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8幕目 溶接
雨宮「…これでいいんだよね?」
アミ「ああ、これを、この通りにせっけいする!」
その図面は、とてつもなく、そしてしっかりとした作りだった。
アミ「……その他の素材はミスティが持ってきてくれる」
雨宮「こき使ってるんだな…」
アミ「ああ、あんなことするためにいるんじゃないって程に助かる」
雨宮「あ、それ、本人の目の前で言ったらどうなると思ってる?」
アミ「どうだろう」
雨宮「消されちゃうよ?」
ミスティ「そんなことしないよぉ」
雨宮「いつの間に…」
アミ「ピニャァァァ」
雨宮「……おびえてどっか行った…」
アミ「大丈夫だよね…?」
ミスティ「ああ、大丈夫だ」
そして溶接をせっせことしていった。