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第45話 迷子の迷子? 舞子? 舞妓? 毎号?

第2章開始です。

 魔道王国ダンジョン街で、冒険者ねずみ色ランクとして活躍中?


 前日 仲間達を元の世界へ送り届け、メンバーの少なくなった俺達は



「おはようですの! 今日のメインは焼き鮭! じゃこおろし! 玉子焼き! ワカメのお味噌汁! 白菜の浅漬け! ですの! せ~の」

「いただきます(ですの)!」×14


 いつものように、朝ごはんが始まった。


「今日は? なにするですの?」

「帝国のダンジョンかなぁ」

「そうじゃの、帝国のダンジョンをいただき、妾達の物にし次に 大国じゃな」


「私、エルフ国の人達と、教国の人達って全部帝国ですよね? 魔道王国敵対した人達は大国ですよね? この場合大国に排除したのは、ほっといて、帝国に飛ばした人と帝国に元々いた人達の中で良い人はどうなったのかなぁ~って思ったのですが、どうなんでしょう?」

「だぁ~! そうやん! まともな人もおったはずやん! あかん、悪い事しても~た、大至急! って食べ終わってからやけど、帝国ダンジョン制覇! んで敵対心ある人は当然大国行き! 良い人には良い暮らしをしてもらいましょう! エルフも、教国の人も! では良く噛んで食べましょう」

「ユタ、私今日は魔道士ギルドへ行かなければならないので辞退です」

「私とパミュもこちらで仕事があります。」

「私は王都へ戻る予定でしたので、アキさんと直さん、ローパーも付き合ってくれると」

「そっか、んじゃ、初期メンバーだな、そっちも気を付けてな、まぁ、負けることは無いけどね(笑)」

「はい!」×8




「ごちそうさま(ですの)!」×14

「お片付け! 虎鉄ってもうやってくれたか、ありがとな。なでなで」


「ナビ帝国の良い感じのダンジョンあるかな?」

『素材系のダンジョンがありますね、帝国ではあまり人気の無いダンジョンです、魔物が強いので12階が最高だとダンジョン前の看板に書かれていますね』

「素材系のダンジョンか、良いね」

「食材ありますの?」

『金属、皮、食材、薬に成る物、いろんな物が出ますが、全てが素材だそうで、武器、防具、魔道具等の完成品は出ず、魔物が強い割りに中々良いものが出ず人気が無いそうです』

「ふむ、深い階層だと期待が持てるの」

「ですね。ビッグボアの皮鎧造る時の良い物が出るかもしれません!」

「よし! そこにしよう! 転移!」

 パッ


「到着! って廃れてるってより、誰も居ないね、」

『はい、誰も居ませんね』

「看板ありましたの! 蔦が絡んでますの!」

「これはぁ~」

「長く放置されてますね」

「掃除します?」

「そうじゃの、あまりにもダンジョンが可哀想になるからの」

「廃屋、廃材はとりあえず収納!」


 パッと昔街だった残骸が消えた。


「ほぇ~! 見晴らしが良くなりましたの!」

「次は妾が、土魔法で地均(じなら)し! ほりゃっ!」


 形の良い木を残し、街の範囲が平らになる。


「次は私がやりますの! 箒さんお願いしますの!」


 葉月は箒乗り上昇結構な高さまで上り。


「街の外壁があそこだったのだから、ん~五稜郭っぽくしますの! 土魔法! 五稜郭っぽいやつ! ほんにゃれ~!」


 五稜郭?


 皆も箒に乗り上昇。

 葉月の横まで来てから下を見た。


「五稜郭っぽい! 水無いけど!」×5

「葉月スゴいぞ!」

「スゴいっ!」×4

「じゃあ私はお水、あそこの湖から水路を土魔法! 地下水路! とうりゃぁ~!」

「······出てこないね?」

「あのサイズの湖なら」

「出たぁ~!」×6

「1ヶ所 橋を造らないと行けませんね誰も中に入れませんよ(笑)でわ! 土魔法! ロンドン橋っぽく! とぉ~!」


 水堀の、外と中を繋ぐロンドン橋風の橋だ! 真ん中も開きそうだし!


