アイツは永遠に輝いていそうな気がする
この話は僕、イリュージョンキーコが
小学六年生の時に体験した初恋の話で
ノンフィクションになってます。
団体名、個人名などは事実上一切関係ありません。
あれは桜が行き交う四月の話だった。
小学校生活最後を普通に何事もなく
過ごそうとしていた。
こんな事を思ってる人間にもやはり
幸せな事と不幸な事があるものだ。
僕は初めて恋をした。
クラス替えをして初めてアイツと会った。
僕の斜め前の席にアイツは座っていた。
笑顔が素敵、面白い、そしてカッコイイ。
それが第一印象だった。
アイツの名前は
「鈴木賢汰│(すずき けんた)」
周りの友達には「すずけん」と呼ばれていて
お笑いとアニメが大好きな
何処でもいそうな男子だ。
友達はすぐに賢汰と喋ったけど
僕が初めて喋れたのはクラス替えを
してから2週間後ぐらいのとこだった。
緊張して顔を見て話すことも出来なかった
「おめぇの名前なんて言うんだ?」
僕は一生懸命に
「僕の名前は加藤玲麻│(かとう りま)
だよ」
と答えた
「おめぇ、自分のこと『僕』って言うのか?」
「そうだよ」
「なんか変わってんな」
「そうかな?」
賢汰は笑った。
「なんかおめぇと仲良く出来そうだな!
おらっちと仲良くしてくれねーか?」
「おらっちって何?」
僕と賢汰は思わず笑ってしまった。
こんな会話の一つや二つが
架け替えの無いものになるなど
この時は思ってはいなかっただろう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
楽しんでいただけてましたか?
初めて小説書いたんですけど
文を書くのはあまり得意では無かったです(笑)
でも自分なりに頑張りました(笑)
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