表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ブレイブマン  作者: Who
3/10

立ち上がる英雄

ネクロポリス。

壁や階段、そしてどこに通じているかもわからない扉。まるで巨大迷路のようにも見える場所。

そんな場所に、人影が一つ。そしてその周りを飛ぶ、幾つかの光があった。


「やぁ、気がついたねブレイバー」


その人影が虚空に向かって声を出す。……いや、よく見れば人影の前には一つの光の球が浮いていた。

他に浮いている光よりいくらか大きいそれは、戸惑うかのように周りを見渡す。当然、球には顔も目もないが、表面には模様が浮かび上がっており、それが上下左右に回転していた。


「ここかい? ここは……まぁ、『死者の街』とでも思ってくれれば良いよ」


人影が再び声をかけると、模様がピタリと止まる。そして球は仄暗い白へ、それから青に変わった。


「うん、そうだね。君は、死んだ。少年を助けた後、炎に巻かれてね」


そう言って、一人頷く人影の声を聞いて、球はもう一度明るさを落とした後、明滅をはじめる。が、それもすぐのこと。少しの後には明るさを取り戻し、青から紫を通り、今度は赤く輝き始めた。


「ふふ、なるほど、君らしい。……いいよ、それが君の望みなら」


人影が前に拳を伸ばし広げると、木でできた杖が出現する。どこにでもありそうな杖、ここでは逆に目を引くような杖。それをしっかりと掴み、感触を確かめるように人影は一度二度と振り回す。


「よっし、準備完了だ……いくよ?」


言って杖を球に向ける。向けられた当の球は模様を縦に動かした。その模様の動きを確認したのか、杖からは泡が飛び出し、玉を包み込んで浮かび上がる。


「じゃあ短かったけど、お別れだ。今世もまた、君に良き出会いがあらんことを」


人影の言葉に、今度は一度だけ球が明滅し、直後。泡は球ごと、扉の一つに吸い込まれて行った。

後に残されたのは人影と、幾つかの光だけ。それも、瞬きのうちに周りに溶けて消えていった。


◆◇◆◇◆◇


『またあの記憶か……』


呟いて頭の中に浮かび上がった記憶を追い出す。

それはブレイバーが勉とブレイブする少し前、この世に戻ってくる前に見た記憶。怪しい風体をした男と交わした会話の記憶だった。

それが、妙に頭から離れない。


「ブレイバー? どうしたんだ?」

『いやなんでも……ってそれよりお前、何喰ってるんだ?』


ずずず、とすすり上げる音がしばらく続き、それがひと段落したあたりでようやく勉が顔を上げる。

その下にはどんぶりが一つ。中には麺とスープ、それからもやしや唐揚げ等が浮いていた。


「ああ、これ? これは今日のボクの昼ご飯だよ」

『いや、それはわかるんだが……その、でかくないか?』


あまりに当然のように勉が言うので、ブレイバーの方が首をかしげる。それもそのはず。勉の手元にあるのは確かにどんぶり一つ。中に入ってるものからそれがラーメンであることまでは予想がつく。

だが、あまりにもでかい。


「そりゃここは学生用の食堂だからね。学生御用達のこういうメニューもあるさ」


またずずず、というすする音ともに麺が勉の口に入っていく。

それが二玉。トッピングにはもやし、わかめ、コーン。それに小さい拳ほどもある唐揚げが3つに、さらにはそれらを浸すスープまでもがタップり入ってワンコイン。

そんな、まさしく空腹の学生向けに作られたラーメン。それが、今勉がすすっている『デラックス中華』と呼ばれるメニューだった。


『へー、これまたすごいもんがあるんだな……』


感心したような、呆れたような声でブレイバーが見下ろす中、つるんと最後の麺を飲み込んだ勉は箸を置く。


「ふぅ……、ごちそうさま」


満足したように手を合わせると、食器を戻すために立ち上がる。幸い、まだ少し早い時間でもあるので、食堂は混雑しておらず、返却口にもほとんど食器が載っていない。

適当なところに食器を返却すると、その足で食堂を出た。


『っと、そうだ。この後ってどうするんだ?』

「ん? 今日は授業もないし、特にすることもないけど……」

『そうか、なら少し時間をくれるか?』


出たところで、ブレイバーが不意にそんなことを言う。その表情からは感情が読みづらいが、その声は真剣なものに聞こえる。


「……うん、わかった。あ、じゃあボクからも、昨日の事で聞きたいことあるんだ」


その真剣な声にうなずいてから、返すように勉も提案を投げる。

昨日の事、それは紛れもなく初めて怪獣と遭遇したこと。そして融合ブレイブした二人でその怪獣を倒したことについてだ。


『ああ、構わねぇ』


ブレイバーが頷くのを確認してから、勉は足を前に出す。さてどこか人気のないところは、と学内の地図を頭に広げながら。


◆◇◆◇◆◇


幸い、ちょうど二人が食堂を出たあたりが昼のピークが始まる時間だったため、ほとんどの人は食堂や人と集まりやすい場所に足を向けている。

大学の端、それも食事するにも少し不便なような場所は人気がないのも当然だ。あたりを見渡してみても、人の姿はない。これなら少しぐらい一人で話していても怪しまれないだろう。


