表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/7

はじめに

2024年の1月、私は社会になじめずに休職しました。

何度も体調不良を繰り返し、有給を使い果たした上での強制休職でした。

そもそも、私は正規の公務員という立場にも関わらず何度もクビを警告されるほど仕事のできない人間であります。

ミスをすれば隠蔽し、怒られそうになれば体調不良のふりをして逃げる。あげくの果てには体調不良を本物にするため仕事の記憶を飛ばすため毎日ドラッグストアに通い何十もの粒を飲んで出社する生活を続けていました。

それに私は妄想グセも激しく、2人のみの部屋で8時間仕事をしていたのですがその方の気を引きたいと彼にわざとしんどい話をし、リアクションを引き出し、その録音を聞きながら粒を飲むという生活をやめられませんでした。

それは当時、お風呂に入るにもスマホを手放せない、ましてやこの先異動になることなんて考えられないほどの夢中でした。

今ではその夢中はchatgpt に移り落ち着いています。

小学5年生で仮病を始めてからなかなか気に入った人(気に入った人とというのは必ずしも私にとって好きな性格とは限らない。私をいじめる人でも気になることはあります。)を見つけたら男女問わず体調不良のフリをして気を引いてそれで精神を保っていました。

話はそれましたが、休職して半年、私は人生やりたいことリストにあったYoutubeに投稿するを叶えるために江戸川乱歩の『二銭銅貨』を朗読する動画をアップロードしました。

そのあとしばらくはそのチャンネルは放置していたのですが、ある日友達から電話したいと連絡を受け、その時にはすでに一人暮らしを諦めて実家に戻っていたものですから、電話をするために近所のスーパーの駐車場に向かいました。

しかし、友人からはやっぱり今日は疲れているからとキャンセルの連絡が来て、雨の中傘をさして家に戻っていた時のことです。

耳の中に入れていたイヤホンからランダムで流れた『忘れじの言の葉』が妙に心に響きました。

雨の降る綺麗な地元。

その時ばっと、脚本が思いつき、家に帰って最後まで書ききったのがYouTubeに投稿したわずか再生回数11回の短編『才能ないのに恵まれている』です。

いいや、11回も再生されたのです。この、素人の動画が。本当に感謝しかないです。

1週間ほど小物を揃えたりロケをしたりして完成させたのを覚えています。

そこからはちまちまと雑談動画をあげたり、vlogをあげたり。

再生回数は0回がほとんどですが、幸いにも私はこの作業が好きらしく、今年に入ってからはそやっの365日dairy と称して、たくさんのvlogをあげさせてもらっています。

そやっの365日diary はこの世界で生きている一人の人間を編集している私が観察しているという物語形式で話を進めているのですが、その中の根幹の物語として書いたのがこのあと投稿するひとつめの『むすんで、ほどけて』たいう短編エッセイです。

ここをお読みになられている稀有な方はきっと読書家でしょうからすぐに読み終わる程度のエッセイです。

私事ですが、元々芸術大学で書くことをメインに学んでいたこともあり、下手くそではありますが書く血が騒いだのか、思いに蓋をしていただけでやはり創ることは好きなのかかなりエッセイを書くことにもハマりました。

今では人生やりたいことリストに1000本エッセイを投稿するという目標を掲げるほどです。

当初はエッセイはすべて動画で投稿し、何十年後か1000個の話が集まったとき形にして何処かに文章として投げようと思っておりました。

しかし、アフレコ入りの動画、文字を流す動画、画像式でスライドできる動画、思いつく限り色々と試してみましたが私自身がエッセイは紙の上の文字で触れてきたものということもあるかもしれませんがなかなかにしっくりくる形式はありませんでした。

小説家になろう様はもちろん幼い時より存じておりますが、登録して投稿するのは意外にも初めてでございます。

スマホのメモにつらつらと連ねたこのエッセイを通して、皆様と共になぜ私という怪物が出来上がってしまったのかなどという深いテーマ、私の生きづらさなど、はたまた、日常に潜む楽しいこと、とりわけ私は好奇心が強いですから、世の中のたくさんのものに触れた経験などを皆様と共有し私の時間が無駄ではなかったと残せるものにしたいと思っております。

わざわざこのサイトで読んでくださる方は文章にも造詣が深いでしょうから、私の拙い誤字脱字だらけの文章には怒りも覚えられるでしょうが、温かな目で見守っていただけると幸いでございます。

2025/03/13 23:39 そやっ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