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112幕目 代償
惡喰「そういえば……きた理由、あるんだろ?」
雨宮「ああ、一緒に冒険をしないかってね」
惡喰「いいぜ、だがな……俺を倒してからいいな」
そして惡喰がこっちに突っ込んできた。
雨宮「急に戦闘始めんなよ……」
私は防御した、だがそいつの腕はすごい速度だった。
雨宮「すっげぇな、その腕」
その腕……掴まれたら噛み千切られそうだな。
雨宮「……破ッ!」
私は惡喰の腹に一発お見舞いしてやった。
惡喰「オバァァァァ」
惡喰はそのままの勢いで転がり、壁に激突した。
惡喰「ここまで成長してるとはね……いいだろう、行ってやろう」
雨宮「だいじょうぶ?いいところ入ったから……」
惡喰「ああ、大丈夫だ……」




