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作戦会議
2人は真琴たちがいる所に着いた。
「おっ、帰って来たか。」
「爆弾は?」
「ちょっとハプニングがありましたけど巽さんのおかげで、解除できました。」
「ならよかった。」
「じゃあ、後はあいつらだな。」
真琴が犯人たちを見ながら言った。
「タイムリミットまであと1時間ぐらいだね。」
「どうする?」
「うーん…。」
「誰も怪我せずに、あいつらを捕まえることが理想ですよね。」
「そうだな。」
「ってことは、抵抗されない状態で縛るとかして動けないようにしたらいいんじゃないですか?」
「抵抗されない状態?」
「あっ!葵とマコちゃんの能力を使って、その間に縛り上げたら?」
「それいいな。じゃあ、今やるか?」
「今やるよりタイムリミットになってからの方がいいと思います。」
「どうして?」
「タイムリミットになって爆弾が爆発しなかったら、あいつら混乱すると思うんです。その隙をつくんです。」
「なるほど。」
「じゃあ、後1時間待ってるんデスカ?」
「よーく作戦練っておきましょう。」
「オッケー。じゃあ…」
6人は作戦会議を始めた。