第124話 一夜城はおまけですか?
皆で晩ごはんを食べた後、アンラの刀と革鎧を造り、アンラに装備してもらった。
「はわわわ、刃が付いた武器は初めて! 鎧なんて触ったのも初めてです!」
うん、ごはんも食べて少し元気になって声も出てきたね。
「頑張って造ったから大切にしてね、んじゃ、転移!」
パッ
「到着! フィールドやん♪ やりやすくて良いか、虎鉄、また頼めるか?」
「任せて、ほいっと!」
「え!? 猫さんが喋りました!? それに大きい!」
「アンラ、虎鉄です、よろしくね」
「はい、アンラです、よろしくお願いします!」
「あははは、アンラは止まらなかったね」
「ぶ~私はどうせ止まりましたよ! 裸にされちゃうし!」
「あははは、あれは失敗しちゃったしなぁ、すまんね」
「ポンッって弾けて無くなりましたからね(笑)」
「「すぽぽんだったの♪」」
「はわわわ、私もすぽぽんですか!」
「ユタ、そこはどうなの? その服ユタが造った服よね?」
「綺麗で動きやすいですね、あれ? 私パンツはいてますね、それにいつ着替えたのでしょうか?」
「ユタ~見ましたのね!」
「ユタさんえっちです!」
「「えちえちだぁ~♪」」
「はわわわ! えとえと、末永くよろしくお願いします」
「おめでとう~♪」×4
「え? ちょっと待って、そうなるの?」
「はい、初めてですから、その、えとえと、裸見られちゃったし、えとえと、頑張りますね♪」
『ステータスに出ましたね、皆様にご報告♪』
「え? ステータス!」
名前 ユタ・ミカミ(御神 勇大)
種族 創星神
性別 ♂
状態 健康·スラさん
職業 鍛冶神
刀神
皇神
忍神
魔道神
建築神
酒神
精霊神
錬金神
農業神
聖神
裁縫神▼
スキル
魔法 転移·ルーム·飛翔·環境対応·時空間·●
料理
テイマー
裁縫
武術
多重思考
念話
神眼
神体強化
無限収納
完全耐性▼
装備 切猫·切仔猫
称号
魔法生物の創造主
ドラゴンスレイヤー 地龍 水龍 風龍 火龍 光龍 闇龍 龍神
天狐の主
ダンジョンマスター
グ・パヤナタ・シー マスター
世界樹の祝福
世界樹の加護
世界樹の祝福
世界樹の加護
ハーレム神
妻 聖·紗々·三葉·葉月·まりあ·パラミス·パミュ·シンディ·光·グロリア·リリ·直·ローパー·アキ·美夜·ケイ·ユリ·柚葉·リア·一華·二華·三華·五華·六華·七華·ルア·玉藻·エトリ·いなば·ティアママ·円·ティア·海神·マール·天神·クロートー·アトロポス·ラケシス·勇·マライア·リュート·クシナダ·タキリ·タキツ·アンラ
超越者
創星神
海神の祝福
海神の加護
リヴァイアサンの主
悪魔 マルコシアスの主
○○王の天敵
ドラゴンライダー
龍神の主
シロシロの友
次元渡り
フェンリルの友
世界樹の祝福
世界樹の加護
グ・パヤナタ・シーのコレクター
魔王の天敵
従魔 虎鉄·スラさん×3·玉藻·光·エトリ·いなば·リア·ルア·天神
「マジか······45人ですやん」
おめでとう♪×40
『祝福されてますね♪』
「45人?」
「ユタには、貴女を入れて45人お嫁さんがいます」
「だから、皆貴女の家族ですよ」
「「家族ぅ~♪」」
「家族······私に家族が、お兄ちゃん私頑張るね!」
「分かったよ、これからよろしくな、よし、ほらほらアンラは虎鉄に乗ってね、ナビ何階層?」
『3万1200階層ですね』
「了解、夜のおやつの時間までに終わらせて、孤児院の再建するぞ!」
「は~い♪」×5
「ユタ! 桃ですよ! 私の大好物の1つですよ!」
「よし! 採取だ!」
「は~い♪」×5
「マンドラゴラだ! 風さんお願いします! ほいっと!」
ギャァァァァァー!
「「風さん風さん、ほいっと!」」
ギャァァァァァー!
ギャァァァァァー!
「ほいっと!」
ギャァァァァァー!
「ヤミツキーです! 待てぇ~! 私の焼き鳥ぃ~!」
「お兄ちゃん! 聖剣ですよ! なんだかピリピリしますよ!」
「魔王だし♪」×5
「ユタさん! 持ち運びハウスが3個入ってました!」
「「牛さんだぁ~♪」」
「ミノタウロスの大群! 超極小ウインドアロー」×6
シュパパパパパパッ!
「「魔剣♪ 負けん♪ きゃっきゃっ♪」」
「呪われてるやん! 解除&収納!」
「「楽しかったぁ~♪」」
「おいおい!」×4
「よし、ラスボスは誰がやる?」
「「アンラお姉ちゃん♪」」
「「賛成!」」
「よろしいのですか!」
「頑張れ、もう魔神なんやし余裕だよ」
「行きます!」
ギギィーー
「スプンタ・マンユ! 行きますよ~!」
シュ
シャパッ!
