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ないしょのないしょ♪  作者: ねがぽじ
10/13

~白原 充の場合~第2話~

~ないしょのないしょ~

これは小学生のBL小説です

~白原 充の場合~

~第2話~

雪火ちゃんが担任になってから色んな事がおきた。

晶が学校に登校してきて学校拒否をしなくなった。

そして真人が小学校の俺達の五年二組に転校してきて俺達と友達になった。

でも一つだけ不満がある。

それは、最初に雪火ちゃんとキスができてから一か月たったって言うのにあれから雪火ちゃんとキスができてないからだ。


「それでは、席についてください。

授業を始めますよ」


雪火ちゃんがこの前、受けたテストの束を抱えて教室に入って来ると教卓にテスト用紙を置くと生徒達を見渡した。

俺達は、自分の席に着くと今日の日直の真人が掛け声を出した。


「起立、気をつけ、礼」

「「「「「よろしくお願いします」」」」」


俺達は、真人の掛け声と共に立ち上がり頭を下げて礼をした。


「それでは、この前のテストを返します」


雪火ちゃんが生徒の名前を一人一人呼んでテストを生徒に返していった。

そして俺の名前を呼ばれる番になった。


「次は、充君」

「は~~~~い」


俺は、雪火ちゃんから呼ばれると雪火ちゃんに近寄った。


「充君、もう少し頑張ってくださいね」


雪火ちゃんは、ため息を吐くと俺にテストを渡した。

雪火ちゃんから受け取ったテスト用紙を見ると20点と書いていた。


「あはは~~~善処するよ」


俺は、自分の後ろ髪を触り苦笑いを浮かべた。

放課後になるといつも通り雪火ちゃんに勉強を教えてもらうために教室に残った。


「充君、勉強を教えて結構時間が立つのに点数が中々平均点が取れませんね」


雪火ちゃんは、俺の席の前の席に座ると教科書を広げると困ったように苦笑いを浮かべた。


「雪火ちゃんの教え方が悪いのかな?