「ここでいいか」


言いながら、勉が一つの席を確保する。手に持っていたカバンを下ろし、席に腰を下ろす。

……と、それを待っていたかのようにブレイバーが姿を現す。

とはいえ、その姿はほかの人には見えない。そのこともあって、普段は勉にも見えないようにしてもらっている。理由は当然、変に反応してしまったらまずいからだ。


『まずはこれだ』


言って、腕が伸ばされる。その手は光っていて見えないが、何かを渡そうとしているらしい。勉も手を出し、それを受け取る。


「これは……?」


受け取ってすぐ光は収まり、それの正体が判明する。なにやらアクセサリーに近いものだろうか。


融合ブレイブアイテムだ。昨日は急いでたから使わなかったが、本来ならそういったアイテムを使って融合ブレイブするんだ』

「ふーん」


しげしげと眺めてみるが、とてもそんな特別な力があるようには見えない。精々が、少し派手に装飾されたブレスレットだ。

そのまま手に持っておくのもなんなので、腕に巻いてみると、かちりと音がして腕に止まる。軽く振ってみても少し揺れるぐらいで、簡単には落ちそうにない。


「これで、次にいつ怪獣が現れても安心ってことだ」

『おいおい、現れないほうが良いに決まってるだろ。だが、まぁそういうことだ』


頷くブレイバーを見て、それもそうかと勉も思い返す。確かにブレイバーと融合ブレイブできるとはいえ、その場は戦いになる。であれば、怪獣とは遭遇しないほうが良いに決まっている。


