表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

私の好きな人はトラックの運ちゃん~トラック転生の裏側~

作者: シェリエ

私の好きな人、田中洋さんはトラックの運転手をしています。この前飛び出してきた無職のおじさんを轢いてしまったそうです。

ご遺族の方から会社を訴えられて、会社の中での洋さんの立場も危ういものになってしまったらしいです。


そんななか、私の頭に声が響きました。


『お主が死んでしまったのはわしの部下の神のミスなんじゃ。書類に珈琲をこぼしてしまってのぉ。お詫びと言ってはなんじゃが、チートを与えて異世界に転生させてやろう。』


この言葉を聞いて私の疲れた心にエンジンが着きました。

この自称神に復讐してやろう。そう心に誓いました。

予想外の死者を大量に出してやろう。

私はただタイミングを待ちました。


事故から最初の休日、私は渋谷のスクランブル交差点にいました。

休日ということもあり人もたくさんいます。これからやることに罪悪感を感じながらも必死に心を無にします。

信号が青になり人が次々と歩きだしました。

私はそこに走って行き手当たり次第人を傷つけました。

パトカーのサイレンが近づきますが私はひたすら人を傷つけていきました。

警察の人が私の元に来たあたりで体から力が抜けていき心のエンジンは回転数が落ちてついには止まってしまいました。


私が止まると人々は次々と安堵のため息を漏らしました。

私は人影のない場所へと連れ去られてしまいました。






本日未明渋谷のスクランブル交差点でトラックを使っての無差別殺人事件が発生しました。

死亡者11人、負傷者は8人

トラックには人が乗っておらずどのように動いていたかは不明です。

なお、エンジンが切れて止まったと見られています。

またこのトラックは3日前、人身事故を起こしており工場にて修理をしていたとのことです。


最後のニュース的なのは少し適当です

すみません

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