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47幕目 空中
雨宮「しっかし、ここには酸素はないんでしょ?」
瞑「そうですね……どうやって息してるんですか、新手の生物ですか」
雨宮「いいや、コードで一時的に酸素なしでも活動できるようにしてる」
そして私たちはジャンプしながら探した。
雨宮「いないねぇ……そっちは?」
瞑「いいや、こっちも」
雨宮「……」
狼煙を上げるのはいいんだけどな…上がるのか…
雨宮「いいや、あげちゃえ!」
私は狼煙を上げた。
雨宮「すごいあがるのね」
そして私たちが向いている方向から狼煙が見えた。
雨宮「見えるのね」
瞑「行きましょ」
雨宮「何脚掴んで…」
瞑「せーのっと」
雨宮「ちょちょちょ!?」
そして私と瞑はその狼煙の方向にジャンプした。




