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第23話 カレーライスの行方、森の熊さんに聞いてみた

「ご飯炊けるの何時くらい?」

「後30分掛かりませんの! お昼まだ早いですの······」

「だね、カレーは完成だけど福神漬け無いかなぁ」

『在庫は有りませんね』

 残念

「探しに行きますの?」

「そもそも漬け物あるか聞いてみようか」

「聞きますの!」


 とりあえずカレーの寸胴鍋を収納してっと


 近くにいたメイドさんに


「野菜を塩とかお酢とかに漬けた物ってありま

 すか?」

「保存食の様な物ですかね、街に1軒だけ有りますね、保存食は肉系が人気なので(苦笑)場所は」


 サラサラと紙に描いてくれた。


「ありがとうございます、早速行ってみます」


「その前に良いの有るから皆の所に一旦戻ろう」

「はいですの」


 皆はまだソファーで


「皆のお土産、聖、紗々、三葉、葉月、まりあちゃん、他の皆は?」

「スライムですね(笑)皆は走り込みするって、あっちの1番広い方で走り回ったり、木刀とか色々振り回してますよ」

「うむ、妾達は武器を使いスキル覚えたしの」

「クリーンも頑張ってるようです、回復も皆覚えました」

「そっか、スライムまだ足りないから後にして貰うかな、やり方はパラミス達に聞いたら解るからやってみて、俺と葉月は福神漬けがあれば最高だけど、お漬け物無いか探してくるね」

「了解!」×4


 出口迄が遠い、大きな南門の横の通用口をくぐり街に出る。


「葉月そのスライムさんは······」

「そうですのお料理得意ですの、お名前ですの? プルプルと真ん丸だから、丸ちゃん! 丸ちゃんですの! よろしくですの!」

「先輩だったしね(笑)丸ちゃん仲良くしてね、俺のはスラさんで確定しちゃった3匹とも! スラさんズだ」

「スラさん達もよろしくですの! こっちは丸ちゃんですの!」

「ここ右の2軒目ここかな、こんにちわ~!」

「はいよ! 何か買ってくれるか!」

「······なやつで福神漬けって言うんだけどあるかな?」

「珍しいの知ってるな、その昔カレイを食べたくて福神漬けを作った勇者が居たんだがカレイが出来なかったらしい、カレイなんて海に居るのになぁ、まぁ良いか! 持ってくるぜ!」


 おっちゃんは奥に走り消えた。


「カレイさんはお魚なのです、カレーがつたわらなかったです?」

「俺もだけど、その勇者も地方出身でなまってたのかな(苦笑)カレイには福神漬けは合わないよな」

「ですの」

「これで良いか?」

「蓮根、大根、鉈豆、こんぶ、かな? 鉈豆有るのが凄いな、味見良いかな?」

「良いぞ、ほら手ぇ出して、ちょいちょい」


 ポリポリ

 ポリポリ


「「これこれ(ですの)!」」

「1壺下さい!」

「ラッキョウありますの」

「俺はラッキョウ食べないけど居る(要る)よなぁ」

「私も食べないですの」

「これも1壺お願いします!」

「塩と酢とあるがどっちだ?」

「どっちだろ?」

「難問ですの、フェルマーさんより難問ですの」

「あれか······Xのn乗ほにやららのヤツね、それは難問やね、あっ、両方下さい」

「毎度! これで米食うんだろ? カレーってのが有るからそれと一緒だと最高だぜ!」

「あ、ありがと う です」

「また来てくれよ!」



 静かに店を出た······。報われない勇者だったんだな······。

「後何か見ていくか?」

「ん~豚さんのカレー······。茸欲しいですの、バターで炒めて入れますの!」

「茸か、ちょい待って」


 茸ある? 近くに

『外の森にはあるわね、毒の子は採っちゃダメよ、量が居るのだからここかな』

 木がいっぱい倒れた所に生えてるんだ

『蛇居るから気をつけてって2人とも牙も刺さらないわよ(笑)』

 ありがとう


「葉月、茸狩りいく?」

「ほわぁ! 行きますの! 籠······。は要りませんでしたの!」

「じゃあ、そこの路地裏に入って」

「おう! にーちゃん待ちなぁー! 痛い目に合いたくなきゃ有り金全ブゥっ!」


 パクパクありがとう

『(笑)』

「よし、誰も居ないので、転移」

 パッ


「到着! ほうほう、既に見えてますがな! この緑色はダメ、これ美味そうなのに毒、やけど熱加えたらオッケーか!」

「いっぱいですの!」

「この緑と、キクラゲみたいなのは猛毒で、薄黄色は食材には向かないお薬用だから聖のお土産やな、真っ赤なのが三葉用で、ポーションの材料に、後は食用! この大きな蛇さんは大人しい種類の子だからいじめちゃ駄目よしよし」

