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第41話 自然発火! 消防車呼べ! お~い消防車ぁぁ~ その呼べじゃなか!

 俺達も船内へ


「キッチンありますの?」

『右手の扉へ』

「右だって、行ってみよ!」

「はいですの!」


 カチャ


 凄すぎる!


「はわわわ~! 広いですの! コンロは! 冷蔵庫! お鍋もいっぱいですの! こっちにはお皿! お茶碗! コップにスープ皿! グラタンのお皿もあるですの!」


 興奮しまくりであちこち走り回り戸を明け閉めしている。


 わ~ってなってます(笑)


 包丁も色んな種類が揃えられ、ボールやザルお玉にフライ返し、葉月のお宝満載!


 とてとてとてとて 葉月が走りよってきた。


「お昼ご飯作りますの! 食材は、ビッグボア下さいの!」

「ほいっと! 入れたよ」

「ありがとですの!」


 葉月をキッチンに残し、俺は探索再開。


 キッチンを出て向かいは食堂かな?


 カチャ


「シアタールーム?」


 大きなスクリーンがある、なんだここ?


『映像を、映します』


 前後左右上下のってか全面スクリーン!


 まるで空に立っている錯覚におちいる。


「これは気持ちいいやん! って事は真ん中の椅子は操縦席!」


 下は海だし降下して水面ギリギリ飛べる?


『可能です、実行します』


 画面前方が海になったその時。


 カチャ


「うわぁ~! 全面の映画館!」

「水面に突っ込んじゃう!」

「きゃ~~!」×9


 なんか楽しそう(笑)


「水面にぶつか······」

「······らない!」

「きゃ~~!」×9

「水面ギリギリだよ!」

「後ろ! 海を切り分けてるみたい!」

「きゃ~~!」×9

「あっ! 前暗くなってる!」

「夜?」

「この星半分周りかけ! 速ぁぁぁぁ~~い!」

「あれ! ユグドラシルちゃん!」

「ユグドラシルちゃ~ん!」×9

【は~い! 楽しそうねぇ~!】

「楽しぃぃぃぃ~!」×9


 ははは、楽しんでくれて良かった。


 俺は次の冒険へ


 部屋を出て左へすぐ右に扉が


 カチャ


 こっちが食堂か! キッチン側に扉ありますやん!

 ってか200人くらい入れるんやないこれ? この船にこんなスペース無いやろ?


『ダンジョンですので広さはある程度自在です。後ろの方に運動スペースもあります』

 まじか! そりゃダンジョンなら大概やれそうやもんね


『ピクニック出来る部屋もあります』

 参った!

 これで更に宇宙まで行けたり?


『行けますよ』

 甲板に誰も居ないなら宇宙からこの星見たい!


『甲板からでも大丈夫です、ダンジョンですから空間を遮断してます』


 全員甲板集合!


 面白いものが見れるよ!


 全員が出て来たら、お願いね。


『了解』




 急ぎ甲板へ


 ブレイドが最後だったか揃った途端急上昇!


「うおっ! 真上向いて飛んでるのに落ちないぞ!」

「壁歩きしてるみたい!」


「え?」


「えぇぇぇぇ~~!!」×25


「宇宙だぁぁぁぁ~!」×25


「すごぉぉぉ~~い! 宇宙だ!」

「青い星だ!」

「すげ~! はえ~!」


【緊急ですエルフの国へお願いします】

「おっさん!」

「おう! 船はまったりに帰還! 俺達はイルミンスールへ転移!」

 パッ


「どうした!」


【ドワーフの国の火山が噴火しました! 住民達を助けてあげて下さい! あそこの王の先祖に折れかけた枝を添え木して貰ったことがあり、1度だけ助けると約束したのです、お願いします!】

「わかったナビマップで火山を表示!」

『表示します! 不味いです溶岩が!』

「土魔法 皆使えるな!」

「溶岩の手前に壁! 海側へ反らせる様に立てるぞ!」

「はい!」×25


 ナビは逃げ遅れが居ないか確認頼む! 転移!