『さて、それじゃ気を取り直して、だ』


ぱん、と手のひらを叩いてブレイバーが話を再開する。その内容は、昨日の続きだった。


『昨日言った夢の泉の話は覚えているか?』

「えっと確か、悪感情を吸収して沈静化してくれる場所、だっけ?」

『そうだ。そこから漏れ出した感情が具現化したもの、それが怪獣なんだが、その漏れ出す事件っていうのは、最近起き始めたものじゃない』


うんうん、と頷いていた勉の首が止まる。


「最近起き始めたものじゃない? でも、それならもっと大事になってなきゃおかしいよ。あんな怪獣が現れるならさ」

『確かに大事にはなっていない。それも夢になったからだ』

「夢に、って。じゃあ僕たちが戦わなくてもいいことにならない?」

『いや、それは違う。正確に言うと、完璧に夢になるわけじゃないんだ。……ここ最近、不自然に建物が傷ついてたりしなかったか?』

「……してる」


一瞬言葉に詰まりながらも返事をする。どうだったか考えたからじゃない。逆だ。聞き飽きるほど聞いたことがあったから。


「まさか」

『ああ、壊された建物。それが夢にしきれず、壊された跡が残る。それが、怪獣を放置した場合の結果だ』


勉の口が、再び止まる。最近、起きすぎるほど起きていた事件の真相、それがこんな形で明らかになるのは予想外だったからだ。


「じゃあもしかして、最近どんどんそれが起きる頻度が上がってるのって……」

『おそらく、そんぐらいやばくなってる証拠だ。それに、怪獣が暴れるってことは、少なからず人にも被害が出る』

「…………」

『怪我で済めばまだいいほうだが、そんな場合ばっかりじゃねぇ。残念ながらな』

「ちょ、ちょっと待ってよ。じゃあそのせいでいなくなった人は……」

『慌てるな。もちろんそれもちゃんと夢になる。……だが、起こったことは事実としてその人の心に深く刻まれちまう』

「そんな……」

『体の代わりに心に傷がつく。つっても本人はほとんど覚えていない。それを幸いというかは微妙なところだが、だからこそ、俺たちが頑張る必要があるんだ』


ブレイバーのその言葉にぞわり、と言葉にできない寒気が足元から登ってくる。


『ま、それをどうにかするために俺が来たんだ。お前は安心してどーんと構えてればいいさ!!』

「そ、そうだよね!」


寒気に飲まれそうになった瞬間、明るい声が降ってくる。他でもないブレイバーだ。

それに合わせるように勉も声を上げ、少し不安がまぎれた。


ーーーと。


「!?」

『感じたか、近いぞ』


不意に、地面が揺れる。一回、二回と回数を重ねるごとに大きくなる。

そして。


「うわぁああああああ!!」

「逃げろ!!」

「なんだあれは!?」


聞こえてくる悲鳴に、ブレイバーと頷きあうと、すぐさま立ち上がり駆け出した。


◆◇◆◇◆◇


「あれは……」


駆け付けた勉が見上げる先、そこには怪獣の姿はない。いや、正確に言うとそれらしき者は見えるのだが、昨日戦ったそれと比べても怪獣とは言えない見た目をしていた。


「でかい、侍……?」

『だな』


大きさは確かに巨大だが、それ以外は特別変わっているようには見えない。強いて言えば、手には刀を持ち、服装が和服。まさしく侍の見た目をした巨人が、そこにはいた。

だが、見ていられたのもそこまでだった。


「おらぁああああ!!」

「!?」


そんな気合と共に、刀が振り回される。当然そこかしこには建物があり、刀がその場を通れば。


ーーーーっ!!


金属同士が擦れあい、耳を覆いたくなるような音を響かせながら、建物が瓦礫へと変わっていく。次いで、ようやく各所にあった非常ベルなどがけたたましく鳴り始めた。


「って、悠長に見てる場合じゃない、ブレイバー!!」

『おう、行くぞ!!』


再び頷きあって、建物の影に飛び込む。あたりに人がいないことを確認してから、左手のブレスレットに右手を重ね、一呼吸。走ってくる途中に聞いた融合ブレイブするための言葉を口にする。