「よしよしですの!」

「で、この子も茸食べるから残してあげなきゃね」

「ですの、この緑は食べちゃ駄目ですの! 上? 大きいのがありますの! 美味しい? 採ってもよい良いですの? ありがとうですの! 葉月ですの! この子は丸ちゃん、おうちには円ちゃんと凛ちゃんいますの! お友達? 良いですの! お名前は、ティアマト、ティア、アマト、ん~ティアですの! おうち来ますか?」


 またお友達になったんだ(苦笑)でもこの子まだ生まれたてなんだよなぁ、どのくらい大きくなるかなぁ、今で10メートルは超えてるよね、まぁ大人しいし良いかな。


『うふふ、ティアマトは大きくなりますよ、本当に』

 そっかぁ(笑)仲良くしましょう!


「お家大きいから100倍でも大丈夫ですの! お母さん? 良いですの! 一緒に遊ぶの楽しいですの! 何処いますの? 上? 居ましたの! 大きいですの! 葉月ですの! 名前はティアママですの!」


『来ちゃいましたね(笑)』

 デカいけどなんか優しい目してるね

『はい、優しい種族ですよ』

 あの家なら大丈夫かな(苦笑)仲良くしてくださいね

『葉月ちゃんの旦那様ね、うちの子共々よろしくお願いします、少し待ってね小さくなるから』

 念話!

『あらあらうふふ、お母さん10000年は生きてるでしょうね、変化のスキルでしょう、丸ちゃんと一緒に肩に乗れるほどとは、もう1桁上でしょうか(笑)』

 葉月は規格外だな(笑)


「葉月良かったな」

「はいですのお母さんもティアママですの! 肩に乗れますの!」

「茸狩りして帰ろうか!」

「はいですの!」

『すみません、この森が住みにくくなってしまい、外周迄出てきたは良いのですが、外周の物達が外に出てしまいそうで困っておりましたが、葉月の誘いが先の街には救いですね』

 魔物が溢れそうだったんだな

『娘は大きさを変えられないので私がそのまま行けるなら庭は大きいのでしょ?』

 家の中も大丈夫!余裕だよ(笑)

『なんと!それはスゴいですね!』

「ユタ様いっぱい採れましたの!木の上のも採りましたの! ちゃんと残しましたの!」

「俺もそこそこ採れたし帰ろうか、ティアに集まって、転移」

 パッ



「「ただいま(ですの)!」」

「······」×多数

「こっちがティアちゃん! こっちがティアママですの!」

「おいユタ、あれは?」

「ティアマトの母娘」

「······はぁ、天災ランクだ、避けたくとも避けれないランクだ、小さい方が怖い気がするぞ」

「だろうな。小さい方は元の大きさだとこの庭でとぐろ巻けるぞ、余裕で(笑)」

「そんなのがあの子の従魔か様つけた方が良いかな?」

「あははっ! 要らんよ、ティアママとティアとも友達になってくれれば良いさ」

「ホントに退屈せんな(苦笑)ファイアーエンペラーイーグルも居るし、フェンリルも居るし何でもかかって来いだな」

「だろ」ニヤリ


 葉月がとぼとぼとやって来た


「丸ちゃん居ないですの、茸下ごしらえしてたら居なくなったですの、肩に乗ってたですの、嫌われたですの?」

「ユタ、教えてやれ、ちなみに俺もだ(笑)」

「葉月大丈夫だよ、ちゃんと居るから念話してごらん」

「居ましたの! ツルツル?······? うんうん、ぽっこりしないですの! ありがとうですの! これからもよろしくですの!」

「良かったな」


 なでなで


「うへへぇですの」

「私達も···」×7


 なでなで×7


「皆寄生して貰えたんやね、これでダンジョンの懸念事項が1つ減りました! 次は鎧だけど皮鎧は鍛冶士の分野?」

「鞣しは専門家が居るが、鍛冶士なら出来るぞ普通、金属鎧でも裏は革を貼るからな、真夏は火傷するし真冬は冷たすぎて着てられんぞ、ユタ鍛冶士職だろ?」

「まだ習ってないけど······出来るかね(なめ)し」


 ステータス


 名前 ユタ Lv 82

 性別 ♂

 年齢 9歳(48)