 パッ


「おらぁ! 気張れよ! ストーンウォール!」

「ストーンウォール!」×25

「1年1組ここを死守!」

「はい!」×6

「転移!」

 パッ


「ストーンウォール!」

「ストーンウォール!」×19


「音無! お前らだけで行けるか!」

「はい!」×6


「転移!」

 パッ


「ストーンウォール!」

「ストーンウォール!」×13


「わーるどじゃんぷ 直組! ブレイド! ここを死守だ!」

「はい!」×3

「はい!」×5


「わーるどじゃんぷ飛翔!」

「飛翔!」×5


 俺達は箒にまたがり上昇溶岩のなかれを見て


「左側がヤバい! まりあ! 転移で海へ 海水たっぷり収納するぞ、塩は抜け、4人はストーンウォールで少しだけ食い止めて! 転移!」

「転移!」


 パッパッ


「「収納!」」

「「転移!」」

 パッ


「まりあ、1年1組側から水かけて固めるんだ! それからさらにストーンウォールを、固まった溶岩を使って壁をデカくしてって! やり方聞いたか皆!」


 はい!×24


「よし冷やしていくぞ! 爆発もするから気をつけて! 行くぞ!」

「はい!」


 それから3度海に転移し、溶岩を冷やし、溶岩の追加が緩まったところで見ると高さ70メートル、厚み300メートルの壁が出来た。


 イルミンスールこの国のダンジョンで若いのある?


【ドワーフの国のダンジョンは、どこも私に近い古さです、階層がいくらあるかは······】

 やるしかないか。


「俺のパーティーはここのダンジョンへ潜る! 直! アキ! 10日で戻るからここの待機組と、休憩組に別れ噴火時は今やったみたいに何とか死守だ! 海水は塩を抜けよ! 塩害で土地が作物育たなくなる」

「「はい!」」

「頼む!ナビ、近いダンジョン頼む」

『表示します』

「ふぅ、んじゃ!行ってきます!」

「行ってきます!」×5

「行ってらっしゃい」×20

「転移!」

 パッ







「到着って火山じゃん!」

「ほぇ~! ぐつぐつですの!」

「どろどろだぁ~」

「でも暑く? 熱く無いですね?」

「環境対応ついてるよ!」

「古代魔法を、覚えたかいがあると言うものじゃの」

「ははは、寝てる間にやってくれるよ(笑)」

『色々やりましたしね(笑)』

「(笑)」×5

「入口はあれっぽいし、行くよ~!」


 俺達は燃えたら嫌なので箒を終い、そのまま飛んでダンジョンに降り立ったのだが······






 その頃、直とアキは交互に海に海水を取りに行き、戻って塩を抜き水をまくを繰り返し、他のメンバーは、溶岩が流れていなかった所にも壁を造り、何とか形になり休憩をしていた。


