ぎ、カサカサと制服に着替えおえ、転移!
パッ
「とわっ!」
「何だ!」
「外じゃん、って誰かいる!」
「学生服?」×3
「こんにちは!悪い学生じゃないよ」
「······古」×3
「良いやん! 言ってみたかってんもん! スラさんちゃうけど良いやん!」
「何かごめん」×3
「てか、ここ異世界だぞ!」
「俺も召喚された組、国はこことは違うけどね、この世界に召喚者が結構沢山いて、助け回ってる所、それで見つけた」
「そうなのか、俺達も空手の全国大会の試合で控え室に居たベスト4の内の3人だ、1人はトイレ行ってるな、で3人呼び出されたけど、俺ら強い方だし、あいつら顎掠めてやったら皆ダウンや」
「回し受けどころか、反応も出来立て無かったよな」
「特に王様とか言ってたやつは、よわよわ」
「そいつらもまさか格闘技してて、全国レベルが来るとは思ってないよな、あはは」
「であいつら縛っててここだな、で召喚された者の救出して帰れるの? 俺ラノベ時間潰しに読むけど、帰れないパターンが多いよね」
「「うんうん」」
「帰れるよ、この世界の事を元の世界で誰にも漏らさないあらゆる手段を用いても。これを守れるなら召喚された時間場所へ帰れるよ、どう?」
「俺は帰る! 彼女待ってるし見に来てる」
「「俺も試合見に来てる」」
「おっ! 格闘少年達もてもてやん! 可愛いの?」
「ああ、俺のミキは最高だぜ!」×3
「は?」×4
「ん~名前は被ること有るしな、名字は?」
「「「せ~の! 鏑木!」×3
「······」×4
「Don't worry about it」
「何で英語! ドンマイで良いから!」×3
「あぁ~ドンマイ?」
「疑問系も止めて!」×3
「帰るよね?」
「ああ、もう1人も彼女出来たって言ってたし」
「言ってたな······」
「一応教えてあげないとな、頼むよ」
「了解、試合頑張ってね、送還!」
パッ
「······」×3
カチャ
「おっ、どうした? 暗い顔して」
「お前、彼女出来たってな」
「おう! 先週な!」
マジか! 一緒じゃん!×3
「へ、へえ、フルネームで名前は」
こいつに合わせるぞ!×3
「鏑木ミキ!」×4
「俺達の彼女の名前だ、先週出来たな」×3
「······」
「女怖い······」×4
「うふふ、誰が優勝かなぁ」
「ミキちゃんまた二股?」
「ん? 四股!」
「ミキちゃんその内刺されない?」
「その為のボディーガード候補! 強くてカッコいいのが良いじゃん! この大会のベストフォーよ」
「あぁ~病院へ、お見舞い行くね」
「ありがとう? 美容院?」
後ろに居るから!
「ミキ」×4
振り返っちゃダメ!
「へぶっ!」
ドサッ
「あ、あの!」
「Don't worry about it」×4
4人は去って行った。
「何で英語!」
「スゴい女性も居るんやね」
『勇大様は言う資格無いですけどね♪』
「せや無い! まぁ、お宝収納~次の行きましょうか」
『お昼ごはんは?』
「あかん! 忘れてたわ! あそこに見える高い山の山頂で、景色見ながらお弁当にしよう! 転移!」
パッ
「到着! って雪残ってるやん!」
『標高9646メートルこの世界最高峰! 人類初登頂!』
「高っ! 寒っ! くない! 息も苦しくないね?」
『ステータスに有りますよ』
「ステータス!」
名前 ユタ・ミカミ(御神 勇大)
種族 神
性別 ♂
状態 健康·スラさん
職業 鍛冶神
刀神
皇神
忍神
魔道神
建築神
酒神
精霊神
錬金神▼
スキル
魔法 転移·ルーム·飛翔·環境対応·時空間·●
料理
テイマー
武術
多重思考
念話
神眼
神体強化
無限収納
完全耐性▼
装備
称号
魔法生物の創造主
ドラゴンスレイヤー 地龍 水龍 風龍 火龍 光龍 闇龍
天狐の主
ダンジョンマスター
グ・パヤナタ・シー マスター
世界樹の祝福
世界樹の加護
世界樹の祝福
世界樹の加護
ハーレム神
妻 聖·紗々·三葉·葉月·まりあ·パラミス·パミュ·シンディ·光·グロリア·リリ·直·ローパー·アキ·美夜·ケイ·ユリ·柚葉·リア一華·二華·三華·五華·六華·七華
超越者
神
海神の祝福
海神の加護
リヴァイアサンの主
従魔 虎鉄·スラさん×3·玉藻·光·エトリ·いなば·リア
「環境対応!」
『完全耐性もですね、で、勇大様?』
「気付いてないふりしてるんだから! 何もいやへんもん! 大きい狼さんなんかいやへんもん! お弁当食べるんやもん! マジで食ってやるもん!」
俺はお弁当を出し蓋を開けると······
「凍ってますやん! 食べられませんやん! 電子レンジどこ! チーンやるから! おにぎりカチカチやから! プチトマトなんか赤いビー玉ですやん! もやし炒めパキパキ折れますやん! があー」
俺は怒りのため、弁当を上に掲げてしまった。
パクッ
カリカリ
ゴクンッ
フリフリフリフリフリフリフリフリフリ
しっぽ取れない? 山頂の凍ってる雪が砕けて下に落ちて行ってますよ? ゴゴゴゴとか鳴ってるし! 雪崩やし! 収納!
