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ないしょのないしょ♪  作者: ねがぽじ
7/13

~相沢 椿の場合~第一話~

~ないしょのないしょ♪~

これは、小学生GL物小説です

~相沢 椿の場合~

~第一話~

黒髪でツインテールをしていて背丈が90くらいの園児の幼女がある人の元に向かって息をきらしながら一生懸命に走っていた。

椿は、幼稚園児時代に体験した事をいつものように夢で見ているとすぐに解った。

しばらく走ると電車の駅では、黒髪のショートヘアーで背丈の110くらいの女の子が立っていた。


「しおんおねえちゃん~~~~~」


椿は、右手を振りながら紫苑お姉ちゃんに近づくとそのまま紫苑お姉ちゃんに抱きついた。


「椿、そんなに急いでどうしたんだい?」


紫苑は、椿を抱きしめ返すと不思議そうに少しだけ首を傾げた。


「しおんおねえちゃん、どこにもいかないよね。

おかあさんがしおんおねえちゃんがここではないほかのばしょにいくっていうの。

ずっとしおんおねえちゃんは、うちといっしょにいてくれるよね」


椿は、紫苑に抱きついたまま泣きそうな涙目で紫苑を見上げた。


「都会の大学で習いたい事があるんだ。

だからごめんよ、椿。

でも必ず戻って来るから待っていてくれないかな?」


紫苑は、椿の涙を右手で拭くと優しく抱きしめると愛おしそうに紫苑を見つめ優しく笑いかけてくれた。


「うっ……しおんおねえちゃん、ずるいよ、そういわれたらひきとめられないよ……

そのかわりもどってきたうちとけっこんしてくれる、しおんおねえちゃん……?」


椿は、不安そうに眼をうるわせて上目使いで紫苑を見つめた。


「良いぞ、戻ってきたら椿と結婚してあげる。

これは、誓いの印だ、椿」


紫苑は、椿の髪を優しく撫でると椿のおでこに軽くキスをした。


「うん……ありがとう、いってらっしゃい、しおんおねえちゃん」


椿は、紫苑にキスをされたおでこを右手で触り恥ずかしそうに顔を赤らめて照れ笑いを浮かべた。

椿は、ゆっくりと紫苑の頬に口を近づけて頬にキスした。


「おう、いってきます、椿」


紫苑は、にっこりと笑い椿の頭を優しく撫でた。

紫苑は、電車に乗ってこの街から出ていった。


椿の部屋の目覚まし時計のベルが鳴り響いた。


「んっ……もう朝なん……?

