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幼女救出

遅くなりました。バカみたいに遅くなりました。

言い訳ではありますが、高校受験でした。

先日受かりました。死ぬほど嬉しかったです。

待っていた人←いるかわかりませんが  お待たせしました。

どうぞ!!


どうしてこうなった。



ありきたりの始まり方で読者の皆にはすまないと思っているが許してほしい。

何故ならば

「ねぇ!お兄ちゃんおんぶ!」

楽しそうに俺に話しかける女の子がいるのだから……

「ねぇ、お兄ちゃんってばぁ」

「やだ、疲れる」

「おんぶ」

「やだ」

「おんぶ」

「疲れる」

「ねーえー」

「やりません」



「………うぅ~、おんぶおんぶおんぶおんぶおんぶおんぶおんぶおんぶおんぶおんぶおんぶおんぶおんぶぅ!!!!!!」

「ちょっ!?静かに!!静かにしないと」

「「「グォォォォォォ!!」」」

「ほら、いわんこっちゃないぃぃ!!」

俺はその女の子を脇に抱えてて蘇生者(ゾンビ)が遅いことも忘れて走り出した

「あはははは!!はやい、はやーい!!」


もう一度言わせて欲しい。

「どうしてこうなったああああああ!!!!???。」


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


家を出た俺は、妹の通っている蒼漠(そうばく)中学校に行く事にした外に出て開口一番

「さむっ」

と透は呟いた。

ちなみに今は冬だ

「まだゾンビには当たって無いけど、やっぱ一人だと不安だな」


まだ誰か家に隠れてたりしてないか探して見るか


「どの家に入ろうかな、天の神様の言う通りっとぉ」

はい、右の三番目の家に決めたぜ


家の中に入ると…

ゾンビが2体いた。


はい!ハズレェェェェェ!!………ん?

「…あり?まだ気づいてない…」

ということで1体を後ろから

    バン!!

ヘッドショットで倒し、

「ヴォウ?」

気づいた2体目が振り返る前に接近し銃口をゾンビの頭にあて

「グルォッ!?」

引き金を引いた

「Good night!!」

パァン!!



「……………………………」



「………やっべぇ、今の俺メッチャカッケェ!!」 Good nightとか超良い決め台詞じゃん!!

銃口を頭に当てて撃つとかまじカッケェじゃん!!!!

ヒャッホォォォォ!!

さっすがオレェ!!

という原因不明の謎のテンション・ハイパーUPは5分の時間をかけてやっと治まった

「うむ、人を探さねばならぬでござりますな。」

まだ少しテンションが高いまま人の捜索を開始する

家の中を回っているうちにこの家の持ち主がわかった娘一人に両親の二人の三人家族で

なんと父親が軍の関係者のようだ。

父親の死体は無いので、まだ生きているか、他で死んでいるかだ。

母親の方は………俺が撃った2体目の女の(ゾンビ)がそうだったのだろう娘がまだ見つかって無いので、二階を探してみることにする

「おっ、子供部屋。」

会談を上がって二階の真ん前に、子供部屋を見つけたゆっくりと扉を開けて中に入る。

「誰かいるかー?」 見たところ人はいないが、呼び掛けてみる

「いたら返事してくれー」ファサ

「ん?」

足下の何かを踏んづけ、下を見るとそこには

偉大なる白き逆三角形の布があった

おそらくこの家の女の子のものだろう



突然だが、俺はロリコンではない。だから興奮はしない…だが俺は……

「変態〇面ー」

それを顔に(まと)った。

ロリコンではないが、男なら一度はやりたくなるものだ。……と思う

「…………何か強くなれた気がする」


ガタッ! 「……っ!?」

物音がして俺は銃を抜く

部屋を見回すと

ガタッガタガタ

「クローゼットから音がするな」

銃を構え

バタッ!!