『雪崩は止まりましたね、雪崩は』
フリフリフリフリフリフリフリフリフリ
「雪崩はね」
フリフリフリフリフリフリフリフリフリ
狼さんの後方は地均しした様に平らになっている。
「標高低くなってない? あそこ氷じゃなくて地面見えてるし」
『低くなりましたね9623メートルですので、23メートル低くなりました、マルコシアス、悪魔ですね、しっぽふってますが』
「23メートルかぁ、削ったねぇ、悪魔マルコシアス、山は削ってはあかんよ」
『え? ごめんなさい』
しっぽが地面にぼさっと落ちた。
「言葉通じてる?」
『はい、美味しかったです!』
通じてるのか?
「知らなかったならしゃ~ないよ、ごめんね、君は大きいから ぶつかって欠けただけだから気にしないで」
『大きいからかぁ、小さくなったらさっきのまたくれる?』
「さっきのは無いけど別のは色々有るよ」
『ほんと! 小さくぅぅぅ~! ほいっ!』
黒くて羽のある大きな狼さんが徐々に小さくなり、深紅の髪が腰まで届きそうなストレートで深紅の瞳!
「ナビ! ワンピース! 黒色」
『あらあら、ポイント♪』
「これ着て! 女の子は裸じゃダメ!」
俺は手渡し後ろを向いた。
「着るの? わからない?」
『勇大さん着方がわからない様ですよ♪』
「しゃ~ない、後ろから着せるから向こう向いて」
「ん~言うこと聞く時は······名前だ! 名前付けて!」
「名前?」
「うんうん! 言うこと聞く時は名前貰いなさいって聞いたよ? 誰からか忘れちゃったけど」
「そうなん? じゃあ、マルコシアス、ルコシア、ルア! 君の名前はルアだ!」
『パターン的には魔力供給?』
「あっ、リアパターンね、魔力供給!」
むむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむ~!
「わふぅぅぅぅぅ~! すっご~い!」
『リアと同レベルですね』
「うん、強いね、ってかルア向こう向いて万歳して! 行くよ、ばんざ~い」
俺は浮遊して上から手を通し片方づつ手を袖に通し頭······は引っ掛かったからボタンを開けて、頭を通し、耳あるやん! もふもふ
「きゃうん」
「ごめん! 痛かった?」
俺は急いで裾を下ろして行くが、ふわふわもふもふのしっぽが、仕方無いので、ワンピースのお尻の部分に切れ込みを入れ、しっぽを掴み引き入れてワンピースを放した。
「きゃふぅん」
ルアが座り込んでしまった。
慌てて回り込み
「ルアごめん痛かったんやね。ごめんね」
なでなで
ルアはしっぽをフリフリしだしたのでほっとした。
「名前ありがと、貴方の名前は?」
「この世界ではユタ、元の世界だと勇大」
「ユタ·ユウタ······ユタ!」
ちょっと勘違いな所も、あるような気もするけど良いか(笑)。
「ユタで良いよ、ご飯ここだと凍るから移動するよ」
「ここを守らないとダメなの」
「守る?」
「ここダンジョン? あそこの水晶が壊れたり、盗まれない様にって言われた気がするよ」
満面の笑顔
なでなで
「あの水晶玉?」
『未発動のダンジョンですね』
「それで何も感じないのか」
『その様ですね、でもあそこで氷漬けの悪そうな顔したやつ、盗みに来て凍った?』
「神眼! 称号に殺人から何やらダメな称号がずらりと並んでるよ」
『私には見えないですね』
「偽装の魔道具やけどこんなに高度なのあるんや、収納!」
『あっ! 見えました! HPが満タン!』
「それも魔道具やね、死の瞬間に戻るみたいやね、だから物凄い早さで生き死に繰り返してるね」
「それに魔王······」
「何だよなぁ、面倒くさいし魔道具は全部収納!」
『HP 0/9999999死にましたね』
「ルア? こいつみたいなのから守ってたの?」
「そうだよ、そいつしか来たこと無いけど、嫌なやつだったはず忘れちゃった!」
「登録かなぁ~」
「ユタなら守れる?」
「可能だろうな」
「何なのかな? これ? あっ! 私、侯爵だ! 王様に、これ守ってねって言われたの思い出した!」
可愛く言うのか? 悪魔の王様さん。
「だったら俺がやっちゃダメだよねぇ」
「良い子だったらあげても良いよって」
「そうなの? ならやるか」
「じゃあ」
シュ
ちゅ
「良いよ~守護者の移譲したから! もうユタのだよ!」
ステータス!