最近昔の夢をみてばかりやね……」


椿は、ゆっくりと目を開けると目をこすりベットから立ち上がると両手をあげてあくびをした。


「今日から新学期やね。

なんだか良い事が起こる気がするわ」


椿は、胸をわくわくさせて洋服に着替えてからランドセルを持つと小学校に向かった。

小学校に着くとそのまま正門前に向かった。

正門前に着くと全校生徒のクラス分けの名簿が張り出されている掲示板を見上げた。


「えっと、クラスはっと……」


掲示板で張り出されているクラス分け表で自分の名前を探した。


「へ~~~、うちは、五年三組やね。

うんと……桜ちゃん達は、どのクラスなんやろう」


椿は、クラス分け表で自分の名前を見つけるとクラス分け表で次に桜達の名前を探すと自分と同じクラスで桜達の名前を見つけた。


「今度は、桜ちゃん達だけじゃなくて撫子ちゃん達とも同じクラスだなんてとても良い一年になりそうやね」


椿は、嬉しそうにクラス分け表を見上げると桜達を探して周りを見渡した。

背丈が140くらいで黒髪のショートヘアーでピンクのワンピースで巨乳の女の子を見つけるとその女の子、桜の後ろに回ると桜の胸を揉んだ。


「桜ちゃん~~~~~~~」

「ひゃん~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!?」

「ん~~~~~~やっぱり桜ちゃんの胸の触り心地は、最高やな~~~~

っていたたたた、痛いって、茉莉花ちゃん!?」


椿の後ろに黒髪のロングヘアーのポニーテルで髪に白色のジャスミンの花の髪飾りをしていて白色のワンピース着ていて背丈が130くらいの女の子がたっていた。

茉莉花は、にこやかの笑顔でどす黒いオーラをまとって椿の耳を強く引っ張った。


「椿、あたしの桜の胸を揉んで良いのは、あたしだけ、解った?」

「わ、解ったって、うちが悪かったから茉莉花ちゃん堪忍してえな」


椿は、桜の胸から手を離して両手を合わせて謝った。

茉莉花は、椿が桜の胸から手を離して謝ったのを見て椿の耳から離した。


「ほっ……

でも茉莉花ちゃんは、私の事をあたしの桜って思っていてくれたんだね」


桜は、嬉しそうににこにこしながら茉莉花の顔を覗き込んだ。


「う、うるさい、そんなわけないよ、桜の聞き間違いじゃない」


茉莉花は、恥ずかしそうに顔を赤らめて桜から視線をそらして自分の気持ちを誤魔化した。


「うふふ、そう言う事にしておいてあげるね」


桜は、くすくす笑いながら愛おしそうに茉莉花を見つめた。


「それよりも桜ちゃんと茉莉花ちゃん、今日の五年生のクラス分けの発表を見たん?

なんと桜ちゃんと茉莉花ちゃんとうちの三人は、同じ五年三組のクラスやで」


椿は、両手を広げて嬉しそうに話した。


「本当に!?

やった~~~~今年も三人一緒のクラスだね。

今年も同じクラスでよろしくね、椿ちゃん、茉莉花ちゃん」


桜は、茉莉花と椿の手を握りしめて嬉しそうににっこりと笑った。


「うん、今年も同じクラスでよろしくね、茉莉花ちゃん、桜ちゃん」


椿は、桜に手を握りしめられて嬉しそうににこにこしながら桜と茉莉花を見渡した。


「は~~~同じクラスになっただけで、なにをそんなに喜んでいるのさ、まあ……今年もよろしく、桜、椿……」


茉莉花は、ため息を吐くと照れたように顔を赤らめて桜の手を握り返して小声でよろしくって呟いた。


「うふふ、それじゃあ、クラスに行こう、茉莉花ちゃん、椿ちゃん」


桜は、茉莉花の態度を愛おしそうに見つめると茉莉花と椿の手を握りしめたまま自分の五年三組の教室に向かった。

教室に入ると背丈が135で紫の撫子の花のがら模様のついた着物を着ていて黒髪のロングヘアーで髪に大きな紫のリボンをつけた上品のおしとやかそうな女の子に目が留まった。

椿は、撫子を見つけると悪巧みするように微笑むと撫子の後ろに回ると撫子の胸を揉んだ。

綺麗な女の子は、にこやかに微笑み椿ちゃんが揉んだ手を掴むと椿ちゃんの腕を捻りあげた。


「おはようございます、椿様。

おいたがすぎますわよ」

「痛いって、撫子ちゃん、うちが悪かったから許してえな」


椿は、涙目で撫子を見つめながら謝った。


「もうなでっし~~たらそのくらいにしてあげなよ。

でも怒ったなでっし~~可愛らしんだから~~」


背丈が135、白色のゴスロリの服装、黒髪のロングヘアー、髪に大きな白色のリボンをつけていて、撫子と同じ容姿の女の子が撫子の背中から抱きつて撫子の頬に頬ずりをした。


