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シャドウ-光を求めて-  作者: WAVE
白里幸
8/13

能力

次の日。幸、葵、桐乃の3人は、幸の身の回りの物を買うために近くのショッピングモールに来た。

「何から見る?」

「とりあえず、服から見ようか。」

「はーい!」

「どんな服がいい?」

「かわいい服。あと動きやすそうな服がほしいです。…こんな感じの服。」

幸は、服を1つ出して2人に見せた。

「なるほど。女の子だね~。」

「じゃあ、試着してみなよ。」

「はい!」

という感じで選んで、服は3着買った。

その後、日用品を買ってお昼を食べにフードコートに行った。

「じゃあ、ハンバーガーでいい?」

「はい!」

「オッケー!買ってくる。席とっておいてくれる?」

「了解でーす。」

幸と葵は一緒に空いていた席に座った。

「そういえば、私みなさんの能力知らないんですけど。」

「みんなの能力?ルイくんはわかるよね?研究所で言ってたし。」

「はい。確か『透視』でしたよね?」

「うん。正確に言うと、透視と千里眼。マコちゃんは、触れた人が固まっちゃうの。」

「それ、研究所で見ました。」

「そうそう、あれ。それで、たっくんは、身体能力が上がるの。特にスピードが。あき兄は他人の考えていることを読み取って、それを人に伝える。葵は、幻覚を見せるの。指をパチンって鳴らすとね。」

そういって、葵が指を鳴らそうとしたのを、幸が慌てて止めた。

「わっ!危ないじゃないですか。私にかかっちゃいますよ。」

「ごめんごめん。でも、大丈夫だよ。能力が発動している時は髪の色が変わるから。」

「そうなんですか?」

「うん。マコちゃんが青で、たっくんが赤。あき兄が緑。ルイくんは紫。葵は黄色。で幸ちゃんが白ってわけ。」

「なるほど~。」

そこへ、桐乃が帰って来た。

「おまたせー。はい。」

「ありがとうございます。」

「いいのいいの。いただきまーす。」

久しぶりに食べたハンバーガーはとても美味しかった。

「じゃあ、もうちょっと回ろっか。」

「はい!」

その後、色々と見て回って、帰ったのは19時頃だった。

「ただいまー。」

「「おかえりー。」」

「夕飯できてるぞ。」

「おっ!さすが真琴!」

「真琴さん、料理できるんですか?」

「ああ。桐乃ほどじゃないけどな。」

「まあね。でも、十分美味しいよ。さっ!食べよ!」

「はーい。いただきまーす。」

真琴が作ったチャーハンはすごく美味しかった。

「美味しい!真琴さん、今度レシピ教えてください!」

「いいよ。」

すっかり、溶け込んでいる幸だった。

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