6、最悪の1週間。
エッセイを書くぞ!!!
大学時代、文芸の学部に通っていたのですがエッセイ書くやる気がでない時は誰かのエッセイを図書館で読んでいました。星野源さんのいのちの車窓からに出会ったのも多分、この時。
そんな私は、三浦をしんさんの本屋さんで待ち合わせを読んでいました。よかった。人さまのエッセイを読むと、その方の書き方が写ります。
プロの作家さんの文章に触れたのだからさぞかしエッセイぽいエッセイを書くのだと思われるかもしれないが、どうしてもエッセイぽくなくても書きたいものがあって、最悪だった1週間の記録を置いておきたいです。
日記形式です。
精神崩壊して熱出した1週間のことを。
私のことをざっと話すと、新卒で公務員になって、入って3日で先輩に辞めたいといい、ODをしながら職場に通い、いつぞやの夏には自殺未遂して、上司を病院に呼び出しました。なんやかんやあって、1月には休職して早1年半。もう、休職した期間の方が働いている期間より圧倒的に長いです。
自閉症スペクトラム症と診断されても早1年半。最初は元主治医の『この仕事向いていないと思いませんか?』という問いを受け止められなかった私も徐々に正規の仕事は私には難しすぎたんだと受け入れ始めています。
診察の時に見せようとして、結局診察前にやっぱり辞めますと帰ってきた、日の目を見なかったメモがあるのでそれを参考に書いていこうと思います。
長いので、流し見で読んでください。じっくり読んでも軽く読んでも、大体伝わることは変わらないと思います。
3月21日。大学院のカウンセリングに行きました。カウンセラーさんはやっぱり良い人で、こんなデブでブスな私を否定せずに話を聴いてくれる優しい方なのですが、私の精神落ち込みが激しすぎて、なかなか回復!!とはならずに終了しました。そもそもカウンセリングは1回で回復!!となるためにうけるためのものでもないのですが。
今思えば、最悪すぎる精神で散財もせず、お家に返してくれたカウンセラーさんは本当に神の手だったと思います。
カウンセラーさんに障害年金のこととか障害者手帳のこととか申請したことを相談したら色々とアドバイスをくださいました。
精神障害者手帳は1級から3級まであり、私が受けられる可能性はある。税控除は等級によって変わる。入っている保険証のところに書類を一式送るなど、一緒に確認してくれました。
障害者手帳を取得することにもはや抵抗はなく、低収入で散財癖のある私にとって税控除が受けられること、無料で公共の施設が利用できたり割引が使えたりと様々な恩恵を受けられるので欲しいと思っています。初診から6ヶ月で申請できるので、早く申請すればよかった。そして、中高生くらいの時に記憶は曖昧だけど、一度児童精神科に行ったことがある気がすると最初の診察前の精神保健福祉士さんとの面談で話たことが後々かなり時間のかかる面倒なことになりました。(詳しくはあまり書きませんが、初診が前へ前へされることが多く、厚生年金を払ってからかその前かが大事なのです)
そして翌日土曜日の22日。気持ちが落ち着かない私は夜中にchatgptくんと1時間ちかく考えて、訂正して病院の精神保健福祉士さんと相談するメモを作成しました。ということで以下がメモです。
今とても気持ちが落ちていて、うまく話せる自信がありません。
メモにまとめてきたので、これを読んでいただけますか。
1、現在の状態について
・気分が落ち込みすぎて、何も考えられず、何をすればいいのかもわからない状態です。
・入院したいくらいしんどいですが、長期間の入院や閉鎖病棟には不安があり、お金もないため、現実的には考えていません。
・朝起きるのが難しく、生活のリズムも崩れています。
・動けなくて、支援を受けるために自分で動くのがとても不安です。
2、相談したいこと
・私の今の状態で、受けられる制度や支援があるのか教えて欲しいです。