でも雪火ちゃんがご褒美をくれるのならば点数があがるかもしれないよ」


僕は、右手の人差し指で自分の唇を触って悪戯っぽく微笑んだ。


「ご褒美ですか……

そうですね……

それでは、テストで八十点以上をとったら充君の願い事をなんでも一つ叶えてあげます」


雪火ちゃんは、口元を押さえて考え込むと直ぐに俺を見つめるとテストで良い点をとると願い事を聞いてあげる事とを話した。


「雪火ちゃん、本当になんでも願いを叶えてくれるの!?」


俺は、嬉しそうに大声で叫ぶと雪火ちゃんに詰め寄るとまじかで雪火ちゃんの顔を見つめた。


「そんなにまじかに近寄らなくてもテストで八十点以上をとったら本当に願い事を叶えてあげますよ」


雪火ちゃんは、俺の態度に戸惑いながら俺から少し離れて困ったように苦笑いを浮かべた。


「約束だからね、雪火ちゃん」


俺は、雪火ちゃんの方に右手の人差し指を指して雪火ちゃんが絶対に約束を守る事を宣言した。

俺は、雪火ちゃんに勉強の事で嘘をついていた。

本当は、テストで90点くらいは軽く取れた。

でも雪火ちゃんに勉強を教えてもらいたくてテストでわざと悪い点数をとっていた事だ。

だからテストで80点くらいは、余裕でとれた。

テストを受けてから一週間後の授業でこの前に受けたテストの答案用紙が返ってきた。


「次は、充君」


雪火ちゃんは、授業でテスト用紙を返していくと俺の名前をが呼ばれた。


「は~~~~い」


俺は、席を立ちあがると雪火ちゃんに近寄った。


「充君、頑張りましたね」


雪火ちゃんは、嬉しそうににっこりと笑うと俺にテスト用紙を渡してくれた。

俺は、雪火ちゃんに渡されたテスト用紙を見ると点数を書くところに80点と書かれていた。

俺は、テストの点数を見つめると満足そうに頷くと雪火ちゃんの顔に自分の顔を近づけた。


「ちゃんと約束は、守ってよね、雪火ちゃん」


俺は、雪火ちゃんの耳元で囁くと色っぽく微笑んだ。


「大丈夫ですよ。

ちゃんと約束は、守りますから」


雪火ちゃんは、俺の頭を優しく撫でると優しく微笑んだ。

雪火ちゃんの優しい笑顔を見ると胸がドキドキした。

雪火ちゃんに勉強を教えてもらうために放課後の教室に残っていると雪火ちゃんが教室に入ってきた。


「ごめんなさい、充君、職員会議が長引いてしまいました」


雪火ちゃんは、俺に近寄るとすまなそうに謝ると俺の席の前の席の椅子に座った。


「気にしなくて良いよ。

待つのは、別に嫌じゃないしね」


俺は、首を横に振ると雪火ちゃんを気にさせないようににっこりと微笑んだ。


「ねえ、雪火ちゃん、ご褒美の事だけれども何でも良いんだよね」


俺は、雪火ちゃんに約束の事を確認するように雪火ちゃんの顔を覗き込んだ。


「そうですね……

私に出来る事でしたら何でもしてあげますよ」


雪火ちゃんの顔を覗き込んだ俺に頭を優しく撫でてくれた。


「それならば、雪火ちゃんにキスをしてほしいよ。

雪火ちゃん、あれからキスをしてくれないもん。

雪火ちゃんがキスをしてくれないから俺は、欲求不満なんだよ」


雪火ちゃんに頭を撫でられると気持ち良さそうに微笑むけれども直ぐに雪火ちゃんに普段の不満を伝えた。


「そんな事で良いのですか?

