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2021/8/31_21:22:57
今日が何日でここが何処の病院かも分からない。ただ、自分が今生きているとゆう事、そして夜である事、怖いぐらい静かな病室のベッドの上で包帯の巻いてある左手首に右手を添えるようにのせた私は、ひとしずく、またひとしずくと流れ落ちる涙を拭おうとすることもなく、また朝が来るであろうとゆう現実と自分の過去の罪と、また毎日が死にたいと思いながら過ごす未来に、ただただ分厚いアコーディオンカーテンで閉ざされた見えるはずもない外の景色を、虚しくも流れる時間を恨めしそうに、閉ざされた自分の幸せのない未来と重ね合わせるように見つめることしかできなかった。