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94幕目 黒電話
雨宮「……電話か……誰かいるんだ」
その電話は内線用だった、だったら誰がかけてきてるのか、わかるはず……
雨宮「もしもし?」
出てみたが、砂嵐の音が凄かった。
雨宮「あれっ……なんだ?」
すると、不気味な声でこう話しかけてきた。
????「時空は 歪んだ 戻れない」
雨宮「もしもし?」
そして砂嵐が鳴り終わった。
雨宮「もう何なんだ……力は出せないし……どうしてなんだ」
すると、船前方から衝撃が起こった。
雨宮「なんだ!?!?」
その衝撃の後、ズリズリと、なにかがこすれる音が部屋中に鳴りまくった。
雨宮「……墜落してるのか!?」
そして衝撃が一旦収まった後、私は外に出た。