それでは、キスをしてあげますね」


雪火ちゃんは、きょとんと首を傾げてキスをするだけで良いのか聞き返すと俺の肩を軽く触ると俺のおでこにキスをした。


「これで良いですか?」


雪火ちゃんは、恥ずかしそうにほんのり顔を赤らめて親愛を込めて俺を見つめた。

雪火ちゃんにおでこにキスをされると発情したように体が熱くなり我慢ができなくなり雪火ちゃんを押し倒した。


「充君、どうかしましたか?」


雪火ちゃんは、俺に押し倒されると不思議そうにきょとんと首を傾げて俺を見つめた。


「ごめんね、雪火ちゃん、これだけじゃあ、俺の欲求不満は、おさまらないよ……」


俺は、発情したように顔を赤らめると雪火ちゃんの口に自分の口を近づけると雪火ちゃんとキスをした。


「んんっ……雪火ちゃん…………う……ん…………んんっ……ん…………んんん……」

「んっ……う……ん…………待ってください……んんん……充君……んん……う……んん…………」


俺にキスをされると雪火ちゃんは、自分の右手を俺の体に当ててキスをやめさせようとした。


「んっ……ごめんね、雪火ちゃん、止められないよ…………んんんっ……う……んっ……」

「んん…………あ……んっ…………んんっ……駄目です…………んんんっ…………」


俺は、一度口を離すと発情したように顔を赤らめてうっとりしながら雪火ちゃんを見つめるとまた雪火ちゃんの口にキスをした。


「んんっ…………う……んっ…………んんっ……んんんっ…………う……んっ…………」

「う……んんっ…………あ……ん…………んん……んんん……うっ……ん……んん……」


俺は、雪火ちゃんを求めるように激しくキスをした。


「う……ん…………んん……んんん…………うぅ……んん…………んんん……んっ……」

「あ……んっ…………んん……う……んっ…………んん……あ……んん…………」


雪火ちゃんの喘ぎ声を聞くと発情したように体が温かくなりもっと雪火ちゃんの喘ぎ声を聞きたくてさらに激しく雪火ちゃんとキスをした。


「んん…………う……ん…………んんん……んん…………うぅ……んん…………んっ……」

「ん…………あ……んん…………うぅ……ん…………あ……ん……んんん…………ん……」

「んん…………うっ……んっ…………んん……んんん…………ん……ん~~~~~~!!」

「あっ……んん…………う……ん…………んん……あ…………んん……んん~~~~!?」


俺は、雪火ちゃんと激しくキスをすると最後に強く吸い付くようにキスをすると雪火ちゃんは、体を大きく震わせて倒れ込んだ。


「ご馳走様、雪火ちゃん」


俺は、雪火ちゃんから口を離すと自分の唇を右手の人差し指で触ると色っぽく微笑んだ。

雪火ちゃんは、無言で立ち上がると俺を地面に押し倒した。


「あ、あの、雪火ちゃん……?」

「大人をからかって悪戯をする悪い子には、お仕置きが必要ですね」


雪火ちゃんは、俺を押し倒したままニッコリと笑った。

雪火ちゃんのにっこりと笑う笑顔の後ろに怒ってるようにどす黒いオーラを感じるみたいで怖かった。


「あはは……雪火ちゃん、目がまじで怖いよ…………」


俺は、雪火ちゃんの笑顔が怖くて冷や汗をかきながら雪火ちゃんを見つめ返した。


「それでは、充君、覚悟をしてくださいね」

「ちょっと、待って、雪火ちゃん!?」


雪火ちゃんの行為を言葉を使って止めようとした。

でも雪火ちゃんは、それを無視するように俺のあごを触り持ち上げるとそのまま俺の口にキスをした。


「ん……う…………んん……んんん…………うぅ……ん…………んんん……んん……」

「んん……あ……んんん…………うぅ……んん……んんん……あっ……んんん……!?」


雪火ちゃんは、俺の口を吸いつけるように激しくキスをした。

俺は、心の中で『駄目、雪火ちゃんのキスが激しすぎて舌がとろけるようだよ』って思った。


「んん……うぅ…………んん……んんん…………う……んん……んんん…………んん……」

「あ……んん…………んんん……ん……う……んん……うぅ……んん……あ……ん……」


雪火ちゃんのキスが激しすぎてどうにかなりそうだったから両手で雪火ちゃんの体を押してキスをやめさせようとした。

でも雪火ちゃんは、俺の両腕を握りしめてそれを阻止するとさらに激しくキスをした。


「ん……んんん…………う……んん…………んんん……うぅ…………んん……んんん……」

「んん……あ…………んん……んんん…………うぅ……んん……あ……ん……んんん……」


雪火ちゃんにあまりにも激しくキスをされたためにどうにかなりそうで涙目になった。

俺は、心の中で『そんなに激しくキスをされたらどうにかなっちゃう!?』って思った。


「んん……う…………ん……んんん……うぅ……ん……んん……ん……んん~~~~!!」

「んんん…………あ……んん…………うぅ……んん…………ん……んんん~~~~!?」


雪火ちゃんに吸い付けるように強くキスをされると体を大きく振るわせて体力の限界をこえてぐったりと倒れ込んだ。


「ごめんなさい、充君、年甲斐もなく熱くない過ぎました、大丈夫ですか?」


雪火ちゃんは、子供みたいに無邪気に笑うと雪火ちゃんの唇を雪火ちゃんの右手で触った。


「は~~~~~は~~~~~……雪火ちゃん、激しすぎるよ…………。

でも雪火ちゃんを夢中にさせたって事は俺に魅力があるってことだよね。

それだったら嬉しいな……」


俺は、息を整えながら起き上がると嬉しそうに微笑んだ。


「魅力があるかどうかは、ないしょです。

でも私とキスした事は、皆さんに秘密にしてくださいね」


雪火ちゃんは、右手の人差し指を立てると自分の唇を触ると悪戯っぽく微笑んだ。


「うん、この事は、俺と雪火ちゃんの二人だけの秘密だね。

雪火ちゃんとキスをした事を教えてって言われても誰にも教えてあげないよ」


俺は、雪火ちゃんから距離をとると自分の腕を後ろで組んで雪火ちゃんを上目使いで見つめた。

こうして雪火ちゃんとの秘密の出来事ができた。

雪火ちゃんを振り向かせるには、まだ俺の魅力不足なのは、解っている。

雪火ちゃんとできた秘密の事が嬉しくて胸のどきどきがおさまらなかった。

今は、それだけで心の中が満足で満たされていた。

~つづく~


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