第21考.日本人は宇宙人
SF好きなんですけど。
まだ、王道をちゃんと、鑑たり読んだりしてないや。
※noteにも転載しております。
「宇宙人」ということばが、好きではありません。
「異星人」ではないのか?
あるいは、どこぞの惑星にも属していなく。宇宙空間に生身で浮いて生活していたり、宇宙船やステーションのなかでくらしている者たちをそう呼ぶならわかります。
でも、ふつうのイメージは、ほかの惑星から来た生命体。
だったら「異星人」ですよ。
「宇宙人」——そのことばを使いたいなら、ひとつ条件があります。
「地球人」の対立概念にしないことです。
だって、地球は宇宙の一部ですよね。
だったら「地球人」も「宇宙人」の一種だ。
さっきの例のように、
○惑星に属して生きるもの
=「地球人」「異星人」
○惑星に属さず、宇宙空間に生身で生活していたり、宇宙船や宇宙ステーションで生活しているもの
= 「宇宙」
というふうに
☆惑星 ⇔ 宇宙空間
よって
☆「地球人」「異星人」⇔「宇宙人」
とするなら、わかりますけど。
☆「地球人」⇔「宇宙人」(ふくむ「異星人」)
だと
☆「地球」⇔「宇宙」(=.地球外すべて)
に、なりますよね。
ほら、地球が宇宙の一部じゃないみたいになりませんか?
それがどれだけ不自然なことか?
ぴんとこなけれは、別の例と比べてみましょう。
○「地球人」→●「日本人」
○「異星人」→●「外国人」
○「宇宙人」→●「地球人」
にするのです。
●日本は地球の一部なので、「日本人」は「地球人」です。
○地球は宇宙の一部なので「地球人」も「宇宙人」のはず!
なのに
●「日本人」⇔「外国人」
○「地球人」⇔「異星人」
なので
○「異星人」=「宇宙人」⇔「地球人」なら
●「外国人」=「地球人」⇔「日本人」となってしまう!
「日本人」は「地球人」でなくなってしまうのですよ!
そこで、われわれはふたつのうち、ひとつの決断を迫られます。
①「日本人」が「地球人」であるために、「地球人」も「宇宙人」であると認める
②「地球人」も「宇宙人」であるとは認めたくないので、「日本人」が「地球人」であることを諦める
さあ、あなたはどちらを選びますか?
あれ?
②の場合って。
「地球人」ではないものすべてを「宇宙人」とするなら。
「日本人」は「地球人」ではないのだから、むしろ「宇宙人」になってしまうのでは!?
①の場合は
「日本人」は「地球人」の一部で、さらに「宇宙人」の一部。
やっぱり「日本人」は「宇宙人」なのです。
☆★☆「日本人」は「宇宙人」だ!!!★☆★
スペースオペラも好きです!




