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92幕目 気力

……雨宮は気力で立っていた、なんだろう、あんな力は、私にもわからない。もしも神がいるんだったら、彼が彼女を生かしたのだろうか。

アテーナ「まぁ、私が神だけど、あんなの、できないもの」

まぁ、今は寝てるけど、本当によくやった、その後は私の仕事だ。

アテーナ「……彼女たちと同じ道に向かってもいいけど、私は私にしか務まらない仕事があるもの、ほっぽり出して、何がいいんだ」

そして私は元居た場所に帰っていった。


リカルダ「ねぇ?ユリア?最近アテーナ見ないね」

ユリア「確かに、どこに行ったんだろう」

リカルダ「……もしかしてだけど、もう帰ったとか?」

ユリア「あり得るね……」

リカルダ「そういえば、私たちはどうするの?これからの事……」

ユリア「リカルダ……もう決めたよ……私は彼女たちと行く」

リカルダ「そうか……ユリア……なら私も」


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