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ブレイブマン  作者: Who
2/10

幕間1 その名は

幕間は本編というよりは、おまけに近い話です。

あったかもしれない会話、1.5話ぐらいの気持ちでご覧ください。

『あ、そういえばお前の名前、なんていうんだ?』

「言ってなかったっけ、勉だよ。大空勉」

『ふーん、勉か……』

「な、なんだよ」

『いや、どこかで聞いたことある名前だと思ってな』

「さすがに人違いじゃない? だって初めてだよね、ボクら」

『そのはずなんだが……いやまあいいか』

「あ、そうだ。名前といえばボクらの名前どうしようか」

『名前? どういうことだよ、それに「ボクらの」って?』

「いやだからさ、二人で融合ブレイブして戦っていくわけでしょ? なら戦う時の名前もあったほうが良いんじゃないかなって」

『そういうもんか? 俺にはそこんところよく分かんねーし、適当に決めてくれていいぜ』

「そう? ならブレイバーだし……ブレイバ、ブレイビ、ブレイブ……うん、ブレイブマンってのはどう?」

『なんだ、ずいぶん安直だな』

「こういうのはそれぐらいが良いんだって。決まり決まり」

『まぁいいか。よし、じゃあ俺たちはブレイブマンだ』


ーー記録01

いつか交わされた二人の会話記録。

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