 状態 健康·スラさん

 職業 鍛冶士Lv 2(神鍛冶士Lv MAX)▼

 スキル

 古代魔法 転移·●

 料理Lv 14

 テイマーLv 39

 格闘術Lv 45

 刀術Lv 78

 生活魔法Lv MAX

 鑑定Lv 5(神眼)

 身体強化Lv 6(神体強化)

 アイテムボックスLv 9(無限収納)

 精神耐性(完全耐性)▼

 HP 3(測定不能)

 MP 3(測定不能)

 STR 3(測定不能)

 DEF 3(測定不能)

 AGL 3(測定不能)

 DEX 3(測定不能)

 MIND 3(測定不能)

 INT 3(測定不能)

 LUK 3(測定不能)

 装備

 称号 魔法生物の創造主

 従魔 虎鉄·スラさん×3


 で鍛冶士を押してポン


 職業

 001 鍛冶士▼

 002 ●

 003 ●

 004 ●

 005 ●

 ・

 ・

 ・

 ・


 何か押してはいけない気が······

 再起動の予感が······

『押すと再起動ですね(笑)鍛冶士の▼は前と同じ位でしょうか、第2の職なら、王で丸1日位です』

 一晩寝るわけね(苦笑)って王とか神様案件でしたよね? 良いの? 成らないよ!

『王命有ると便利ですよ』

 うぐっ、確かに

『勇大様結構ポロリしますからね(苦笑)』

 じゃあ今の内に?

『万全に近いとは思いますが』

 カレー食べて考えます。

『うふふ、楽しみにしてましたしね』

 うん、カレールー見てから無性に


「ユタ様、少しセバスから応援して欲しいと」

「ん? セバスが? 何?」

「セバスは今、冒険者に戻り魔道王国行きのメンバー集めていますが集めたメンバーが、これです。

 冒険者ギルドマスター

 冒険者ギルドサブマスター

 冒険者ギルド買取り部門長 白金ランク アルト

 魔道士ギルドグランドマスター

 魔道士ギルドマスター

 錬金術士ギルドマスター

 鍛冶士グランドギルドマスター

 商人ギルドマスター

 闇ギルドグランドマスター 私の旦那様♥️

 ※闇ギルドは執事·メイドギルドの情報部門です

 執事·メイドギルドサブマスター 息子の嫁

 執事·メイドギルド

  パラミス様·パミュ様専属侍女 リリ 孫

 傭兵ギルドマスター及び全メンバー

 薬士ギルドマスターは自信がないと辞退」


「何で? 冒険者ギルドはマスターもサブマスも? セレスさんの家族揃いますやん! 傭兵ギルドそれで良いの!」

「軽く誘ったら即答だったらしくて」

「アルバトとアルトさんと魔道士さんと三葉の弟子、商人さんは後から適当に来るみたいな事言ってたけど」

「で、他のギルド職員から手配されて王都から脱出が難しいそうで」


 それはそうでしょ、はぁ


「セバスは内緒と言ったけど王命も無しだからなぁ」

「現在、傭兵ギルドに皆が集まって居る状態で······」

「カレー足さないと足りないな、何人?」

「100人を少し切ります」

「葉月!」


 とりあえず、コンテナ、炊飯器、お米、白菜、じゃがいも、人参、トマト、胡椒、ボアの脂身、お肉各種、カレールー、寸胴鍋、グレーチング、テーブル、包丁、まな板、こんなもんか。


「呼びましたの?」

「これから100人位人が増えるからカレー追加で頼める? 俺が玉葱嫌いだから出してないけど欲しい?」

「解りましたの! 白菜有るので大丈夫ですの! 私も玉葱苦手ですの(苦笑)」

「お願いね、虎鉄も手伝ってあげてね」


 コク


「セレスさん、ヤツも」


 指差した先には


「最適な人選です(笑)」

「また、とりあえず握手して」


『傭兵ギルドの、確認出来ます』

 ありがとう


「行けそうです、拉致しに行きますか」

「1度だけ忍び込んだ事が合ったので、王の拉致(笑)」


「エスさん、拉致しに来ました」

「拉致? 2人でか?」

「はい、少しアモルファスまで」

「へ?」

「では、混乱している内に、転移」

 パッ


「到着、ご利用ありがとうございました、現地はアモルファス王国 傭兵ギルドの建物です、大変込み合っておりますので、お足元ご注意下さいませ、ご利用ありがとうございました」

