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98幕目 過去の自分の遺品
雨宮「……そういえば……アテーナは?」
アミ「しらない……けど、時々見るから、ここを離れたのかな」
雨宮「そっか……少し寂しいけど、そいつの判断なら正しいのかな」
アミ「なんだよその一周回った綺麗なお前は」
雨宮「……その言い方無いでしょ」
アミ「…そっか、じゃぁ、これからどうするんだ?」
雨宮「……私たちは前に進み続けないと駄目なんだよね……」
アミ「いいや、過去に戻ってもいいんだよ?」
雨宮「……過去か」
そういえば、あいつら、置いて行くことになるな。
雨宮「……連れてくるか」
そして私は過去に残してきた、あいつらを拾いに行くことにした。
雨宮「まず、一からだな」
そして私は時空のドアを開けた。