「ライズアップ! ブレイバー!!」


右手を離し、左手を高く上げると、ブレスレットが光を放つ。その光に、勉は包まれていった。


◆◇◆◇◆◇


侍が再び刀を振り上げる。その刀が振り下ろされる直前、侍の目の前に光が湧き上がる。


『おらぁああ!!』


気合の声と共に伸びた右手は拳となり、侍の腹を撃ち抜いた。


「な!? おわぁあああ!!」


そんなことが起こるとは少しも思っていなかった侍は、そのパンチをまともに受けてしまい、後ろにひっくり返った。

そんな侍の顔に影がかかる。


「な、ナニモンだてめぇ…!!」

『俺か? 俺はブレイバー……いや、ブレイブマン!』


光が収まり、その中から現れるのは勉にとって見慣れた、金属質にも見える腕。

その腕を引いて構え、侍の前に立ちふさがった。


「ブレイブマンだとぉ!? ふざけやがって! ぶっ倒してやるぜ!!」


侍が叫び、立ち上がる。その勢いのまま、刀を一振りしつつ構えると、そのまま地面を蹴り飛ばす。

飛び上がるようにして、ブレイブマンに襲い掛かった。


『へっ、そんな見え見えの攻撃、当たるかよ!!』


空中から繰り出された、横薙ぎの剣劇を体を捻ることで躱し、前転。少し距離を取りつつも、再び構える。

同時に侍も振り返るようにして刀を構えなおす。そうすることでようやく、二人の巨人は向かい合った。


「いい動きするじゃねぇか。だが、これならどうだ!!」


侍が一歩前に足を踏み込むと同時、二人の距離がゼロに縮まる。少なくとも五歩はあったその距離を一瞬で詰められ、ブレイブマンの反応が遅れてしまう。


『な!? おわ!!』


そのせいで懐から、至近距離の斬撃が襲い掛かる。碌に避けられずに受けた衝撃で、今度はブレイブマンの体が後ろにひっくり返った。


「ぅぐ!!」

『くっそ、食らっちまった……!!』


ちょうど真後ろにあった建物を、上から押しつぶす形で転ぶブレイブマン。

が、不幸中の幸いか痛みはあるものの、斬撃を受けた部分からは出血もなければ傷にもなっていない。


「あれ……痛いけど、切れてない?」

『まぁな。だが、あんまり油断はできなさそうだ』


舌打ちし、立ち上がるブレイブマン。前を見ると再び相手が構えているところだった。


「おらぁ!!」

『っの!!』


相手の声に合わせる形で、なんとかブレイブマンが横に飛ぶ。その数センチ先の空間を、刀の斬撃が引き裂いた。


「へぇ、俺の縮地を避けるなんざ、なかなかやるじゃねぇか」

『そりゃどーも!!』


振り向きもせず、息も乱れずにそんなことを言う相手に、息を切らしながらそう返すので精一杯だ。


『あの移動方法が厄介だな。あれを連発されてちゃ、避けに徹するしかないぞ……』

「だね。……縮地、縮地か。そうだ、こんなのはどうかな」


悔しがりながらも、打開策を見つけられないブレイバーに、勉が一つ提案をする。

それは確かに有効かもしれないが、同時に賭けでもあった。


「ーーってことなんだけど」

『いいじゃねぇか。その賭けのったぜ』


それでも、ブレイバーは頷く。

同時に、目の前の侍が、今度こそ仕留めるとばかりに構えをとった。


「考え事は終わったか? なら行く……ぜっ!!」


その構えから放たれる、今度は首を狙った斬撃。それがブレイブマンの首に寸分の狂いなく吸い込まれていきーー。


『うおりゃ!!』


そんな掛け声とともに空を切った。


「なに!?」


刀が捉えたはずの切るべき対象は身をかがめ、侍の懐に飛び込んでいた。相手が距離を縮めると同時、自らも前に飛び出したのだ。


『吹っ飛べ!!』

「ぐ……ぐぁああああ!!」


目の前にある侍の腹に拳が伸びる。そのまま拳は突き刺さり、再び侍を吹き飛ばした。

周りにある建物を巻き込みながら、派手に転がっていく。

そんな侍に向かい、ブレイバーと勉が頷きあう。


『行くぞ!!』

「うん!」

「『ブレイビングバースト!!』」


二人で叫ぶと同時、手の先から熱戦が発射される。それはまっすぐ侍へと伸びていきーー。


「な!? あああああぁ!!」


起き上がろうと藻掻いていた侍に命中。その体を蒸発させていった。

蒸発した後には黒い靄が立ち上り、空へと還っていく。


「ふぅ……」

『なんとかなったか。ナイスファイトだ、勉』

「うん、ありがとう」


その光景を見送り、お互いの健闘をたたえたところで、二人の体と周りの景色がにじみ、光に包まれていった。


◆◇◆◇◆◇


「やぁ、来たね。『夢の泉』の番人様」

「当然でしょ? 呼び出されたら来るわよ」


ネクロポリスにそんな声が響き、同時に、空間に光が降り声の主が現れる。

カツコツ、と靴音を響かせながら、来訪者は人影の隣までやってくる。人影の前には今日も、地上の映像が映し出されていた。


「それで、彼らがそうなの?」


空中に映し出されている映像に目を向けながら、来訪者がもう一人に尋ねる。

映像の中では、ちょうどブレイブマン、勉とブレイバーが熱線を撃ちだしたところだ。


「ああ、そうだ。今は二人でやってるよ」

「ふーん、あのブレイバーがねぇ……」


ブレイバーが他人と協力する。

その事が想像しにくかったのか、少し言いよどんでから、来訪者が顔を人影の方に向ける。


「それで、原因については何か掴めそうなの?」

「いや、そっちのほうはまださっぱりだ。いやー、相手もなかなか手強い手強い」

「そう……。頼んでる身分で悪いけれど、引き続きお願いするわね」

「ああ、わかったよ。〇◇×……おっと、モルペウス」

「……あんたねぇ」


懐かしい名前を呼ばれかけ、半目を向ける来訪者、改めモルペウス。が、それもすぐに収まる。


「まぁいいわ。とにかくお願いするわね。タナトス……おっと、今はペルセポネ、だったかしら?」

「ふふ、好きに呼んでくれて構わないさ」

「……ほんと、食えない男よね」


撃ち返した口撃をのらりくらりと躱され、少し肩透かしのように感じるが、いつまでもこうしてはいられない。

モルペウスは来た時に通った道を開き、帰っていく。

その後ろ姿を眺めながら人影、改めペルセポネは手を振りつつ見送るのだった。


◆◇◆◇◆◇


ぱちり、と勉が目を開けると、そこは誰もいない談話室の一つだった。


「ふぅ……」

『今回も何とかなったな』


一息ついて体から力を抜くと、目の前の空中にブレイバーがにじみ出てきた。


『そうだ、確か俺に聞きたいことがあったんだよな?』

「あ、うん。……その、夢にしたとしてもすべてが元に戻るわけじゃないんだよね?」

『そうだな。夢にするっつても限度がある。俺たちが原因を浄化した場合はともかく、そうじゃない場合は何かしらの跡が残っちまう場合が多い』

「……」


何かしらの跡。それがここ最近起きていたビルの傷やヒビだろうことは、ブレイバーから既に聞いた。

では、人には? 人には何が傷として残るのだろうか。


「人の場合は心に傷が残るんだっけ?」

『あー、まぁそうだ。本人もほとんど覚えてないだろうがな。それでも確かに、ふとした拍子に思い出しちまう時はどうしてもあるが……』


じゃあ、もしかして。あの記憶は……?


『まぁ、さすがにそれはお前のせいじゃねぇ。気にすんな』

「あ、うん」


頷いたものの、勉の意識はほかの事に向かっていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