「は?」

「クスクス、エス様、有能な国民候補の勧誘ですよ。しっかりしてくださいね(笑)」

「国民候補?」

「今から、転移で連れて帰りますので王命頼めますよね?(笑)」

「誰が来るんだ?」


 リストを手渡すセレスさん

 目を通し悪い顔になるエスさん


「テメー等俺の持つ最高の酒飲ませてやる! 何処だ!」

「「はいはい(笑)」」

「上か気配がする! 着いてこい! 転移の秘密で良いな!」

「はい、よろしく!」


 階段を上り廊下の先に気配が上にも、あっ、普通のスライムですね。


 バタンッ!


 扉を開けたのはセバス


「早いな入れ!」


 会議室っぽい場所で端に机が寄せられ、乱雑に積まれている、ホワイトボードみたいなのがある所に連れてこられた。


「よっしゃぁ! 全員居るか確認しろお前らぁ!」


 ギルド別に点呼?取ってる。

 何かスゴい迫力やね。


「おう、まだなんも喋っとらんけどそっちの王さん居るならあれか?」

「あれだ、耳の聞こえんヤツは居るか?」

「おらん」

「なら問題ない。セレスはそんな言葉で喋ってくれんから良いな、セバス友達に成らんか?」

「はぁ? ふざけてんのか? うちのリリとお前のグロリア友達だろ? じゃあ親は成るしか無い! 文句有るか?(笑)」

「無い(笑)」


 仲良くね、おっアルバトも居るな手を振ってやる

 んだ? こっち来るな。

「おう坊主! これがワシの嫁と娘だ」

「坊主じゃねぇ! アルバトっと、初めまして、ユタと申します、冒険者ねずみ色で鍛冶士です、よろしくお願いします」

「わぁ、父ちゃんと普通に喋ってる、あっ、初めましてよろしくお願いします」

「あらあら、アルバトも友達増えて良かったわね、アルバトの妻です、よろしくお願いします」

「向こうでしっかり教えてやる、覚悟しとけよ、あそこにはワシの家も有るからそこが仕事場だ、ついでに酒も作ってるがな(笑)」

「アルバトの酒美味いよな、またくれよ」

「ユタの酒もな、しかし、癖の有るヤツも居るが見たところ一緒に飲んだ奴らだけだって王が来るってお前か」

「親父はこないだ引退して騎士団長してる」

「くくっ、いつも言うとったわ、闘いたいだけなのに椅子と机では闘えんとな(笑)」

「その通りです、朝食時に、今日からお前が王だ! 俺は騎士団に入る! とか言うんですよ(苦笑)」

「その辺が王には向いとると思ってたが、仕方無いな」

「はい」

「おう、アルバト、エス、抜け無しだ、かましてくれ!」

「うむ」

「木箱使え目立つぞ(笑)」


「注目だ! 喋んなよゴラァ!」


 おいおい

 エスさんがアルバトの持ってる木箱に上り


「王命である! 今からやる魔法に関して、他者へ伝えることを禁止、文書、魔道具、あらゆる手段を使うことも禁止する! これが解かれるのはユタが許可した事柄のみ解かれる事とする! 永続である!」