「う、ううん? そだ! ダンジョン入口のところに! 土魔法! ノイシュバンシュタイン城っぽいお城! おいでませ~~!」

「これはスゴい(ですの)!」×5

「しかし、五稜郭にロンドン橋がかかって、ノイシュバンシュタイン城があるって、世界遺産レベルのテーマパークやん!」

「確かにそうですね(笑)あっ、一応あの橋も真ん中開きますので開けておけば邪魔しに来る人は居なくなりますね」

「採用 (ですの)!」


 内側の橋のたもとに降り立ち


「これをぐるぐる回せば橋が上がります。」


 開閉は人力だった······


 5分ほどで橋を上げ、ダンジョンへ


「ノイシュバンシュタインさんカッコいいですの!」

「門から入って正面だな、扉は後で造ろうなまりあ」

「はい! トレント沢山採りましょう!」

「うふふ、素材のダンジョンですしね」

「よし! Let's Go」

「Go (ですの)!」×5



「良いダンジョンだよな?」

「ドロップいっぱいですよね?」

「薬やポーションの素材が、ポロポロ出よるな?」

「魔物がよわよわですの?」

「私も良いダンジョンだと?」

「銀ではキツいかもねぇ~?」

「まあ、俺達には良いダンジョンだって事で!」




「地下なのに森があるって! トレント祭りだ!」

「あの出っぱってるのエルダーさんかな? ポツポツだけど10本はありそう!」

『この森全てがトレントさんです! 取り放題です!』

「くっくっくっ! 草原を造ろうではないか!」

「皆! 準備は万端かぁ~! 行くぞ~! 眉間狙いでぇ~~~Let's Go!」

 シュ


「千軒くらい建つな(笑)よし次だ!」





「450階ボス部屋! 今日はここでお泊まりやねってか何階あるの?」

『650階層で、651階が水晶部屋ですね』

「明日のお昼は水晶部屋ですね」

「だな、よし! 入りま~す!」

「オリハルコンゴーレム!」

「大きいですの! いっぱいですの! 採り放題ですの!」


 スパ


 収納!


「ほんまに採り放題! 腕とか切って収納したら生えてくる! ガンガン採取してください!」

「は~い(ですの)!」×5



「生えなくなりましたの、元気ありませんの」

「残りはやっちゃいましょう!」


 シュ


「お疲れ様」

「寝床と、夕御飯の準備ね」

「しゃぶしゃぶ食べたいです!」

「賛成!」

「ナビ! ビッグボアの薄切りお願いします!」

「お願いします(ですの)!」×5

『は~い! 胡麻ポン酢入荷しましたぁ~!』

「やった~(ですの)!」×6

「日本酒下さいですの! お酒のしゃぶしゃぶですの! アルコールは飛んじゃいますから大丈夫ですの!」

「いいねぇ~ほいっと! 大きい鍋なら2本?」

「はいですの! 大きいので皆でつつきますの! 茸はまた追加出来ますの?」

『場所によったり季節もありますが検索しておきますね』

「解りましたの! OK Go······ですの!」

「葉月、ちゃんと止めたね」


 なでなで


「はいですの!」



「晩ごはんはビッグボアのしゃぶしゃぶですの! お酒のお出汁ですの! せ~の!」

「いただきます(ですの)!」×6


「良いダンジョンですね」

「人気が無いのが信じられないよね~」

「薬あり、食材は果物が採れたのはビックリじゃの、それに小川で鰻! 近い内に葉月よ頼む」

「金属はオリハルコン祭りでしたし」

「皮とかの魔物素材がまだ少ないね」

「後200階あるから出てくるだろうね」



『勇大様捕獲完了! どうぞ召し上がれ!』

「いただきます(ですの)!」×5






 むにゅ


 いつ寝た? はぁ、上は紗々······はいっ


 そ~と


「うんっ」


 脱出はしたが······


『うふふ』

 ナビ? うおっ! あかんて!

 ・

 ・

 ・

 ・

 寝なくてもいいんやったね。そろそろ朝じゃ?

 葉月が動いた、朝ごはんかなぁぁぁぁぁぁ~!