「すまぬが、この壁はお主達が造ったのか?」

「ん? そうだぞおっちゃん! 溶岩流れてヤバかったからな、急いで造ったからカッコ悪いけど」

「うんうん」×19

「そうか、この度は助かった。ワシ達はドワーフ、足が遅いんでな、この壁のおかげで死者が出なかった。何とお礼をしたものか」

「大丈夫ですよ。私達は世界樹(イルミンスール)に頼まれたから。」

「ドワーフの昔の王様が世界樹(イルミンスール)を、助けた恩返しですって、良いことはするもんですね(笑)」

「何と! ワシの祖先が! 確かに文献は1度だけ助かると」

「折れかけた枝を添え木して治す手伝いしたようですよ」

「うむ、文献通りだな。ありがたい事だ、しかし、この火山は永い年月沈黙しておったのだかなぁ」

「おっちゃん、地震とかなかったのか?」

「地震? ああ、地が震えるか、うむ、ここの数年は頻発しておったが」

「前兆ですね」×6

「なっ! あれが前触れと!」

「火山の下からこのマグマが上がってくる時に揺れるって、山鳴りとかもかな?」

「ふむ、宰相か山がおかしいと言うとったな それも前兆か」

「ん? 宰相? ってかおっちゃん王様か?」

「おお! いかにもワシが国王だ、喋り方はそのままでな、誰も友の様に喋ってくれん!」

「あぁ~エスの王様も言ってたなぁ、俺にさえ友達になってくれだって、この場にいたら皆友達だろって言ったら泣きかけてたぜ(笑)」

「エス国王? 魔道王国のか?」

「そうですよ。先日も一緒に遊びましたし、面白い国王ですね(笑)」

「その様な遠くから駆けつけてくれたと言うのか!」

「立ってるのもなんだし、何かつまんでお茶でも出しましょう、テーブルと椅子はお願い」


 ぽんぽんとテーブルや椅子が用意され、皆が座り葉月ちゃんに作って貰ったお菓子を出し話を続けた。


「何と! ダンジョンを攻略! 攻略すれば火山の心配が無くなると!」

「そうだって言ってたぞ、うちのおっさんが、この国をダンジョンにして調整? するみたいだな、今もダンジョンに潜りに行ったぞ」

「10日ほどで攻略するって、その間"ここを死守しておいて!" って言って飛んでっちゃいました」

「その昔、レベル99の冒険者のパーティーが火山のダンジョンへ挑み、30階のボスが倒せず断念したとされておる」

「ん~大丈夫じゃ無いかな? 俺達のレベル見れる?」

「ん? 鑑定か、ドワーフは鍛冶士でもある者が多くての、鑑定は得意じゃが、たまに、"勝手に鑑定しやがって" と怒るやつがおるから控えておったが良いのか?」

「大丈夫ですよ」

「いいぞ!」


 うんうん


「ならば、鑑定! ······はっ? なんじゃこりゃぁぁぁぁ~~!!」


 来たぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~!!×20


「ダンジョンにもぐったのは私達より上ですから」

「神か······」


 席を降り跪く、手前でケンジが王様の脇に手を入れ持ち上げ椅子に戻す。


「違うぞ、召喚者だな、後は転生者と、そっちはアモルファスの御姫さん2人と侍女さん、んで魔道王国の御姫さんと魔道士のグランドマスターだな」

「確かにその3人の姿絵は見たことがある、グランドマスターとはあったこともあったな、しかし、召喚者に転生者とは、数十年前に大国が召喚を行なったと聞いたが」

「まぁ、今回は当たりだったのでしょうね」

「ってか王のおっちゃんは、お茶よりこれだろ」


 と、日本酒を王様のコップに注いだ。


「ん? 透明な? 酒! 美味い! なんだこの酒は!」

「ははは! ダンジョンにもぐってるおっさんの酒だ、俺達はまだ飲まないが美味いんだろ、肉もあるから昼飯にしようぜ!」

「賛成!」×19


「なっ! この肉美味い! まさかビッグボア?」

「そうだぞ、いっぱい焼いて貰ったから遠慮するなよおっちゃん」

「うむ、あの革で造る鎧は良いぞ、革があるならうち1番の鍛冶士を紹介するぞ」

「うふふ、うちのリーダーが鍛冶士だから譲って貰えませんよ」

「何と多才な、してお主達はその者が帰るまではここに?」

「半分だな交代でここの護り。ここ土魔法で小屋立てて良いか?」

「ちょっと待て、魔道具は、······あった···、ワシだ壁の上におるから、家を立てる準備、最高級の素材を準備、急来てくれ! 急げ!」

「はっ!」

「切り方は、···き、切れたかな?」


 ぷぷっ、使い方慣れてないみたいだな。


「まぁ、よいか、家の手配はした、これだけの壁を築いたのだ休んでくれ」

「おっちゃんがそう言うなら休むけど、あんまり減ってないぞ魔力」

「減ってないより回復が速いのかな? 私 ほぼ満タンよ」


 うんうん


「超越者かな?」

「超越者だと!」

「称号に出てますね、多分レベルが1000超えたら付きますね」

「お伽噺でな、超越者は、まだこの世界を旅している。あるいは別の世界に移り住んでいるとお伽噺にある。神の話だがな、お主達はやはり」

「違うからな! 12歳のガキだ!」

「神様なら大サービスだね26人も神様にしちゃうんだから(笑)」

「確かにそうっすね、私とアキを除いた現地人さえ1000超えたっすし」

「せやなぁ、私は世界渡って帰れても、耳付きしっぽ付きのコスプレイヤーしかなれやんちゅうねん!」

「だよね~」×19

「お待たせしました!」

「ご苦労、すまぬがそこに建ててくれんか」

「はっ!」×4


 来た4人は作業を、って4人? 少なくない?