ズズン
「一撃♪ おめでとう!」×5
「やりました! 勝てました!」
終わってみればあっという間だった。
『登録 マスターアンラご用命を』
「この国全域の範囲結界、盗賊ギルドとこの国に悪い事をする人の排除、魔物は除いて下さい、排除先は、煮干し3号の範囲結界内、お願いします」
『範囲結界展開 完了 盗賊ギルドとこの国に対して悪影響を与えるものの排除、魔物は除外 煮干し3号への排除完了』
「ありがとうございます」
外へ転移し、浮遊で上空へ。
「孤児院跡地を更地にしてからやね、収納!」
「無くなりました♪」×5
「瓦礫が無くなるとほんまに広いな、壁をぐるりとやっちまうか、ほいっと!」
「アンラ範囲はこれで合ってる?」
「少しあっちの東側が狭くなってますね、でも大丈夫ですね」
「了解、ナビあのおっちゃんのイメージの感じで」
『いつでも良いですよ』
「ほいっと!」
「はあぁぁぁ~♪ 私が育った孤児院ですよ!」
「よし、降りて見てみて」
「はい」
シュ
「あはは、スゴい勢いで行ったな(笑)」
「私達も行きますね」
「「そ~れ~♪」」
「あっ! 私も!」
『国王その他貴族達が煮干し3号へ、それに帝国兵が10万6000人が煮干し3号にお出かけしましたね、それと、召喚者が残っていて煮干し3号へ向かって歩いていますよ、表示しますね』
「行くか、転移!」
パッ
「こんばんは、解除!」
「うわぁ!」
「何だ!」
「おわっ!」
3人とも驚いてるね。
「こんばんは、悪い日本人じゃないよ」
「「「古っ」」」
「ええやん! たぶん言われると思ったけど2回目の挑戦なんやし大目に見てよ」
「え、えっと、日本人?」
「ああ、召喚された日本人やね、君らは?」
「俺らも、帝国に昨日召喚された、日本人だ」
「君達3人だけかな?」
「ああ、神様に会った時も3人だったよ」
「オッケー、一応聞くけど異世界にいて、自由に冒険するんやぁ~! なのか、帰りたいのどっち?」
「テイマーだから、もふもふ!」
「聖騎士だから、お姫様ゲット!」
「錬金術で成り上がり!」
「あはははは! 了解、そんな気はしたんやけど一応聞いてみただけ(笑)」
「帰りたい気もほんの少しはあるけど、帰っても苛められるしなぁ」
「「うんうん」」
「ん~パワーレベリングやっちゃう?」
「やっちゃうやっちゃう!」×3
「刀とか装備しちゃう?」
「しちゃうしちゃう!」×3
「龍とかの革鎧着ちゃう?」
「着ちゃう着ちゃう!」×3
「あはははは! よし! 鍛冶士の俺がお助けしちゃおう!」
「しちゃってしちゃって!」×3
カーン カーン カーン
カーン カーン カーン
「よ~しガキ共! 装備するが良い!」
「はっ!」×3
「お前達は弱い!」
「Sir Yes sir!」
「お前達はウジ虫だ!」
「Sir Yes sir!」
「強い俺様が戦士にしてやる!」
「Sir Yes sir!」
「声が小さい!」
「Sir Yes sir!」
「お前達は負け犬になりたいのか!」
「Sir No sir!」
「目指すは最強だ! 行くぞ!」
「Sir Yes sir!」
「転移!」
パッ
孤児院下のダンジョンにあったオークエンペラー率いる、オークキングの無限出現モンスターハウスに転移し、4人でお茶してる。
シュパパパパパパッ!
「君らは中学生?」
「はい、漫画倶楽部の3人です」
「部活で集まってたら帝国の国境の町で、出兵直前でした」
「ボロボロの革鎧着せられて、その時に奴隷の腕輪も······」
「お姫様だけは優しくしてくれたよな、お前は狙い目なんじゃない?」
「聖騎士だしバッチリじゃん」
「後は皆、くそ野郎だな、すぐ蹴ってくるし、飯は歯が折れそうなパン1つだったし」
「水もくれなかったしな」
「あはは、ならそのお姫様助けに行くの?」
「それもありだな、それするならユタさんが言ってた様にダンジョン攻略が1番ですよね?」
「ああ、攻略した時に念話で呼んでくれたらリンクして隔離出来るからな、要らない盗賊とかね」
「じゃあ、帝国のダンジョンは任せて下さい、そのとなりの帝国の攻略は任せても良いですか?」
「助かるよ、後でこの国でやけど冒険者ギルドで登録連れて行くよ、ってかもう神やん!」
「あっ!」×3
「あはははは! 話してる間に、よし、身体動かして馴染んでこい! シバかれても痛くないから思いきってな」
「はい!」×3
シュ
外はまだ暗く、遠くの山の先がうっすら明るくなってる程度だ。
俺達は冒険者ギルドに入り、登録をしてもらった。
「ユタさん、このご恩はずっと忘れません」
「頑張って、お姫様のハートを掴んでみます」
「俺はサポートしながら美味しいところをいただきます!」
「おい!」×2
「やれやれ、まぁ、何かあれば相談しろよ、こんななりしてるが49歳やからな」
「あはは、その格好では絶対見えませんよね」
「うんうん」×2
「では」
「おう、またな」
「転移!」
パッ
「さて、孤児院に戻るか」
孤児院に戻るとなぜかダンジョンで見つけた、持ち運びハウスで寝てるし(笑)




