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プロローグ 転移とはじまり

おはようございます。暇つぶしで書いてみました。ほとんど更新できないかもですが。主人公のサイコパスぶりと暴れぶりに注目!バキバキと敵を瞬殺します。よろしくどうぞ。

「ここは、どこだ。」目がさめると、広く明るい大聖堂のようなところが視界に見える。

「オレは、確かいつもの路地裏にいて、そしたら急に痛みが背中に、そうだオレは刺されたんだ。なんとか耐えてそいつを殴り殺したんだが、その後意識が途絶えて。」そう、オレは死んだんだ。誰かに刺されて。

この世界に未練があった訳じゃない。いつものように誰かを殴り、殴られの喧嘩の日々。

「よくよく思えば、これで良かったのかもな。」オレはふと黄昏るように呟く。別に家族がいる訳じゃない。まぁ、姉は一人いるが。こうやって、毎日永遠に続く戦いの喧嘩の日々に飽き飽きとしてたところだ。

そうやってボウッとしてると、目の前に神々しい光とオーラを纏った金髪色の女が。いつのまに。

「目が覚めましたか。阿増(あまし) (さとる)さん。」その女がオレに向けて喋りかける。

「なんだ、貴様は。」オレは敵に向けて話すように返す。オレは基本、周りの人間を一切信用してないし、他人は全て敵だと思ってる。喧嘩の毎日で常にオレは相手を、お前か貴様で呼ぶ。馴れ馴れしいやつや命令する奴はもってのほかで潰してきた。そんなわけでオレは偉そうにかつ敵に向けて話す。「私は女神ジェリーンです。貴方は地球で死に、こちらの神界に一時的に魂と体を送られてきました。」と、自身をジェリーンという女、女神らしいが語る。「フン、そうか。やはりオレは死んだのか。」「はい、そして貴方には選択が与えられます。このまま魂を滅して地獄に行くか、それとも転生して別の異世界へと向かうかの選択が。本来は天国か、成仏か、転生のどれかですが、貴方は現世地球でたくさんの人を理由はどうあれ殺しました。なので成仏、天国は不可能。貴方には地獄か転生のどちらかしかないのです。」女神は語る。フン、まぁオレはたくさんの人を確かに殺してきた。オレも殺されかけたりもした。ならば別に理由はどうでもいい。「フン、地獄か。転生ねぇ。...くだらん。」オレはつまらんように言う。「貴様が女神かどこの誰かは知らん。だが、オレは他人に命令されるのは虫唾が走るんだ。」オレは言う。「オレは転生などに、興味はない。死ぬというなら地獄だろうと望むところだ。オレはいい加減この腐った毎日に飽き飽きしてたからなぁ。」オレは鋭く目つきと憎悪を向けて話す。女神とやらは黙って聞いている。ちなみにこの女神自称とやらは、見た目は20代身長165から70cmほど、金髪ロングに色白、ほどよい大きさの胸に白いローブみたいなのを着てる。タイミングずれたが、オレは阿増智。25歳男。金髪に首にチョーカーつけてる。自分で言うのもなんだが不良のチンピラだ。背は187cmの長身だ。目つきも悪い。話しずれたが戻そう。「女神とか言ったな、貴様。そんなことはどうでもいい。さっさとオレを地獄に送れ。」「いいのですか。地獄は常に永遠の苦しみと苦痛が待っています。貴方の魂は消えることなく死ぬより辛い毎日が続きますよ。」フン。

「それよりも転生ならば、貴方はきっと輝ける。貴方の魂の中には戦い、殺し合いを望んでいる。私にはみえています。死にたいのいいながらも、貴方は血を真の戦いを欲しているのが。」オレの心を見透かすようにこの女は言う。この女、知っている!理解している。フン、どうやらまんざら女神というのも嘘ではないらしいな。「フン、貴様はどうやら嘘や宗教団体の狂ったことをぬかしているようではないな。フン、貴様の言う転生とやらか。まぁ、いいだろう。言いなりになるのは尺だが、貴様の言うことを飲んでやる。」

女神は微笑み「ありがとうございます。では、転生の準備と説明をさせていただきます。」「フン、さっさとしろ。」「はい。まず、転生というのは貴方の現世で死んだ魂を別の世界で新しく体の器を用意し、その器に魂を入れ一から人生をやり直す。ということです。」まぁ、なんとなくは理解していたがな。オレは黙って聞く。「そして阿増さんには、こちらの異世界エヴァーティリアで転生してもらいます。転生の際にスキルやジョブ、魔法の能力をランダムで付与します。人によって様々で、当たり外れのあるものです。」オレは我慢できなくなり話しを遮る。「おい、説明はいい。さっさとオレを異世界とか送らせろ。貴様のいうなら血が騒ぐ。」「はい。分かりました。それでは阿増さん。いってらっしゃいませ。素晴らしい人生に。」すると女神の左手が輝く。光が出てオレの体をつつむ。気づくとオレは見知らぬ草原にいた。

