表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
─運命の旅路─  作者: 夢乃
第二部 大アルカナ編:アルカナの導き
6/82

第六章 信仰の教え ― 5 教皇(The Hierophant)

 石の階段を登った先に、小さな聖堂があった。扉の前に佇んでいたのは、白銀の法衣をまとう老いた司祭だった。


 「私はセリオン。教えを紡ぎ、人々を導く者」


 聖堂の中には、信徒と思しき人々が静かに祈っていた。香の香りが空気を包み、厳粛な空気が流れている。


 「知ること、信じること、そのどちらが先か――君はどう思う?」


 レオは少し考えてから答える。


 「信じることができなければ、何を知っても意味がない気がする」


 セリオンは静かに頷いた。


 「信じるということは、光を見出すということだ。迷ったとき、その光を見失わないようにな」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