「ひゃん!?お、お姉様、恥ずかしいですわ……」


撫子は、撫子と同じ容姿の女の子に抱きつかれるとびっくりして椿の掴んでいる腕を離すと恥ずかしそうに顔を真っ赤にした。


「椿ちゃん、学校でも美人で有名な双子の姉妹と知り合いなの?」

「そやで、桜ちゃん達は、撫子ちゃん達と会うのは、初めてやね」


椿は、菫の肩を触って桜達の方を向いた。


「この子が双子の姉の藤咲 菫ちゃんで……」


椿は、次に撫子の肩を触って桜達の方を向いた。


「この子が双子の妹の藤咲 撫子ちゃんだよ」


撫子は、桜達に近づくとやんわりと微笑んだ。


「桜様達の事は、椿様からお聞きしておりますわ。

こちらの方は、芳乃 桜様ですわね」


撫子は、桜の方を向いてやんわりと微笑んだ。


「それでこちらの方が四葉 茉莉花様ですわよね」


撫子は、茉莉花の方を向いてやんわりと微笑んだ。


「よろしくお願いしますわ、桜様、茉莉花様」


撫子は、自分の両手を前で握りしめると自分の口元を軽く押さえてやんわりと微笑んだ。


「よろしくね、桜っち、茉莉っち」


菫は、右手の人差し指と中指を立てて自分のおでこに当ててにこやかに微笑み挨拶をした。


「うん、よろしくね、撫子ちゃん、菫ちゃん」


桜は、嬉しそうに撫子と菫に向かってにっこりと笑った。


「まぁ、よろしく、撫子、菫……」


茉莉花は、自分の気持ちを誤魔化すように照れたように顔を赤らめて素っ気ない態度をとりながら返事をした。

茉莉花の素直じゃない態度を見ると撫子と菫は、見つめあうとくすくすと笑った。

その後に本鈴が鳴り響くとクラス名簿を持った黒髪のショートヘアーで背丈が110くらいで紫色のジャージを着ていて小学一年生くらいの容姿の女の子が教室に入ってきた。

教室に入ってきた女の子は、教卓の前に立つと黒板に何か書こうとするけれども背の高さが足りなくて書けなかった。

女の子は、自分の失敗を誤魔化すように一回咳をすると木材踏み台の上に立つと黒板に『立花 紫苑』と書いた。


「今日から君達の担任になる立花 紫苑だ。

僕の事は、紫苑先生と呼んでくれ。

よろしく頼む」


紫苑先生は、生徒全員を見渡すと大きく頷いてにこやかに微笑んだ。


「えっ、紫苑お姉ちゃん!?

