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Adonai's Failure  作者: 白河田沼
第一章 始まりの回想と鏡の国

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第08話 少女の正体

恐怖、憎悪、そして憤怒

人とは切っても切り離せないソレらはその性質故にヒトを「人」たらしめる最も重要な要素である。

数多くの性質を持ち雑多な側面を覗かせるそれらは理性を蝕み、侵し、喰らい、肥えさせる。

自信を、魂を駄肉まみれの家畜以下の存在に貶めるのだ

肥えた魂の辿る結末は三つ、

あるがまま家畜より劣るモノとしての生を謳歌するか。

他者を喰らい更に生き物としての価値を落とすか

あるいは・・・・・



「どうしました、何をしているのです愚か者。」

凛とした少女の声が聞こえた。

その声に私は目を開ける

そこには黒髪を肩で切り揃えた朱い瞳の少女と黒い髪を目元でバッサリと切り揃え襟髪をもザックリと断ち切った黒い宝石のような瞳を持つ美貌の女がいた。




花びら舞う中、

少女は、冷淡な表情で疑問を投げかけ、女はいつの間にか取り出した杖のようなソレを道に突き立てながら私に視線を向けていた

二人は既に扉の奥に居るはずでは・・・・という言葉は無かった

二人は居たのだ、おそらくは私が「何か」に気付いた時から

カンと女のソレが石材を叩く



「いつの間に振り返っていたの?」


「お前が目を瞑って突っ立っていた間にだ。掟破り。口だけでは無くな」



「今日の天気は?」



「晴れ兼花びらだ。口だけでは無くな」

涼やかな女の返答に沈黙が場を支配するのを私は感じた

冷ややかな風が一陣、髪を撫でた

眼前に花びらが一枚舞った、示指と母指を用いて女は優しくそれを摘まみ上げる。



花弁は先から腐るように崩れ落ちていく、塵と化したソレから女は手を離した。

黒ずんだそれは風によって空へと巻き上がっていく。

汗が頬を伝い地面に音もなく落ちる。





「心は読まないの?」



「ああ、必要ないからな。口だけでは無くな」




「ずっと気になってたんだけど、貴方達の持ってるそれって杖なの?」




「ああ、杖だが見ての通り特異でな。口だけでは無くな。」




「意外と話してくれるね、どうして?」




「教えられない。」




「門は自動で開いたけど、扉は杖で道を叩かないと開かなかったのはどうして。」




「教えられない。」

ただ涼やかながらも毅然と返された言葉に私は口を噤む。このままでは何も分からないままだ、重要な事は何も。

花弁の舞う中少女の姿が浮かびあがる

誤魔化すような優等生の頃の笑みに憑き物が落ちたような殺人者の笑顔。

掌に収まる人でなし、分けられた「魔女の血」

彼女の死



「この先に何があるの。」


「教えられない。」





「・・・さっきどうして足を止めたの。どうして仇を見る様な目で恐れるような目で二人は私を見つめたの。」




「教えられない。」

涼やかにけれど冷たく鈴は私に言った。

駄目だ、駄目だ駄目だ駄目だ..........

何も出来ない、なにも分からない、なにも



「私はどうして殺されるの。」

そう告げれば少女と女の顔色が変わったのを私は理解した。

チリンという鈴の音は頭に入らなかった

怒らせてしまったのか.........分からない

空気は殺気に満ちているのだろうか........分からない

私は人殺しなのか........................................................分からない



少女は問う、冷ややかな瞳をより一層凍てつかせて

他ならぬ私自身に

「お前は人を殺したことを覚えていないのか。」



「ああ」



「お前は私達を騙していたのか。」


「ああ」



「お前には人を騙して殺して痛む心などありはしないのか。」

冷たい氷よりも冷たい乃瑠夏の言葉にしかし私は思い出そうとする、違う思い起こす違う、私は何かした違う私は・・違うずっと違う貴方達の「あの顔」が見ていたい・・

違う、違う違う違う・・・・私は、私は

ただ、ただ...............なんだったっけ。


ああ・・そうだ、ただ”腹立たしい”



視界が(あか)く染まる。

一筋の光が少女の前に佇む

(あか)が少女の眼界を満たしていく。


少女を(あか)が包み、大地と空を繋げた







(あか)(あか)の塔、天へと近づくにつれ細まっていくそれが花弁の舞う中で()()()()()



白いそれらは魔力に反応する

魔素を吸収し自身の成長を早める性質を持つその花はその性質故に魔素に中てられなければ成長しない

水は吸収すれど華を散らすことは無いのだ


しかしそれが散った

辺り全ての花が



これが意味するのは彼の者の存在感であった。

()()()()()()()()()()()()()()()()()()