「転移」

 パッ


「ふぅお疲れ様エスさん」

「こんな悪巧み中々出来ん」

「セバスさん後は、昼食は用意有るから食べて行ってって伝えてくれる?」

「おぅ、わかった、しかし楽だな、今度 帝国と教国にも連れが居るから連れて来ようか?」

「おいおい」

「良いぞ! 俺も行く!」

「お前は執務室で仕事してろ!」

「鍛冶士仲間なら大概呼べば来るぞ?」

「あらまた昨日ぶり、楽しくなるわね クスクス」

「はい昨日ぶりです、楽しくしましょう クスクスってかアルバトそいつ等にもそこでの仕事有るだろが!」

「酒造りの名人がおったのだが」

「何してるすぐ呼べ、今から迎えに行くか?そうしよう! 何処だ! 早く教えろ!」

「帝国じゃ、場所は知らんが魔の森近くに良い水源が有るらしくての、ここの川と湖も捨てがたいと言うとったから呼べば来るな」

「ぐっと南の方か? あの辺は行かなかったからなぁわからん」

「海近くの高い山があるらしいの」

「わからん」

「くっ! 連絡しとけよ! 俺が酒蔵の用意する!」


 とりあえずカレー祭りの準備だな

 テラス前で良いかな、150人位座れる様に机と椅子とカレー皿······


「セレス!カレーのお皿無いかな?150皿位と机と椅子!」

「既に、うちの子達を走らせて揃えてますよ、グラスも、スプーンも福神漬け、ラッキョウも滞りなくお酒あれ出しますか? 1樽」

「ありがとう、出しちゃいますか! セッティングやっちゃいます!」


 コンテナしまって、空き箱とかもホイホイ、炊飯器は5合炊き全部使っとる! 48稼働中って240合! おかわりしたら無くなるかな(苦笑)


 カレーは?

 ズラリと並んでます、女の子組も参加してますね

 流石に葉月の動きはすばやい、1人で6つの鍋を見ている、その次がまりあちゃん、パラミス、パミュ·侍女さんが4つの鍋を、後は2つづつ王女様······


 頑張ってくれてありがとうございます。


 よしよし、まずは樽からかな、ん~とここかなドン! 蛇口がこれかなコップをちょっとだけですからね、そぉ~と捻ると チョロチョロ キュッ


 コク!

 コクコクコク


 美味い良いお酒です、今は我慢で用意です。蛇口前にも机を置いてカウンターっぽく、大人数の机とか侯爵邸だし無いのかな? と思ったらセレスさん組が、机置いてテーブルクロス、机置いてテーブルクロスと3人ペアで瞬く間にセッティング、椅子は? 立食のがよいか。


 トッピングどうするかなぁ


『口休めに果実等は?ここの森にもありますよ、グレープフルーツが食べ頃ですね』

 どれどれ、数もあるしサクサク切るだけで良いしそれにしますか100個あればたりる? 熊さん怪我してるね。

『深そうな怪我です』

 ちょっと待ってて、三葉は? いた!


「三葉、怪我のポーションちょうだい」

「ん? 良いぞ、今出来る最高のポーションじゃ100本有るから50本良いぞ!」

「ありがとう、ちょっと行ってくるよ、転移」

 パッ


 到着!

 シュ

 ポンッ、栓抜いて

 トポトポ

 ポン

 トポトポ

 ポン

 トポトポ

 ポン

 トポトポ


『まだ駄目です、回復魔法も!』

 怪我治れぇぇぇぇ~!

 片手でポン トポトポ

 むむむむ~

 ポン トポトポ

 むむむむむむ~

 ポン トポトポ

『後ろ!』

 どかっ!

 踏ん張る

 シバいたヤツに腹パン

 ドンっ!

 熊さんに向き直り

 むむむむむむ~むむむむむむ~

 ポン トポトポ

 むむむむ~むむむむむむ~

 ポン トポトポ

 ピクッ

 動いた!むむむむむむ~がんばれー

 傷はほぼふさがった

 ドンッ!

 踏ん張る

「邪魔すんなや!」

 シュパッ!


 ズシンッ!

 熊さんに向き直り

 むむむむむむ~

 ポン トポトポ

 耳がピクピク

 目が開いた

 よしよし、大丈夫だよ

 ポン トポトポ

『持ち直しましたね』

 うん、むむむむむむ~

 かざしていた手をベロンベロン

 ちょっと気持ちいい


「ヤバかったね、もー少しだから我慢してね」

 ポン トポトポ

『飲めば中からも』

 大きいお皿みたいなの無いのかな?

『ありますポイントしました』

 ありがとう

 ほいっ

 ポンポンポンポンポンポンポンポン

 トポトポトポトポトポトポ·······

「これ飲める?お腹の中から治るから」

 ペロペロペロペロ······

『身体の表面は治った感じですね』

 ちょっとハゲちゃったけどね(苦笑)


 そして振り向いて

 何これ······。デカくない······。アルバトの剣なのに、この首落としたの?


『地龍です、この森でも上位な個体だと、それは刀に魔力を無理矢理込めてましたから治療の魔力の治療抜きで(笑)』


 もしかして俺が魔法剣士!

 違うけど! 習得してます!

