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80幕目 技の粘土
雨宮「そういえば、私の技って、本当に自由性があるね」
アテーナ「そうですね……圧縮してましたし……」
雨宮「……もし、圧力がブラックホール並みだったら、物が遅くなるのでは…?」
アテーナ「つまり、攻撃速度が遅くなると」
雨宮「そうだ、たぶん」
もし、その通りになると、無敵バリアが出来上がるな。
雨宮「よし、物は試しだ、なにか技を私に繰り出してこい」
そして私は空間を私の周りにまとわせた。
雨宮「この空間を……圧縮する……極限まで!」
そして技は私を貫いた。
雨宮「なんでだよ……」
アテーナ「だいじょうぶ、肩だから」
雨宮「…今度は圧力をなくして、逆に薄くするか……」
そして私はもう一回で、空間を薄くした、そして、物がゆっくり動いた。




