表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

マッサージウェアー

作者: 尚文産商堂

新しい商品ができたと聞いて、友人の元へとやってきた。

「それが、これさ」

と言われて見せつけられたのは、何かの作業着のような服だった。

「んで、これの何が新商品なんだ」

「こいつはな、着るマッサージチェアなんだよ。長そで長ズボンで、中にはゴム風船が複数入っているんだ。当然、マッサージできるようにゴルフボールぐらいの大きさのプラスチック球が動いてくれるっていう仕組みさ。どうだ、売れると思うか」

「いや、どうだろ。こんな考えならもうありそうな気がするし……とにかく、どこかに出してみたらどうだ。フリマアプリとかなら、手作りでも買ってくれるところは多いだろうし」

「そうだな、さすがだな」

友人が俺に言うと、さっそく写真を撮り始める。


しばらくしてアップしてみたら、さっそく買い手がついた。

出したアプリが、競売のようなシステムを導入しているため、値段がどんどんと変わっていく。

そして、開発費ぐらいは軽く回収できるような金額が提示された時に、友人へととある企業からのメールまで来た。

「こいつはいいな。さすがだよ」

友人に、俺は言った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