「今日はベーコンエッグ! ウインナー! フライドポテト! トマトスープ! くるみパンですの!せ~の」

「いただきます(ですの)!」×6


「あの、いたすなら俺も仲間に入れてね?」

「良いの~」

「記憶が飛んでるのはなんかなぁ~」

「次からは一緒ですの!」

「じゃな」

「やったぁ~」

「楽しみです」

「はわわわ~頑張ります!」

「よろしくね、んじゃ、お片付けして根こそぎ採取!」

「その前にですの、せ~の」

「ごちそうさま(ですの)!」×6



「この辺りだとブレイドはキツそうだな」

「そうですね、音無はまだ行けそうですが」

「今回留守番の者達を連れておれば亜紳かもの(笑)」

「ははっ、なりそぉ~!」

「ん~直ちゃんとアキちゃんはなるだろうけど、後の6人は猫さん絡んでませんから」

「シロちゃんはダメですの?」

「あっ!」×5

「そうじゃな、言われれば······」

「うわぁ、出血大サービスかも······」


 今度ステータスちゃんと見ておこう。


「あれ、到着?」


 水晶玉が浮いている。


「今のケルベロスさんで終わりでした?」


「ごめんなさい(ですの)!」×6


「順番次は誰?」

「ローパーちゃん、パミュちゃん、直ちゃん、リリちゃんグロリアちゃん、パラミスちゃん、シンディさん、アキちゃんの順番ね」


 聖はメモ帳を出し順番を教えてくれた。


「ナビ、ローパーちゃんをこっちに転移させるから連絡出来る?」

『大丈夫ですよ、ローパーちゃんいつでもオッケーですだって』

「了解! 転移!」

 パッ


「お呼び待ってました! よろしくです!」

「よろしく(ですの)!」×6

「やり方は解る?」

「はいっ!」


 ローパーちゃんは、スーパーモデルの様な体型なので後ろ姿もカッコいい、でも12歳(笑)ローパーちゃんは水晶玉に手をのばし、ペト


『素体情報確認しました』


『お名前を』

「ローパー」


『登録完了 マスターローパーご用命を』

「まずは他のダンジョンとのリンクと魔力供給」


『他のダンジョンマスター確認 リンクします』


『リンク完了』


 むむむむむむむむ~!


『Lv MAX7』

「あなたのお名前は 冒険王!」


『冒険王 確認しました』

「ワルダ帝国全域に範囲結界、私達に敵対心ある者の排除、魔物は除く、排除場所は大国最北端港街の外壁前、後ワルダ帝国内の犯罪者及び予備軍の排除排除先は同上」


『排除の為 魔力供給を』

 むむむむむむむむむむむむむむむむ~!


『排除完了』

「帝国内のエルフ国の住民と、教国の住民を各国に送還」


『送還場所の指定は』

「ローパーちゃん それはナビ指定はしてくれる?」

『ポイントしました』

「冒険王、指定場所によろしくやけどお金とか全部俺が持ってるよね」

「その辺りは仕方ないのじゃ敵対心が無ければまあ、何とか数日は大丈夫じゃろ、その間に旅しようぞ3つの国を(笑)」

「それしかないね(苦笑)じゃあ魔力供給するからお願いね」


『送還 完了』

「魔力供給!」

 むむむむむむむむむむむむむむむむ~!


『ありがとうございます』

「よし! ダンジョン回って魔力供給してからやけど、どこから返金回ろう?」

「帝国からでしょうね、数日とは言え2つの国の住民が帝国で食事や生活をしたのですから、次は教国、最後はエルフでしょうね私もエルフですから、多少は森があれば生き延びますよ」

「たくましいね(笑)」

「森は食材がありますからね」

「了解、んじゃ、ローパーは魔道王国の王都?」

「はい、呼んでもらった場所で」

「了解! またね、転移!」


 ローパーを送った後


「俺は先に帝国回って来るよ、終わったら念話してね」

「は~い(ですの)!」×5


 転移!

 パッ


「ナビ、こないだ回った所ポイントしてある?」

『大丈夫ですよ、南端から行きますか?』

「ん~南端からで良いけど、どうやって配るかなぁ」

『たぶんリーダーさんみたいな方が居るはずですのでその方に』

「ポッケないないしたらやだけど、それしかないか、ん~じゃ転移!」

 パッ


「ほお、こんな街やってんや、活気はないね(苦笑)」

『少し離れてますが、人が集まってますね』

「気配を~おお、ほとんどの人が広場かな? 集まってるね、近場の人気の無いところは」

『ポイントしました』

「ありがと! 転移!」

 パッ


「そっちだ」


 炊き出し?


