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112/116

112幕目 代償

惡喰「そういえば……きた理由、あるんだろ?」

雨宮「ああ、一緒に冒険をしないかってね」

惡喰「いいぜ、だがな……俺を倒してからいいな」

そして惡喰がこっちに突っ込んできた。

雨宮「急に戦闘始めんなよ……」

私は防御した、だがそいつの腕はすごい速度だった。

雨宮「すっげぇな、その腕」

その腕……掴まれたら噛み千切られそうだな。

雨宮「……破ッ!」

私は惡喰の腹に一発お見舞いしてやった。

惡喰「オバァァァァ」

惡喰はそのままの勢いで転がり、壁に激突した。

惡喰「ここまで成長してるとはね……いいだろう、行ってやろう」

雨宮「だいじょうぶ?いいところ入ったから……」

惡喰「ああ、大丈夫だ……」


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