 ステータス


 名前 ユタ Lv 142

 ¿»¾ ±∞

 性別 ♂

 年齢 9歳(48)

 状態 健康·スラさん

 職業1 鍛冶士Lv 2(神鍛冶士Lv MAX)

 職業2 魔法刀士Lv 77(神力刀士Lv MAX)▼

 スキル

 古代魔法 転移·ルーム·●

 回復魔法Lv 59

 料理Lv 14

 テイマーLv 67

 格闘術Lv 98

 刀術Lv 136

 生活魔法Lv MAX

 鑑定Lv MAX(神眼)

 身体強化Lv MAX(神体強化)

 アイテムボックスLv MAX(無限収納)

 精神耐性(完全耐性)▼

 HP 3(測定不能)

 MP 3(測定不能)

 STR 3(測定不能)

 DEF 3(測定不能)

 AGL 3(測定不能)

 DEX 3(測定不能)

 MIND 3(測定不能)

 INT 3(測定不能)

 LUK 3(測定不能)

 装備

 称号 魔法生物の創造主

 従魔 虎鉄·スラさん×3


 スゴい上がったね。

『100超えましたね魔法刀士さん』

 ちょっと羨ましかったから嬉しー!刀専門家!

『神力刀士、その文字化け、楽しくなりそうですね』

 文字化けは、何だろ? 今までそこにスペース無かったよね? 皆も無かったはずやし?

 わからんからほっとこう!

 熊さんはと


「もう痛くない?」

 がふっ

『大丈夫 ですって』

 がふっがふっ

『食べられる所だった』

 がふっがふっ

『ありがとう』

「良かった、こんなヤツいっぱい居るの?」

 がふっ

『ここまで大きいの中々居ない って』

「そっか、ティアマトのティアママ位大きいの居たら困るな」

 がふっがふっがふっ

『居ないティアマト避けて通る良い蛇』

「あっ、このグレープフルーツ採って良いかな?」

 がふぅ

『酸っぱい って、うふふ』

「じゃあ貰ってくね(笑)」

 かふぅがふっ

『狐が食べるから、そこに居る残して 地龍倒れてから来てたけど静かに待ってるからほっておいたけど』

「大丈夫、狐さん100個くらいなら貰っても良いかな?」

 きゅきゅーんきゅ

『地龍やっつけたからいいよ うふふ』

「ありがとう、採りにくい上の方を貰っていくね」

 きゅ

「うん、かな」

『そうです(笑)あらまた大きいのが』

 きゅきゅきゅきゅーん

『玉藻前!』

『あら、地龍の気配が消えたから見に来たけど、この子達苛めてない?』

「こんにちわ! 初めましてユタです、冒険者ねずみ色の鍛冶士と魔法刀士してます、よろしくお願いします!」

『あらあら、こんにちわ、玉藻前ですこの子達のお母さんしてます、よろしくね』

「今日は、このグレープフルーツを貰いに来てそこの熊さんが怪我してたから治して、治してる途中に地龍が邪魔して来たからやっちゃいました」

『嘘付かないのね、うふふ、100個ね』

 ふりふり 九つの尻尾が揺れると木の上の方からグレープフルーツがスゥーと降りてきて俺の前に集まった

『100個有るわ』

「ありがとう!」


 アイテムボックスへしまう


『貴方、神······』

「神じゃ無いです、ちょっとこの世界の神に気に入られただけです」

『あっちにも1つ、そこそこやる子も4つ、一緒に居るわね、ふふっティアマトまで居るわ』

「あっ、それ俺の友達ですねちょっと前にティアマトとも友達になったし」

『そうなの、うふふ、遊びに行っても大丈夫?』

「はい、この子達は? 熊さんも行く? ビッグボアの肉有るし果物も色々有るよ」

『この子達はまだ足が遅いのよ、その熊さんも遅そうよ』

「転移出来るので」

『くふふふ、気に入ったわ』

「友達に成りませんか?熊さんも、狐さん達も」

 きゅきゅーん

 かふっがふっがふっ

『熊さん友達だって、でも子供達が待ってるからダメだって、うちの子達も甘いの食べたいって、うふふ、私からもお友達に成ってくださいお願いね』

「はい! よろしくお願いします! 甘いのいっぱい用意しますね、熊さんもありがとう、肉これね子供達食べれるかな?」

 かふっかふっかふっ

『おっぱいだそうよ自分は食べれるって』

「子供達によろしくね、これで全員かな?」

『えっとふんふんふん、8、居るわね、これだけよ』

「了解、じゃあ熊さんまたね、玉藻さん飛びますので皆よってね、転移」

 パッ



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