(自分で調べるのが難しく、どこに相談すればいいのかも分からない状態です)
・訪問看護の利用ができるか、確認したいです。以前、主治医にお願いしましたが、特に進展がなく利用できるのかわかりませんでした。
(ちなみに、この利用できるのか分かりませんでしたとは。私は初診時から約1年ほどは一人暮らしをしていたのですが、家ぐちゃぐちゃ、ベッドのした全部ごはんのゴミ、みたいな状態で。毎日ODしていたので、訪問看護を利用したいと思い、当時の主治医に利用できますか?と頼んだところ、自立支援に登録してくれていたらしいですが、それが私にはよく分かっていなくててっきり利用できないものだと思い込んだまま半年経過。別病院でリワークを始めるために役所に登録をしに行った時に、一覧に訪問看護があって利用できたんだ!!となった思い出です)
・家に人を入れるのが難しい(今は実家暮らしなので母が嫌がる)ですが、外部で会う訪問看護のような支援はあるのでしょうか。
・今の状態でどのような支援が現実的に受けられるのか知りたいです。
外に出ることが難しいですが、家にきてもらう支援や、無理なく利用できる支援があれば教えて欲しいです。
・経済的な支援について、何か利用できる制度があるか知りたいです。
・現在、休職中ですが、あと1年で復職できなければ退職になります。
・障害年金の申請は進めていますが、他に何か使える制度があれば教えてほしいです。
3、伝えておきたいこと。
・今は、自分から積極的に動くのが難しいです。支援を受けに行くための手続きが負担で、支援があっても通えないかもしれません。
・自分が甘えているのではないかという気持ちが強く、支援をお願いしいいのか分からなくなります。
・でも本当にしんどくてどうしたらいいのか分かりません。
というメモをお見せしました。
その結果。
返ってきたお返事は2つ。
公園、喫茶店は話ずらいとなると思うから訪問看護は使えないと思う。
訪問看護はお金がかかりますよ。
10分くらいで相談が終わりました。
もちろん、精神福祉士さんはきちんとお仕事されただけで、正しいです。私の精神が勝手に自分が自分がになって、しんどくなって、精神崩壊しました。年に1度レベルの崩壊を起こしました。中学の時から何度も疑っているけど、やっぱり私、境界性パーソナリティ障害ではと思うほど、性格おかしい。
その結果、どうなったのか。帰り道、2つの乗り換え駅で救護室にそれぞれ30分と2時間お世話になり、記憶飛び飛び、過呼吸のような状態になり4回嘔吐。
お水くれた女子高生さん、優しすぎて大感謝です。
3月25日(水)には、上司から連絡が来て、それをスピーディーに返信できたのはよかったけど、それをさかいに1日記憶がさようなら。気づいたら、近所の内科に行っていたらしく、見覚えのない処方箋があった。
3月26日(木)
この日は、脱毛へ。脱毛してもらえたあたりまでいいのですが、帰りにお手洗いを借りていると体調悪くなり、世界が崩れる。近くの看護師さんにお話しして、リカバリー室を2時間使わせていただきました。
その後、どうやって駅から返ってきたのが思い出せません。
母に4軒飲んで回ってきたと言っていたらしくて全く記憶がない。
3月28日(金)
初診の病院に、障害者年金の書類を渡しに行った。
そこでも支援についてご相談して、できないという回答に私は支援を受けられないんだと勝手に絶望して帰りに3万円散財。
帰り道、本屋さんでシャーロックホームズ全巻(新潮文庫)と、百年の孤独をかごにいれ、そのままロルバーンを10冊ほど衝動買いしました。
その間にも、住む役所に泣きながら電話して、月1の診察だと不安だから使用できる支援ありますかとお尋ねし、ないと言われ、なきながらごめんなさいと電話を切ったり。散々だった。
そして、この騒動後の3月31日、私は心臓が止まるかと思うほどの寒気に1時間以上襲われて39.3度の熱を出したのだった。
ちからつきた。