『その様ですね、食材出す準備しますね』


 ありがとう、行くよ。


 炊き出しをしている裏方で、貴族かな? 良い服を着たおっちゃんが腕まくりをして、食材の乗った馬車を見ている。


「こんにちは、ちょっと良いですか?」

「ん? 何だ? 炊き出しは、あちらに並ばないともらえないよ」

「いえいえ、俺は魔道王国の冒険者で食材を届けに来たのですが」

「魔道王国からこのような遠い所へ、いや、助かる、野菜などは畑があるが、肉は武器が無いから狩りにも行けんので困っていた所だ」

「どちらに出しますか?」

「倉庫ヘ頼む、劣化防止のかかった倉庫があるのだ、ついてきて下さい、すまぬ! 2人ほど手伝ってくれ、魔道王国から食材が届いた!」


 そう言って歩き出す、後から2人駆け足で追い付いてきた。


「ここだ入ってくれ」


 俺達4人は倉庫に入り


「では! 排出!」


 ズズンッ


「こんなに!」×3


 30メートル×50メートルの倉庫を、満タンにしてやった(笑)


「後、武器もありますが、どちらに?」


 呆けていたが、貴族さんは何とか持ち直し


「ありがたい、これで狩りにも行ける、この隣の倉庫へ頼めるか、出来れば100名程度が装備を持てれば、ギリギリだがこの街はなんとかなる」

「解りました、では行きましょう」


 隣の倉庫へ入り1000人分くらい出してやった。


「これだけあれば近隣の町や村は行けますか? 足りないならまだありますが」

「これだけあれば私の領地は行けます、本当に感謝してもしきれん、お名前を伺っても宜しいか?」


 俺はギルドプレートを見せながら


「冒険者ギルドねずみ色のユタです頑張って下さいね」

「ユタ殿ありがとうございました」

「あっ、ついでに」


 俺はアイテムボックスのスキルがあるのを確認して、おまけの食材と武器とお金を返した、この人の屋敷からパクパクしたのにプラスしていれておきました。


「では」


 スルスルっと倉庫から出て誰も居ないのを確認、転移!

 パッ


 上空へ


「次行きましょうか」


 そうして3ヶ所が終わり4ヶ所召しかなと思ったら


 終わったよ~


 お疲れ様! 場所を表示してもらうね~ナビお願いね。

『は~い』

 パッ


「おまたせ~」

「あれ? 葉月とまりあだけ?」

「3人はシンディを応援しに行ったよ、ダンジョン溢れたから」

「え?大丈夫なの?」

「10000くらいしか居ませんでしたの! 広がるから4方向からバシュバシュってやりますの! ジャンケンで負けましたの」

「その数なら大丈夫やね、2人は負けたけど俺と帝国デ~トだな」


 なでなでなでなで2人を撫でる。


「「デ~ト(ですの)!」」

「後14ヶ所だからすぐやね、転移!」

 パッ


「到着! 気配は~少ないな?」

『軍事施設の様ですね』

「あぁ~ダメダメですね~ほとんど大国旅行ですね」

「あっちに集まってますの! Let's Goですの!」

「「 Go!」」


 葉月が先頭でとてとてとてとて


 まりあはパタパタパタパタ


 俺の前を走る、すると広場に子供達が集まっている。


「こんにちわですの! 何してるですの?」


 話は、夜光が消えて、真っ暗になって、朝には大人達が居なくなっていたとの事だ。


 俺のせいです。


「お父さんお母さん居ないですの?」


 大きい子でも10歳くらいだろうか、お店の食材をかじって来たそうだ。


「ユタさん」


 30人くらいか


「セレスさんに相談しようか」

「「はい(ですの)!」」


 俺は王命を使い、魔道王国に一旦帰った。


「セレスさん!」

「はい」


 葉月とまりあが説明している間に子供達のステータスを確認して良さげなスキル持って無いかと······


「セレスさん、お世話要らないです」

「え?」×3

「ステータスを」

「まあ!」

「ホントに」

「はわわわ~ですの!」

「とりあえず、みんなお家に帰れるよ!」

「ほんとお兄ちゃん?」

「うんっ! みんなの来たところに来た時間に帰れるから安心してね」

「やったぁ~!」×28

「日本の子達だったのね(苦笑)、日本人ぽいなぁ、と思ってたけど」

「帝国が召喚かぁ、呼んだら子供だったと(苦笑)」

「あの軍事施設で呼んだのかもですの」

「みんな! この世界の事は大人達には内緒ね」

「は~い」×28

「じゃあ元気でね! 送還!」

 パッ


「はぁ、後、あるとすれば大国かなぁ」

「ありそうですの」

「こればかりはその都度になりますね」

「よし! さっきの軍事施設はほっといて次行こう! セレスさんバタバタしてごめんなさい、行って来ます。転移!」

 パッ



 何とか18ヶ所を回り終わり、帰ろ······むずむずしたやん!