少女と女は認識する。

彼我の圧倒的な魔素の差を

圧倒的な存在感故のその光景を

当然二人はこの光景を知りはしなかった

だが竜の魔力が二人の脳髄に刻みつけたのだ

この景色をこの(あか)


殺した竜の魔力は二人に囁いていた



この者を殺さなければいずれ世界は滅ぶと




塔の周りを不可思議な文字が黒く染め上げれば

瞬間、()が基底から割れた。



光の破片は花弁舞い込む石床に降り注ぎ霊子へと変わっていく、


その奥、少女はただ決まりきったかのように瞼を閉ざしていた

(あか)が霧散する。

少女の姿が露になった

腰まである黒髪を靡かせ、走るラインを青から(あか)に変じさせた黒いセーラーを身に纏う少女。

その爪は赤く手の平には亀裂が奔っていた



(花弁)舞う(そら)の中、当然のように浮かび上がっていくその姿からは異様という言葉がうかがえるであろう、




しかし今の彼女が纏うのは神聖そのもの

ヒトを超えし者の「力」であった。



目蓋が開き、瞳が露になる



虹彩にはただ空白が在り結膜は朱く染まっていた

蛇のように縦に割れた瞳孔が鈍く赤い光を放つ。





腕を上げ手の平を開けばそこにはぎょろりと同じ瞳が産声を上げるように開いていた

もう片方の手の平でも目が露わになっていた

脱力したその手の中であってもそれは爛々と輝いていたのだ


三つの瞳が視線を二人に向ける


少女と女は杖を握る。

殺すのではなく、守る為に



「必ず、正気に戻す、戻して問い立たす。」

そうただ冷たさすら感じさせない静かな声で乃瑠夏はシアに告げる。

”予言”にあるあの者足るか()()()()()()()()()()()()()()

