トヤさん、山形に行く
トヤさんは山形に来ました。
コンビニに入ってパンを選ぶトヤさん。
棚を挟んで向こう側からトヤさんの声がする。
「メロンパンとクリームパンとチョコレートのパンともう一個のチョコのパンとフレンチトーストっぽいもんとどっちがいいと思う?」
どっちとは二者択一である。
何と何を比較しているのだろうか。
「そう言えば、サンライズとメロンパンって何が違うんや?それにメロンパンは見た目からメロンパン!って感じがするけど、なんでこれがサンライズなんや?」
特に質問の答えを期待していた訳ではないようで、さらに質問をかぶせてくる。
どうでもいい問題だと思う。
「さあ、なんでだろうね?」
サクッと流す。
「あっ!分かったで。きっとこういうことや。サンライズ!!」
棚の上にトヤさんに掲げられたメロンパンが姿を現す。
メロンパンはトヤさんに掲げられたまま、放物線を描く。
「サンライズ、だうん!」
メロンパンは姿を消した。
「なっ!」
『なっ!』とか言われてもさっぱり分からない。
しかし、トヤさんは問題を自己完結したようで、満足そうだ。
放っておく。
「サンライズ!」
・・・
トヤさん、それクリームパン。