表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

2021/8/31_21:22:57

 今日が何日でここが何処の病院かも分からない。ただ、自分が今生きているとゆう事、そして夜である事、怖いぐらい静かな病室のベッドの上で包帯の巻いてある左手首に右手を添えるようにのせた私は、ひとしずく、またひとしずくと流れ落ちる涙を拭おうとすることもなく、また朝が来るであろうとゆう現実と自分の過去の罪と、また毎日が死にたいと思いながら過ごす未来に、ただただ分厚いアコーディオンカーテンで閉ざされた見えるはずもない外の景色を、虚しくも流れる時間を恨めしそうに、閉ざされた自分の幸せのない未来と重ね合わせるように見つめることしかできなかった。























評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