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97幕目 地面
そして目を覚ました場所は……月だった。
雨宮「いってぇ……みんなは……どこなんだ」
見渡してもいなかった。
雨宮「……そっか、私はこいつを倒して……私もぶっ倒れたんだ」
そこには、私がいた。
雨宮「……何で手をつないでるんだ…」
そして私はそいつのそばにいた。
雨宮「……いつ私の人格は狂い始めたんだろうな」
……なんで私が私の事を考えてるんだ
雨宮「……ごめんな……私」
そして私は彼女のローブを、とった。
雨宮「あなたの意思を、私は継ぐから……だから、見ていてね、私」
そして私は船につながるドアを開けた。
雨宮「……いつものの船だ」
アミ「おかえり……」
雨宮「ああ、ただいま」




