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図書室3


++ ルキウス ++++++++


 ルキシャ、いやルキウスは思った。


 偶然カディラに会えた!

 今日は公式な行事も『雷帝』の魔力測定も無い。

 公国の護衛も廊下に控えているし、何より今、図書室には少人数だけしかいない。

 あとでカディラと話をする約束も得た。

 カディラに自分のことを正直に話すのだ。


 サラナーム君主とは未だに話をすることが出来ていない。

 でもカディラに先に伝える方が良いようにも思えてきた。

 カディラに自分は本当はルキウスなのだと知ってもらいたい。

 カディラはどう思うだろう。……軽蔑するか。


 あああああ!

 女だと偽って二回もカディラを抱きしめてしまった。

 気持ち悪いと思われるかもしれない。

 

 俺は今回いろいろ失敗したが、あれが一番問題が大きい気が今更してきた。

 しかも抱きしめたときのカディラの感触をあとから何度も反芻してしまうのだ。

 煩悩が恐ろしい。




++ カディラ ++++++++


 カディラは思った。


 偶然ルーナ様に会えた!

 もう運命みたい!

 いやいや、はしゃぎ過ぎない。

 ルーナ様に迷惑を掛けないようにしよう。


 ルーナ様の近くにいても恥ずかしくない自分になりたいのだ。

 ルーナ様に嫌われたくない。

 ルーナ様におかしな気遣いをさせたくない。

 ルーナ様とは親愛の情で結ばれた関係を築くのだ。

 自分の煩悩は……とりあえず、考えないようにしよう。

 じゃなくて!


 自分が今まとめている雷の魔術の論文に碧の貴石のことも記している。

 できればルーナ様の碧の瞳のことも書き入れたいので、記載しても良いか聞いてみようと思っている。


 お許しいただけるといいなあ。

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