「ん? 4人ですんのか? 手伝うか?」

「あの4人、建築士の白金だ見てろ、凄いぞ」


 見ると土魔法なのか一気に土台が出来た。


 それから石と木を組み合わせあっという間に壁が完成。


 1人が中に入り


 ズンッ


 一枚岩の屋根を乗せた······


「1階しかないが中は魔道具で広くし部屋数も30、キッチン、大浴場がある」

「マジかぁ~!」×20

「速いっすね!」

「だろ、後は食材はあるようだが、料理人は3人いや、4人と、部屋の掃除日に1回なら3人おれば十分か、連絡は、副メイド長!」

「はっ!」

「下に7人つける、この恩人達の世話を頼む、副メイド長には連絡係も頼みたい」

「はっ! 賜りました」

「すまぬが、ワシは城に戻り、やらねばならぬ事が山ほどある(苦笑)」

「だよな、まぁ、ここは俺達が何とか護っておくからおっちゃん仕事頑張れよ!」

「うむ、しからば失礼する」


 王様はそのまま歩いて壁から降りて行った。


「この国は良い国みたいっす!」

「やな、せやけどまだ噴火するんかなぁ」

「地震に注意ですね」

「後はおっさん達が、ダンジョンどれだけ速くクリアするかどうかだな」

「紗々ちゃんもダンジョンマスターかぁ」

「その次は、くじ運だけのケンジだし(笑)」

「良いだろ! あみだくじだったじゃねえか!」

「俺最後······あぁ~運は上がらなかったからなぁ、0だし」

「ギャンブルは止めときなさいね」

「はい···」


「歓談中失礼します。私は副メイド長を勤め、皆様の身の回りをお世話させて頂く、こちらの7名のリーダーになりますよろしくお願いします」

「よろしくお願いします!」×6


 頭を下げるメイドさん達、皆幼女なんだが······

「この異世界のドワ子はロリっ子っすね!」

「ドワ子言うなや! かあいいやんよろしゅうな」

「よろしくお願いします!」×4

「音無ロリや」

「そっすね」

「ん? 俺らと変わらんじゃん」

「だよな?」

「······くじ運」

「まぁ、こんな男の子達だけど優しくしてあげてね(苦笑)」

「はい!」×7


 顔を赤らめ返事をする。


「あちゃ~やってもうたか? 召喚者補正」

「ユタさん居ないから油断してたっす」

「召喚者補正か、まぁ、私達には関係無いけれどね」

「だよね~」×16


 メイドさん7人=男の子組7人


 その行方は···












「薄暗いな、光さんお願いね、ほいっと!」

「きゃ~~♥️」×5


 ん?と振り替えるとスニーカーだけの···


 俺はパーカーとスニーカーだけ、······落ち着けパオン!


「じぃ~~♥️」×5

「ナビ、収納の中の服に付与出来る?」

『はい、ポイントしました』

 ありがと! 付与ぉぉぉぉぉ~!