少女の瞳がただ少女と女(ふたり)を見据え





鈴の耳からチリンという音がただ、響いた。








花舞う中、黒が宙に佇む


赤い結膜と白い瞳、蛇のような縦に割れた瞳孔を半月のように細めた少女。

その姿には何者をも恐れ敬わせる気配があった

神聖な気配

この者の前に立てば誰もが敵対する事を諦め美辞麗句を用い彼女を讃えるだろう気配

神なる者のみ纏う気、これの影響を受けない者はいない。

少女と女(ふたり)を除いて





「鈴さん貴方は手を出さないでください」

赤目の少女の言葉に、咎めるような表情を浮かべた後、女は鈴の音と共に一歩下がり杖を霊子に変え目蓋を閉じる。

少女は黒を見つめる。

先程まで開いていた手の平は閉じられ腕ごとだらりとしていた。

もう片方の腕もである


手の平の目は両目とも閉じられていたのだ


リラックスしていたいのだろうか

それとも手を抜くことの意思表示なのか

少女にはわからない


ただ解るのは自身が侮られていることだけだった

杖を握る手指に力が入る

女は瞼を開き少女を見据える



「くれぐれもやり過ぎるな、我々の目的を忘れるなよ。口だけでは無くな。」


「承知しております。」

冷ややかに忠告をする女をただ目にせずに少女はそう丁寧に返した。

外衣をはためかせ杖を片手で握り閉めて一歩、一歩足を踏み出す。

ビキっと地面に罅が広がった

瞬刻、少女が掻き消える



轟音が耳を劈いた。

空の花弁を吹き飛ばす。

花弁吹き荒れる中、しかしあるものが露になった。

そう他ならない・・






振り上げられた杖を指一本で止める黒の少女の姿とソレを目を見開き見つめる赤目の少女の姿が。






少女は困惑していた

目前の赤目の少女を倒せない事に

攻撃が指一本でいなされることに




一撃を繰り出す

けれど差は埋まらない




二撃、繰り出す

けれど差は埋まらない





フェイントを織り交ぜ一撃を繰り出す

けれど差は埋まらない




ほんの少しだけ本気を出し一撃を繰り出す

けれど差は埋まらない




本気を少しだし連撃を繰り出す

指の数が二本に増えた



一撃を繰り出し距離を取る

瞼を閉じた



音が止んだ

花びらが落ちていく、空間からあらゆるものから魔力が奪われていく


閉じた目蓋が開かれた

杖を振りかぶり、降ろそうとしてチリンと鈴が鳴った。




風が吹き荒れる、衝撃波が空間を満たし凪いだ

腕を掴まれた

その事実に思わず振り返る。

嫌な汗が頬を滑り落ちた。


女の冷たい眼光が少女を射抜いていた。

空気は何も変わっていない、

女は何一つ”力”を使っていない、というのに恐ろしくて仕方がなかったのだ。



「・・・・やり過ぎるなと言った筈だ。目的を忘れたか、口だけでは無くな。」

肩を置いて語られた冷たい女の言葉にしかし唇を引き結び、少女は頷く。

杖を握り、折った。

バキっという音と共に棒切れは霊子へと変わり少女に吸収される。


女の姿が音もなく掻き消えた

黒の少女の眼前に黒が姿を現す。

チリンという音が空に反響する中、少女と女二つの黒が空に浮かんでいた。

当然のように、平然と



「待っていてくれて、ありがとう。それとも強者の余裕か?口だけでは無くな」

冷たくも軽口を叩き身振り手振りを交えて話す女の姿がそこにあった。

けれど赤目の少女は答えないただ泰然と聞くのみ



「安心しろ、俺はあいつ程優しくはない、口だけでは無くな。」



「”実力”というモノを見せてやろう。()()()()()()()()()。」

手指をぐっと折り曲げ開いた掌に三度白が落ちるのを女は見つめていた。

微かな間の後、開いた手を再び折り曲げ開く



花弁はことごとく塵となり風に乗って空へとはばたいていった





チリンという鈴の音と共に空気が変わる、まるで全身を刺すような空気に、辺り一帯が包み込まれた

空が変わる、雲が雷を孕みゴロゴロと腹を鳴らす、雨が降り始めた


しかし赤目の少女には通じない。

雨降る中、雨を魔素にそして霊子に変えながら、マゼンダ色の最小単位に変えながらそれを吸収しながらもただ女を見つめるだけである。


鈴の音が止む

対する女も変わらない。

女の周りをまるで透明な壁があるように、飲み込まれるように雨粒が彼女に触れる前に魔素に変わる。

黒い魔素にそれが女の体を包めばふっと掻き消えた、ただそれだけしか変わらない。


ただ引き付けられるような瞳を残して、心なしか黒さを増したその吸い込まれるような瞳を残して

髪を持ち上げふっと離す。ただの戯れと気まぐれに等しく映る一連その行動に

しかし少女は動じない




ただ見つめるのみ。

女が数瞬、目を閉じる。










瞬間、赤目の少女の拳が目前にあった。










髪が靡く

間近に迫る拳が、瞳を潰す寸前の拳が止まった。

前髪が自然と下りる、雨粒が吹き飛ばされ、また女の肩を濡らした

けれど女の鈴は耳の下、音を吐きながら揺れていた


黒の腕が止められた。

女が腕を掴んでいたのだ

前腕を万力のような力で締め付けられている女はけれど顔を顰めない。

雨に濡れ力を毎秒ごとに喰われるように魔力奪われようと、彼女は表情を変えなかった


顔、目掛け蹴りを見舞う、一発、二発、三発、四発と撃ち込むたびにソレは速度を上げた


女の顔を煙が覆う。



・・・噴煙が晴れ露になった女の顔は驚く程の無であった。

顔の前に添えた手甲が煤煙を吐いていただけだったのだ。

雨粒にも濡れてはいなかったのだ。

赤目の少女、その赤い瞳が見開かれる



「・・・・・この程度か、ならば、これで許そう。」

しかし気にしない風に女は嘯く。

どころか指先にただ力を込めたのだ・・空気を引き裂く程の力を

女が手首の先を掴む、

ギチギチという音の後少女の腕が・・・・・





引き千切られた。




それは通常では在り得ない事態、起こり得ない幸運。