何でこんな所にいるん!?」


椿は、園児の時に別れた紫苑が目の前に現れたのが驚き立ち上がり驚いたように大声で叫んだ。


「こら、椿、紫苑お姉ちゃんじゃなくて紫苑先生だろ」


紫苑先生は、椿に近づいて椿の頭に名簿で叩いた。


「痛っ!?叩くなんて酷いやんか~~~~

うちのデリケートの頭にタンコブができたらどうするん?」


椿は、紫苑先生に叩かれた頭を摩りながら不満を伝えた。

ホームルームが終わるチャイムが鳴り響くと紫苑先生は、名簿を持った。


「連絡事項は、以上だ。

皆さんは、今日から五年生だ。

お姉さんの自覚を持って学園生活を過ごしてほしい。

それでは、日直、号令」


今日の日直の菫は、立ち上がった。


「起立、気を付け、礼」


菫の号令と共にクラスメートは、立ち上がり姿勢を整えると礼と共に頭を下げるとお礼を伝えた。


『『『『『『『『ありがとうございました』』』』』』』』

「はい、ありがとうございました」


紫苑先生は、生徒達に向かって優しく微笑むと名簿帳を持つと教室を出ていった。


「ごめん、用事が出来たから先に帰るね。

じゃあね、桜ちゃん、茉莉花ちゃん、撫子ちゃん、菫ちゃん」


椿は、ランドセルを持つと桜の挨拶の返事を待つよりも先に紫苑の後を追いかけるように慌てて教室から出ていった。

紫苑を追いかけて職員室に向かおうとしたら階段を降りようとしている紫苑を見つけた。


「待って、紫苑お姉ちゃん!!」


椿は、紫苑を呼び止めると紫苑が振り返り不思議そうに首を傾げた。


「どうしたんだ、椿?」


椿は、紫苑の顔を見ると紫苑に久しぶりに会えた嬉しさのあまり紫苑に抱きついた。


「どうして紫苑お姉ちゃんが戻ってきたことを教えてくれなかったん?」

「ごめんよ、椿を驚かしたくてな」


紫苑は、椿を抱きしめ返すと椿の頭を優しく撫でた。


「紫苑お姉ちゃん、うちをおいてもうどこにも行かへんよね?」


椿は、目をうるわせて上目使いで紫苑を見つめた。


「何処にも行かないよ、これからは、椿と一緒だ」


紫苑は、愛おしそうに椿のおでこにキスをして薄く微笑んだ。


「これから紫苑お姉ちゃんと一緒にいられるなんて嬉しことは、あらしません」


椿は、紫苑にキスをされたおでこを摩りながら嬉しさのあまりに涙を流した。


「本当に椿は、泣き虫だな」


紫苑は、椿の涙を右手で拭くと優しく微笑んだ。


「ねえ、紫苑お姉ちゃん、誰もいないところでゆっくり話したいんだけれどもかまわへん……?」


椿は、紫苑が椿の涙を拭いた右手を触り顔を赤らめて上目使いで見つめた。


「今ならば生徒指導室には、誰もいないはずだな……

椿、ついてこい」


紫苑は、椿の手を握りしめて紫苑と椿と二人で生徒指導室に向かった。

紫苑は、生徒指導室の扉の鍵を開けると紫苑が生徒指導室の中に入ると続いて椿も生徒指導室の中に入った。


「それで椿、話ってなんだ?」


紫苑は、机に腰をもたれかかり椿の方に向いた。


「紫苑お姉ちゃん、別れるときにした約束は、覚えてるん?」


椿は、紫苑のもたられかかった机の横の机にもたれかかり紫苑を見つめた。


「覚えている。

再会したら結婚しようだったよな」


紫苑は、椿の頭を撫でて優しく微笑んだ。


「ねえ、それならば紫苑お姉ちゃん、約束を守ってれるんやね」


椿は、甘えるように上目使いで見つめた。


「結婚してあげたいが椿は、まだ子供だから結婚ができないぞ。

結婚は、まだできないけれども先に結婚を誓いの儀式をしよう、椿」


紫苑は、椿の頬を触り薄く微笑んだ。


「うん……結婚の誓いの儀式をしよう、紫苑お姉ちゃん……」


椿は、紫苑が椿の頬を触った紫苑の手を触りうっとりと紫苑を見つめた。


「……汝、椿は、健やかな時も、病める時も、喜びの時も、悲しむ時も、富める時も、貧しい時も、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」

「うん、誓うで……

汝、紫苑は、健やかな時も、病める時も、喜びの時も、悲しむ時も、富める時も、貧しい時も、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」

「もちろん誓うよ……

椿、誓いのキスを……」


紫苑は、椿の頬を触りゆっくりと紫苑の唇を椿の唇に近づけた。


「うん、誓いのキスを……」


椿は、目を瞑り紫苑の口に近づけて紫苑とキスをした。


「紫苑お姉ちゃんの唇は、柔らかかったで……」


椿は、顔を赤らめて自分の唇を右手の人差し指で触り照れ笑いを浮かべた。


「椿の唇も柔らかったぞ……」


紫苑は、右手の中指と人差し指で椿の唇の形を確かめるように唇の周りを撫でて薄く微笑み親愛を込めて椿を見つめた。


「もう紫苑お姉ちゃんたらそんなことをいわへんでよ……」


紫苑に椿の唇を撫でられると恥ずかしそうに顔を赤らめて紫苑から視線をそらした。


「くすっ、この誓いは、未来永劫変わらないからな」


紫苑は、椿の様子を見てクスって笑うと椿の頬を右手で触り愛おしそうに見つめた。


「うん、紫苑お姉ちゃんの言葉を信じるで……」


椿は、椿の頬を触る紫苑の右手の上から右手で触り顔を赤らめてうっとりと紫苑を見つめた。

こうして紫苑と椿は、将来一緒にいる誓いの儀式をかわした。

紫苑お姉ちゃんとうちは、先生と生徒で普通の恋愛ができないことを理解している。

でも紫苑お姉ちゃんとの誓いの儀式をかわした思いだけでこの先を進める事ができると思う。

だって昔と違い紫苑お姉ちゃんがそばにいてくれるから……

~つづく~


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