『ダンジョンが出来ましたポイントします、急いで』

 転移!

 パッ


『あの人達よりも先に入って登録を』

 シュ


 ペト

『素体情報確認しました』


『お名前を』


 転移!

 パッ

 パミュを呼び手を取り水晶玉へ ペト


 俺は離れた


『素体情報確認しました』


『お名前を』

「パミュ」


『確認 マスターパミュご用命を』


 間に合った、そこへ


「なっ! お前ら何勝手な事してやがる!」

「それは俺達が見つけたんだ! 離れろ!」

「糞ガキ3人だキヒヒッ」

「リーダーやっちまいましょうぜ」

「あぁ、女のガキは売れるだろう男は要らんやれ」

「おっしゃー!」×4


 ドドドドド


 ドサッドサッドサッドサッドサッ


「久しぶりに腹パンパクやったよ(苦笑)」

「パミュちゃんダンジョンマスターですの!」

『はぁ、間に合って良かったです、ここは大国、帝国に近い場所なので』

「あの、むずむずはダンジョンだったのかな?」

『可能性はありますね、あの瞬間発生しましたし、たまたま この者達が休憩でもしてる前で発生し入口が開いたのでしょう』

「間に合ったしオッケーやね、大国はこのダンジョンだけで賄える?」

『国土的に後1ヶ所は必要かと』

「オッケー、パミュ名前決まってる?」

「はい! お名前は グリーン」


『グリーン 確認しました』

「リンクの前に皆呼ばないとな、ナビお願い出来る?」

『ポイントしました』

「ありがとうね、転移!」

 パッ


「リンクをお願いねグリーン」

『他のダンジョンマスターを確認 リンクします 完了』

 皆で合わせて魔力供給


『Lv MAX8』

「大国内の範囲結界を展開」


『大国内全て範囲結界展開 完了』

「出来た!」

『出来ましたね(笑)、レベルのせいでしょうか、それでも2ヶ所と思ったのですが、8つものダンジョンのリンクですから、世界樹2つ付きで』

「だね、敵対心がある人達が大量だよね」

『でしょうね、北の森の大国側に、ダさんの娘さんとその旦那さんが納めてた商業街の廃墟がありますが10万人~15万人は住める広さがあります、そこを大きく囲んでその中に入れちゃいますか? 出口は北の森側しか開けずに』

「ん~後大きな森は?」

『森は無いですが、北西の海岸部に高い山に囲まれた細長く広い土地がありますね200万人くらいは暮らせそうですね、決めましょ~範囲結界をそこだけ外せば解決です!』

「あははっ! 採用! パミュお願い出来る。ナビそのポイント頼むね」

「『は~い』」

「グリーン ポイントのところを避け範囲結界を張り直し、私達に敵対心がある範囲内の者はその場所へ排除魔物は除く」


『ポイント確認 範囲結界を張り直ししました 敵対心がある者の排除 魔物は除く 排除の為魔力供給を』


 むむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむ~!


『排除完了』

「よし! ダンジョン魔力供給して今日は終わり! の前にこのダンジョンの回りを固めるか」

「五稜郭の次は! モン・サン・ミッシェルっぽいのとか?」

「その範囲は入れぬ様にの くっくっくっ!」

「私それしたいぃ~!」

「聖はさっきは水道だったし俺は良いぞ」

「妾は次にしようぞ」

「やったぁ~! 箒さん! 行くよぉ~!」


 皆で飛び上がり聖が


「土魔法! モン・サン・ミッシェル風ぅ~! ほいやぁっ!」

「回りの海をイメージしたのね、ちょっと川が遠いですが、土魔法! 水道~! よぉぉっとぁ~!」


 15分ほど待ちやがて


「出たぁ~(ですの)!」×8


 その後、堀の所にもう1つ範囲結界を張ってもらい魔力供給に回り家に帰った。


新章開始です、お読みいただきありがとうございます。


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