あたり一面草だな。人の気配がしない。とりあえずよく聞くのは、ステータスオープンだよな。なんとなく知ってる。よし。「ステータスオープン!!このオレに力の根源を提示せよ!」オレは叫ぶ。こう見えて厨二病だった時期もある。オレは無性にワクワクしていた。いつ以来だろうか。こんなに体のそこから楽しいと感じたのは。すると、オレの視界にウィンドウが表示される。これがオレのステータスなのだろう。見てみると、


名前:阿増 智

性別:男

年齢:25歳

レベル:1

職業:戦凶鬼

スキル:強欲なる戦気 ほとばしる執念 血の乾き

ステータス:

HP:6666660

力:66666

防:42600

速:72410

器用:58921

MP:7872100

性格:凶暴 戦闘狂


と表示されていた。「なんだこれはー!!!」オレは人生で一番大きく叫んだ。そもそも転生じゃないのか。見た感じ年齢や名前、服も元のままだし、これはいわゆる転移とかのやつじゃないのか。女神は間違ったのか。まぁ、いい。レベルは1だがステータスはどうなってる。高すぎるな。いちいち気にしてられないが。何はともあれ楽しくなりそうだ。その後、ウィンドウ閉じて歩いていると凄まじい殺気が前方から。

ムッ!オレは集中して前方を見る。すると大きなクモのような怪物、いわゆるモンスターが姿をあらわす。

「ほぉ、早速か。」オレは動じなかった。死と隣り合わせなのはいつものことだし、オレは鍛えられてる。

モンスターが叫び口から糸を吐く。オレはそれを避けずに腕で受ける。糸は腕に絡まりつく。モンスターは喜んでいる。「フン、この程度か。様子見に受けてみたが痛みをまるで感じん。いつもの喧嘩のほうがまだ痛みとスリルがあるぜ。」フン!オレは余裕で力を軽く入れ糸をちぎる。モンスターは焦る。だが、オレは容赦しない。そのまま飛び込んでドロップキックをモンスターの顔に食らわす。モンスターは吹き飛び絶命する。魔力石?に姿を変える。オレは身なり整えてからその魔力石?に近づき拾う。「まさかの一撃とはな。弱すぎる。こんなんじゃオレを満足できないぜ。とりあえず軽めにやってみたがな。まぁいい、おそらくこいつがよくある魔力石みたいなやつだろ。もらっていこう。」どうやらオレはかなり強いみたいだ。さっきのモンスターがどれほどかは知らんが。特に喜びもなく進む。その後、何体かモンスターでだがパンチや蹴りのワンパンで倒し魔力石拾う。倒して歩き続けるたびにいつのまにかレベルが20になってた。時間も夜になってる。なので野宿する、当然のように。オレはいつも廃墟見つけ寝てたからな、もう慣れてる。

なんの躊躇なくぐっすり寝る。そうそう姉がいるといったが姉も両親死んだ後に殺人犯に殺された。オレはなんの感情も湧かなかった。両親たちが死んだのは弱いせいだと。力がなかったからだと。考えていたからだ。オレは孤独だった。もう慣れたが。懐かしい考えの中オレは眠る。そうして次の日の朝目が覚めまた前に進む。オレには後退はない、迷って止まる道もない。ただ全速前進あるのみだ。モンスターを倒し歩き続ける中、8日が経った。不思議と腹が減ったり疲れがなかったから歩き続けた。8日というのは夜が8回来たからだ。ちなみにほとんど寝てない。睡眠欲も食欲もなぜか湧かなかったからだ。ちなみに今はレベルが62ある。当然ステータスもかなりアップしている。

スキルも色々身につけた。そんなわけでやっと転生?か転移してから9日目でやっと前方に村が見えた。小さな村だ。オレは遠慮なく村に入る。草の木や葉っぱで作った簡易的な村で広くはない。男がいたので話しかける。「そこの貴様、この村はどこだ?」オレは高圧的に尋ねる。男は一瞬戸惑ったあと答える。「ここはベリルの村。アナキティア王国の管轄で加護を受けてる小さな村ですよ。」オレは聞くと返事もなしに歩く。そして日が暮れてるのでとりあえず休む。疲れてはいないが。適当に休むか。寝る。次の朝、目が覚め軽く全体見る。女見つけ聞く。「おい女、貴様はこの村から一番近くの町を教えろ。」女は焦りながらも答える。「一番近くの町でしたら、ここから東へ200km行った先にあるナイアトの町があります。そこなら色々商売も繁盛してますので。」「そうか、だが200kmか、遠いな。貴様たちは歩いていくのか?」「いえ、私たちは必ずこの村から出るときはシャルクスに乗って移動します。」「シャルクス?」「はい。シャルクスは私たちの村の守り神のような存在で、王国の加護受けた飛竜です。私たち村人の命令を聞くモンスターです。」「ほぉ、飛竜か。面白い。フフフ。その飛竜はどこにいる?」

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