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3、私はつめたい

私は冷たい。もうすぐおばあちゃんが亡くなるかもと泣きそうになりながら出勤しようとしている声を聞いてそうかとしか言えなかった。友達から相談のメールが来たら、君に100%同意してそうだねと言うべきなのに。私はあの子も悪くないと言ってしまう。

『苦しんだ人とほど人に優しくなれる』

この世に生まれてから何回も聞いた。

私は苦しまなかったかな?

辛くなることも泣くことも考えることも足りなかったかも

何回も何回も君は冷たい。毒舌。あなたに人の気持ちは分からないと言われてきた。

私もそれが私だと受け入れ始めた。

だって、私は私に注意してくれたその言葉を出来事としては覚えていても内容は思い出せない。

やっぱり私は他者に冷たい。

ひとに興味関心を持ちなさい自分

『人のことを考えて人間関係で苦しんだ人とほど人に優しくなれる』

かもしれない。

ごめんね、みんな。

みんなのこと嫌いではない。

私が傷つけてしまう君のことが私は好きでたまらない。

人について考えられて、悩めて、その人のために嫌いでも時間を使えて考えられる。そんな君が大好きだよ。

それなのに私は一丁前に辛いと言うんだ

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