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どうやら魔法が使えるようです!

意識が戻ってくるのと同時に土と草のむせかえりそうな匂いで目が覚めた

気がつくと森と思われる場所に横になっているのだと気がついて、上半身を起こして回りを見ると紅波はもう一度横になった

見れば家族からわたされた大量のお土産物が自分を中心にして散らばっている

現実逃避がてらもう一度横になったが横になったところでなにも変わらない事を紅波も解っていたが、そうせずにはいられなかった

よし!やってやる!

紅波は勢いよく立ち上がると近くに落ちていた祖父の本を手に取ると少しだけ中を確認した

えーと、したいことをイメージして一番イメージを表した言葉を叫ぶっと

紅波は昔アニメの魔法使いがやっていた魔法の映像を思いだし叫んだ

「鞄に入れ!」

すると散らばった荷物は鞄に綺麗に入った、しかもあり得ないほど小さく

ウエストポーチに祖父の本が全て入ってしまったし、他の荷物も旅行鞄に全て収まってしまっている!

ちなみにさっきまでは旅行鞄のほかに大きめな紙袋5袋があったはずだが今は鞄1つになっている

「四次元ポケット…」

思わず呟いていた

気を取り直し紅波はウエストポーチを開けて中に手を入れた何も入って居ないように感じたが、確か小説の一巻に地図があったはず…と頭で考えるとウエストポーチの中に本が一冊現れる

出して確認すると一巻であることがわかった

地図を開き手をかざしてロールプレイングゲームの地図を思い浮かべてゆっくりと言う

「今いるのはどーこだ」

すると地図に赤く点滅した部分が現れる

「街、近いじゃん!」

彼女は直ぐに街に向かって歩きだした

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