勢いよくクローゼットを開け、銃をかまえた。

中には


ガタガタガタガタガタガタ

恐怖で凄く震えている8歳くらいの女の子がいた。

「……たけし?」

今、俺の頭の中にはブルーベリー色の奴と鬼ごっこをする。超有名ホラーゲームのビビり野郎を思い出した

俺の声に反応しその娘が、顔を上げると

「大丈b「キャアアアアア」

突然、悲鳴を上げて 「ちょっ、痛っ!」

殴りかかってきて

「キャアアアアアアァァ…ァ…ァ………」 パタッ

倒れた。そして

「……スゥ………スゥ…ン…」 俺が来る前に余程精神を疲弊(ひへい)させたのか眠ってしまっている

「何で急に殴ってきたんだろうな?」

顔が怖いのかな?と思い

顔に手を当てると

「あっ……かぶったままだ。」

変〇仮面のままだった。

「成る程、そりゃ殴られるわ。」

そして透は眠ってしまった女の子を持ち上げ

「とりあえずベッドに寝かせとくか」




女の子が目をさましたのは夕焼け空が暗くなってきた午後5時半の事だった。

「………ン………ンニュウ…」

フワァと小さくアクビをして眠そうな目で辺りを見回し俺を見つけると

「おはょうごじゃます。」と言った。

「おはよう」

「お兄ちゃんは?」

「俺の名前は水原透、君の名前は?」

「……夜波リノ、……8才です」

名前は実は知っていた。 この子が寝ている間にこの部屋の机を探ったら、色々と書類が出てきてそこに名前などが記入してあった

夜波《よるなみ》理乃

八才

私立蒼漠(そうばく)小学校 2年三組所属

などなど

まぁ、たいして役には立たなかったが

「ご飯ができてるよ、一緒に食べよう」

そう言い俺はオムライスを机に置いた

飯はこの子が寝ている間に作った

どうせなら一階で食べたかったが

死んだゾンビの死骸が有るなかでは食べたくないと思うから一階で作って、二階に持ってきた

「…ん、いただきます。」 「いただきます。」

俺も自分のオムライスを食べ始める

「美味しいっ!」

「おっ!そりゃ良かった」

ニート生活の中でお料理系のゲームもクリアした、俺に作れない料理はない!

それより警戒心が無さすぎじゃないだろうか?

お兄さんは将来、君が悪い人に連れていかれないか心配よ。

「ねぇ、お兄ちゃん」

「ん?何だ?」

「……お父さんとお母さんは?」不安そうな顔で聞いてくる

「…………。お父さんは多分仕事場にいると思うよ」

「お母さんは?」

「お母さんは………お父さんの所に先に言ったよ」

嘘だ。この子の母親は蘇生者(ゾンビ)になり、俺が撃った

「今、外は怖いお化けがたくさんいるんだ。」

「うん、知ってる。お母さんが隠れてろって。」

「そっか………これから俺は、蒼漠中学校まで行くんだ。君もそこまで送るよ」「ん、わかった!」

明るく理乃は笑った


*

「じゃあ、行こうか」 「うん。あ!待ってて、お兄ちゃん。」

何かを思い出したのか、理乃は家の押し入れに向かっっていった。

トタタタタ

理乃が走って戻ってくると

「はい、お兄ちゃんコレ!」

ジャキッ!!


「…………ナニコレ?」

「お父さんが隠してたの!」

「へ、へぇー」

「もしもの ときの しょっとがん と しゅりゅーだん だって!」

「……………………………」


『トオルはショットガンと手榴弾を手に入れた』

テレレッテレー


……リオちゃんのお父さん、これ大丈夫なんでしょうか?

自宅に火器持ち込みって軍法会議の臭いがプンプンするんですけど、許可取っているんでしょうか?


「………まぁ、そんな事今は言ってられないか。確か使い方は……こうか」

俺はショットガンの弾詰めをして使い方を確認した。弾は箱詰めで三十発、結構な数だが無駄遣いはあまりしたくない。


「よし、じゃあ行こうか」

「うん!!お兄ちゃん!!」





◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


………という訳である。

「うおおおぉぉぉぉぉ!!逃げろぉぉぉぉ」


いや、ホント何でこんなになつかれたんだろうね?

まぁ、小さい子は嫌いじゃないけど


それにこれの原因は俺が作ったようなもんだからな。せめての罪滅ぼしでもある


「お兄ちゃん、お兄ちゃん。」

「んーーーーーー!?、どうしたぁのぉ!?リノちゃあん!?」




「オバケもう全然いないよ?」




「へ?」

立ち止まり後ろを振り返ってみると、リノちゃんの言う通りゾンビは一匹もいなかった。


「あぁ、そう言えばノーマルは遅いんだった。」


思い出して安堵した透は、満足した様子の利乃を下に下ろし


「ハア、まぁ中学校に向かって逃げたから、戻る必要もないからよかったけどね。」


「じゃあ、行こうお兄ちゃん!!」

「そうだね」

銃って正式名称とかって入れたほうがいいんですかね?

私は、銃にあまり詳しくはないのですが、少し気にしてます。

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