「皆これ着て! 見えちゃいけないものが見えちゃってるから」


 俺は目を閉じ服を前につき出した。


 服は俺の手から取られ、かさかさとか着替える音がする、視線も感じる。


「終わったよ♥️」×5

「了解、ふぅ、服燃えても気がつかないって凄いよな、普通なら俺達も燃えてしまってるってほんま(笑)」


 見たことは流してほしいなぁ~


「そうだよね~全然気がつかなかったし♥️」

「そうですね、ここまで高性能なら、先ほど行っていた宇宙でも大丈夫かもですね♥️」

「そうじゃの、この分じゃと武器にも付けた方が良いの、ほれ旦那様に渡すぞ。ほいっと♥️」

「私もポシェット入れててよかったですの! ほいっと♥️」

「スニーカーはコンテナごと付与してましたもんね、ほいっと♥️」

「「私達も、ほいっと♥️♥️」」

「了解、付与ぉぉぉぉぉ~! よし、戻すねっと!」

「ありがと(ですの)♥️♥️♥️♥️♥️」×5

「じゃあ、装備して攻略しますか!」

「はい♥️♥️♥️♥️♥️」×5


 腰のベルトに切猫と切仔猫をさそうとして、······フルパオン状態······


「忘れてたぁぁぁぁぁぁぁ~!」

「うふふ♥️♥️♥️♥️♥️」×5


 俺は必死に隠し着替えを出して燃えた!


「俺の付与してないやん! あかんやん! 燃えてしもたやん! 付与ぉぉぉぉぉ!」


 急いで着こんだ、はぁ~


「ってまた巫女服やん! 巫女オシ! せめて男物でお願いします、付与ぉぉぉぉぉ! 今度は! ヒッホップ系? サルエル? まぁ、男物なら」


 ささっと着替える。


「ぶぅ~~~~!」×5

「ぶぅ~言わないの! 見たくないでしょ!」

「見たい(ですの)!」×5

「大人になるまでダメ! ほんとにもぉ~気を取り直してって、燃えてる魔物さん、待っててくれたのね」

「ユタさん目を閉じてる時から居て、燃えてる魔物さんも目を閉じてくれてたよ~」

「すまん、待たせたな、ほいっと!」


 シュ

 ガラガラガラガラ


 魔石だけが残り、燃えてる魔物達は煙の様に消えた。


「ふむ、素材ドロップ形式じゃし楽じゃな」

「その代わりドロップしないとなにも無しか」

「とりあえずマップさんで最短攻略?」

「じゃな、宝等 紗々ちゃんがダンジョンマスターになれば取り放題じゃ」

「大人のダンジョンでこんなのは初めてですの!」

「そうですね、速くクリアしましょう」

「ちょっともったいない気持ちも(笑)」

「んと最短だと の前にナビ何階層あるの?」

『790階合って791階が水晶玉ある部屋ですね』

「深っ(ですの)!」×6

『矢印を皆さんに出しますね、走りながら行くのでしょ(笑)』

「ひとっ走りして、良いところでお昼休みやね、行くよ!」

「は~い(ですの)!」×5


 俺達は走りだし、途中の魔物さん達はすれ違いざまにスパスパ、魔石とドロップ品は自動収納。


 ボス部屋もあったが、順番に前後を入れかえ倒していく。


 10階毎にボスだな、後1回ボスで一回りするから休憩な。

 は~い×5 念話で話しながら駆ける。


「おっ! ボス部屋やね、最後はまりあやね」

「スパスパしてお昼ごはんです!」

「了解、開けるよ、よいしょっと」

「オークさんの大きい方ですね、ほいっと!」


 シュ

 ゴロン


「ちょっとづつ魔石も大きくなるんやね」

「休憩ですの! ソースカツ丼にしますの! せ~の」

「いただきます(ですの)!」×6

「うまっ!」

「カツ柔らかぁ~い」

「しかし60階層か、後、13倍強じゃな」

「もごもご」

「聖ちゃん呑み込んでからですよ メ !」

「ごくん、日に200階進んで4日だね」

「帰りがわからないですの! 魔法陣タイプが多いですの!」

「まぁ、最悪扉つけてかな、あっ、お茶出すね」

「あら、何かドロップしてたみたいですが、肉?」

「オークリーダーの肉と出ておるな」

「なんか、落ちてる肉はやな感じやんね」


 うんうん


「まぁ、持ち上げクリーン、収納」

「そのパターンですね」

「んじゃ再開!」




  晩御飯の為止まったのは、240階のボス部屋、今夜はここでキャンプになりました。

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