数えきれないほど存在する針、その孔を一度で全て通すような並外れた精神力と奇跡の頭脳を持ってしても到達不可能な神の御業。


けれど女は成し遂げた

ただ圧倒的な”力”を用いて。



ぽたん、ぽたんと滴が地に落ちる。

白い石材を赤く、(あか)く染め上げた。

赤目の少女はただ見つめる。

自身の失くした二の腕の先を、そうして女を見つめた。

何をしたと言いたげな目で



「ただ、引っ張っただけだ。言ったはずだろう”実力”を見せると・・そして」


「「掻き消えろ」」

チリンという鈴の音ののち少女の腕は()を失った事を女は認識した。

肉片すら残さず破裂したそれは血飛沫となり地に降り注ぐ。

頬にべっちゃりと赤が飛び散った・・かに思えた、

しかし目を瞬かせれば女の頬はまっさらなまま。

潰した手指すら清らかだ。


消えて無くなった(吸い込まれた)ように、

初めから無かった(存在を否定する)ように、

掻き消された。




赤目の少女はそれを理解する。

そうして瞼を閉じた


花弁が魔素へと変わっていく。

周囲の魔力を魔素に分解し取り込んでいく。空の雲でさえ魔素に変えられ容を失っていく、その中で

不揃いな断片、片腕の肉が盛り上がった

瞬間、魔素が骨子を構成し肉が骨を繋ぐ

真皮がそれを覆った。


腕を再生したのだ



具合を確かめるように拳を数度握り目蓋を開く、だが赤目の少女の眼前に既に女の姿はない、

けれど赤目の少女は瞼を閉じる。

女を探すことなく

理解したように、受け入れた

・・首に走る激痛と共に


軽くけれど重く耳に残った鈴の音と共に







赤目の少女は意識を失った。










・・孔のあいた雲を残して



「どうやら負けてしまったようだ。」

神聖な程誠実に思える女の声が私は聞こえた。

何処かで聴いたことのある女の声が


「だが気にする必要はない。この私がついているのだから。」

女の誠実さに目を開けようとすればしかし私は出来なかった。

目蓋が重く開けない。

腕も足も指の先さえ動かせない


「この「蛇」たる私が。」

神聖にも思えた誠実さを持った声は、ただ嘯く。

自身の正体を



「憎悪と憤怒、欺瞞を司るこの私が。」

神聖な程誠実な女の手指が私の目蓋に触れる。

瞼の重みと閉じる自由が失われていく中、薄っすらとその姿が見えた。

そこに居たのは、



「さあ、起きろ、お前の友と似た者(正反対の存在)が声を掛けているぞ。」

神聖でも誠実の化身でも無い




空白だった。











目蓋を開く。

それは何にも代え難い試練であり抗い難い艱難だ。

けれど私には関係が無い。


「・・・・だ・い。・か者。」



何も知ることのできなかった私にとって、今や全てどうでもいい。

きっとこの先にも何も良い事など無いまま人生を終えるのだろう。





「起・てくだ・い・愚・・。」



思えば下らない人生だった、正にあの人の言う通りの人生だ。

()()()()()()()()()()()()()()()に・・・・死ぬ。

流石だと言わざるを得ないあの変人の言葉が見事に的中しているではないか。

これが女神様を信じれなかった私への罰だ。

そう思い、私は意識を閉じる。

二度と外を見ないために、皆に会う為に..................
























「起きろ!!捻くれるんじゃない、この大馬鹿者が!!!」

その言葉に思わず、目を私は開いた。

恐る恐る声の方向に目を向ける


そこには穴の空いた雲と黒い髪に赤い瞳の少女がいた。





「いい、なみ?」


「そうだけど違う!!お前、何をしようとしていた!!!」

あまりの啖呵に気圧されながらも冷静に私は振り返る。

さっき私のしようとしたこと。


「命を絶とうとしました。」



「誰の?!!」


「私の。」

少女が髪を掴み私の顔を持ち上げた。

影が私の顔をすっぽりと覆い穴の空いたような奇妙な空に近づくようにも感じた。

影で空見えないのに・・

頭が痛い。


「貴様!?私の肉親の命を使っておいてどうして自害を図ろうとした!!!」


「肉・・親。」

半ば予想していた、そもそも井伊波という名前は珍しい、少なくとも叔母、あるいは大穴で叔父という線もあった。穴の空いた雲だけに、近いからね。大穴だけど

だが最も可能性として高いのは兄弟あるいは父母だ。

そして見た目で絞るならば、彼女は姉、あるいは妹であると言える。

おそらく双子の。


けれど井伊波はそんなことは言っていなかった。

兄はいると言っていたが姉妹はいるとは言っていなかった


どうして?

答たえられないことなのだろう。

双子の姉妹が魔女に成ったなど。


「あの子は私の妹だ!!!」


姉・・・だったらしい


「ごめん、私何も出来なかった。」

顔を逸らし、答えてしまった。

機嫌を損なうだろう。

謗られ詰られるだろう。



構わない。

私にはそれしか償う方法を思いつかないのだから。



「違う!違う!!そんなのが聞きたいんじゃあない。あの子は・・・・・・どう死んだんだ。」

そんな悲壮な言葉と思い起こされる状況に思わず顔を顰めてしまう私である。

どうやって死んだ。

骨と肉の噛み切られた音を彼女の半身を飲み込まれた音を思い出す。

彼女の最期の言葉を思い出す。



思わず目を見開く、

少女の瞳を見つめる。

その赤の瞳を見ながら私は答えた。



「私を助けて、死んだ。」



「・・・・・・そう。」

少女は答えない、ただこう呟いた。




「兄ちゃん、何も出来なかったな、恣意。」


「え?」

驚きそのものの発言に思わず間抜けな声が私の口から出た。

思わず、目を丸くする。

男の膝の上で。


友達の兄の膝枕で



「え」

少女は少年だったのだ。

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