名前 ユタ・ミカミ(御神 勇大)
種族 神
性別 ♂
状態 健康·スラさん
職業 鍛冶神
刀神
皇神
忍神
魔道神
建築神
酒神
精霊神
錬金神▼
スキル
魔法 転移·ルーム·飛翔·環境対応·時空間·●
料理
テイマー
武術
多重思考
念話
神眼
神体強化
無限収納
完全耐性▼
装備
称号
魔法生物の創造主
ドラゴンスレイヤー 地龍 水龍 風龍 火龍 光龍 闇龍
天狐の主
ダンジョンマスター
グ・パヤナタ・シー マスター
世界樹の祝福
世界樹の加護
世界樹の祝福
世界樹の加護
ハーレム神
妻 聖·紗々·三葉·葉月·まりあ·パラミス·パミュ·シンディ·光·グロリア·リリ·直·ローパー·アキ·美夜·ケイ·ユリ·柚葉·リア·一華·二華·三華·五華·六華·七華·ルア
超越者
神
海神の祝福
海神の加護
リヴァイアサンの主
悪魔 マルコシアスの主
従魔 虎鉄·スラさん×3·玉藻·光·エトリ·いなば·リア·ルア
移譲って資格だけ移るんちゃうの! 奥さんやし! 主やし! 従魔やし!
『あはは、もしかしたら······』
何! ちゃんと言ってくれないと不安が!
『その内かも知れませんね、うふふ』
何か、腰の辺りがぞわぞわするっす! 魔王は収納!
俺は魔王を収納し水晶玉へ向かう。
魔王はあのままにしたらダメな気がしたから放り込んだ。
水晶玉にペト
『素体情報確認』
『お名前を』
「ユタ!」
『登録 マスターユタ』
「この山全域に範囲結界、俺達に敵対心ある者の排除、排除先は大の国範囲結界外今から呼ぶダンジョンマスターのダンジョンとリンク」
『いつでもオッケー』
「転移!」×2
パッ
「お疲れ様、またダンジョンマスターです(苦笑)」
「良いよ~また軟派しちゃってますし(笑)」
「聖! 誤解だ! 山頂でお弁当食べようとしたら懐かれたの! まずはダンジョン!」
『山全域に範囲結界展開 完了 ユタ様達に敵対する者の排除 排除先は大国範囲結界外』
魔力供給!
むむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむ~!
『Lv MAX21』
「お前の名前は のんびり」
『のんびり 登録』
「そだ、のんびりに危害を加えようとするものの排除、排除はここから上に飛ばせるだけ遠くへ宇宙空間へ排除」
『のんびりに敵対するものの排除 排除先は宇宙』
『他のダンジョンマスターを確認 リンクします』
とりあえずオッケーかな。
「「ダンジョン巡り! 転移ぃ~!」」
パッ
「速っ!」×17
「私達も戻りますね、その方の紹介は夜に戻りますね、転移!」
パッ
「うふふ、ケイちゃん、ユリちゃんまた行っちゃいましたね、では公務に戻り夜に、転移!」
パッ
「妾達も戻るぞ、エンドレスで採取出来るモンスターハウス型ダンジョンの発見じゃ! そちらの娘も連れてくぞ、既に妻になっとるしの、転移!」
パッ
『また、ひとりぼっちですね』
「ナビがいるじゃないか、お腹空いたし屋台買い占めに行こうか!」
『は~い♪』




